七頭舞道具作り

6年生で取り組んでいる七頭舞。

7つの道具を使って踊りますが(1人1種類担当)、これまでは基本の太刀の動きで練習してきました。

一通りの踊りを習得したところで、今度は自分のやりたい道具を選び、その道具を使って練習します。

道具には、リーダー役の先打ち、測量をして荒れ地を改良していく谷地払い、悪霊を追い払う薙刀・太刀、収穫したお米で餅をつく杵、豊作の喜びを表現する小鳥、みんなの労働をなぐさめる道化役ささらすりがあります。

道具が決まると、練習に一段と身が入ります。道具別に分かれてお互いに教え合う姿がありました。

 

それと同時に、道具作りにもとりかかり始めました。

木の板や竹の棒を使って、自分の道具を作っていきます。

テープを巻く作業のところでは、友だちと協力して作業する人や、1人黙々と作業する人、様々でした。

これからは自分の道具を使って、より一層練習に励んでいきたいところです。

 

 

願いを届けて 〔Ⅱ-242〕

テカテカに輝く。触らせてもらうとツルツルのおだんご(喜び、誇り)。土の中にどんなものがあるか興味深々(発見、感動)。

●若葉町交差点での安全を

若葉町の交差点(セブンイレブン、神代書店前)は、通勤されている方たち、都立神代高等学校の生徒、桐朋女子中学校高等学校の生徒、桐朋小学校の児童、桐朋幼稚園の園児ら大勢の人たちが利用しています。利用人数の多さに比べ、待機場所が狭く、交差点歩行時は右左折の車両が多く交わり、特に児童の視線からは、歩行者用信号機が見えづらいこともあり、危険な状況が続いてきました。その状況を改善したく、これまで何度も要望書を調布市長、調布警察署、調布市議会などに提出してきました。

昨年度も「調布市長・市議会議長 懇談資料」(PTA公費助成で話し合い、担当教員のまとめ。以下①~④など)を提出しました。①交通安全・通学路安全の見守りの要望[公立・私立の区別なく、調布市で学ぶ子どもたちの安全確保のための人員配置をお願いしたい。] ②市内の安全情報の速やかな共有 ③小田急バス、仙川駅入口バス停から神代書店までの歩道の整備と歩行者信号に対する標識の整備[島忠前、バス停からの歩行者、神代書店側から見た歩行者用信号機(写真を添付)。子どもたちの目線から見えにくいこともあり、状況の改善を要望] ④その他、市内通学路の危険個所について などです。

提出後に、③を中心に、あらためて都立神代高校校長、桐朋女子中高校長と話し合う機会をもちました。そして、調布市議会、調布市議会議長、副議長、調布市長に、直接、要望書を届けました。

●調布市長からの回答と、10月6日、歩行者用信号機の位置変更の工事

長友市長より回答をいただきました。③に関しては「仙川駅入口バス停から神代書店前の交差点までの歩道については、東京都道であり、現時点では拡幅の計画がないため拡幅は厳しいが、調布都市計画地区計画都市計画仙川駅周辺地区地区計画において、沿道の建物の建て替えの際には敷地境界から2mのセットバック(歩道上空地の設置)が定められていること」、「交差点の信号機の歩車分離と、子どもの目線から信号機が見づらい件については、市からも調布警察署に地元の要望としてお伝えしますが、桐朋学園からも要望することをお願いしました。その後、市は、7月14日に調布警察署交通課交通規制係と、桐朋学園PTAが今年1月に実施した調布警察署と合同で実施した交差点の実査の結果も含めて、協議を行いました。/その中で、調布警察署から、信号機の歩車分離への変更については、通学時間帯の赤信号での待ち人数から、歩車分離にした場合の待ち人数を想定すると、人溜まりが確保できず、かえって危険が予想されるため難しいとの見解が示されました。子ともの目線で信号機が見づらい件については、現地を確認し、改善できる内容であれば改善するとの回答を得ました。」ということでした。

