すごいよ!とうほっ子2年生!「秋の遠足」
先週の金曜日は、待ちに待った遠足でした。遠足に向けて、実行委員会で集まったり、3クラスのまざった6人グループで集まったりして、準備をすすめてきました。
当日の朝、青空がのぞく遠足日和。集合時刻に全員で集まることが出来ました。実行委員が司会の『出発の会』を終えたら、いよいよ出発です。仙川駅から2回の乗り換えを経て、多摩動物公園に到着しました。

前半はみはらし広場に向かって、クラスごとでのぼりました。途中で、フクロウやワシ、コウノトリ、カンガルー、エミューなどに出会いました。子どもたちは目をきらきらさせて、動物を見ていました。コアラ館にも入って、うとうととユーカリの木で眠るコアラも見ました。
みはらし広場では実行委員の声掛けで6人グループごとに集まりました。『はじまりの会』では、「3・2・1ゴー」とみんなで掛け声をかけてから、それぞれのグループでお弁当を食べ、いよいよグループ活動に出発です。6人で昆虫ひろばを目指します。マップリーダーが地図を持ち、時計リーダーが腕時計をつけ、保健リーダーがばんそうこうを持って出発です。これも、「マップを首からかけていつでも確認できるといい」、「時間に遅れないか心配」・・・と、実行委員が考えて出したアイデアがもとになって生まれた役割です。

出発時には「がんばってね!」と明るい笑顔で送り出しましたが、実は、担任団はそろって内心ドキドキ。2年生ならできる!と信じていましたが、全員無事に昆虫ひろばに時間内で来られるだろうか・・・迷子になって、到着できない子がいるのではないか・・・友達と大げんかをしてグループが分裂してしまうのではないか・・・。
そんな大人の心配をよそに、12グループとも迷子になることなく、集合時刻に間に合うようにゴールにたどり着いたのです。しかも、それぞれ見ようと決めた動物もほぼ見られていたとのこと。困ったことに、グループ活動の途中で雨まで降り始めたにもかかわらず、ちゃんと雨具を身に着けて昆虫ひろばに戻ってきました!中には道に迷いかけたグループや、実はけんかになっちゃった人たちもいたようでした。けれど、なんとか話しあったり声をかけあったりしてゴールしたようでした。たくさんの試行錯誤をしていたことを感じました。『おわりの会』ではたくさんの人が手を挙げて感想を話していました。

小学校に入学して4回目の遠足。はじめは、「喜多見ふれあい広場」まで歩くのが精いっぱいで、帰りは手を引いて学校まで戻ってきたのが思い出されます。それが、今は自分たちだけで地図や時計を見ながらゴールまで来られるなんて・・・。すごいよ!とうほっこ2年生!と成長が嬉しくなりました。