それから、10月6日に歩行者信号機の位置変更の工事を行うという連絡をいただきました。立ち合い人として、調布警察より2名、調布市役所より2名、PTA両副会長、中村が参加しました。

工事は、歩行者用信号機を子どもの目線で少し見やすい位置に変更(歩行者用信号機を横棒の左側に移動し、横棒の高さを下げる。現時点では日程と予算からこの対応しかできないそう)するものでした。

これまでに要望してきたことが実を結び、少し変化しました。

工事終了後、警察、市役所の方と話し合い、さらに改善してほしいと伝えたことは、

●秋の交通安全週間(など)で、神代書店前交差点に警察の方に立ってほしい。●歩行者信号を見やすい場所に移動してほしい。

副会長は、朝の見守りをずっとしてくださって、子どもの危険な様子を具体的に、安全への願いを込めて改善点を話されていました。子どもたちの命を大切にしてくださる姿に感動しました。

その後すぐに、神代高校校長と桐朋女子中高校長とともに、改善点を話し合い、歩行者の安全を考えると、歩道(インターロッキング)へ設置することを要望する文書を作成し、調布警察署に渡しに行きました。

2021年度考査志願者のみなさま

提出書類のダウンロードを開始いたしました。

10月13日(火) 12時30分現在、
アクセス集中のため繋がりにくい状況です。
大変お手数ですが、少しお時間をあけてお試しいただくようお願いいたします。

なお、受考票や写真票のダウンロードができない場合は、マイページにログインし直していただくことで情報が更新されますので、お試しください。

桐朋小学校 教務

2021年度入学考査書類提出について

①本日正午より、マイページにて受験番号をご確認いただけます。

写真票と志望動機書1・2、それぞれに受験番号をご記入の上、指定方法にてご郵送ください。

10月20日(火)必着です。

 

②上記資料の到着後3日以内に受領確認のメールをお送りします。

大切なお知らせが記載されていますので必ず全てにお目通しください。

 

③10月19日(月)に、受考の際の注意点などを簡易書留にて発送いたします。

22日(木)までに未着の場合は、ご連絡ください。

 

桐朋小学校 教務

03-3300-2111(代)

スイミーの世界へ!~2年生の国語~

スイミーの世界にみんなで行ってみよう!!

「スイミーは、小さな赤い魚の兄弟たちと楽しく過ごしていた時、急に訪れた大きなマグロにその幸せを奪われてしまいました。その後、おもしろいものに出会って、少しずつ元気を取り戻したスイミーは、小さな赤い魚の兄弟たちに出会います。スイミーはその兄弟たちを説得し、ある名案をひらめきます。」
ほとんどの子どもが、このお話を知っていましたが、一度にすべての話を読むのではなく、少しずつ読み進める方法を取りました。そうすることで、
・子どもたち一人一人にその時のスイミーの気持ちになってほしい。
・お話の世界に入り込んでほしい。
と考えたからです。
子どもたちとは、場面ごとに、スイミーの気持ちを読み取ることを中心に話を読み進めていきました。また、スイミーがひらめいた名案がいかにすばらしいものかを文章や絵からだけで感じ取るのではなく、実際に魚の兄弟たちの気持ちになって作成することで、よりリアルに感じ取って欲しいと思い、スイミーと小さな赤い魚の兄弟たちの壁画を作りました。
小さい赤い魚の兄弟たちを1匹1匹、折り紙で作成しました。折り方で少し難しいところもありましたが、教え合って協力する姿がまさに小さな赤い魚の兄弟たちのようでした。

 

みんなで力を合わせて、無事完成!
作ったあとに子どもたちに感想を聞いてみました。
「スイミーになってる感じでできた。」
「出来上がったら、嬉しかった。」
「スイミーについて行ってる感じがした。」
「スイミーたちがいる海に入った感じがした。」
「スイミーたちになったみたい。」
「スイミーの兄弟を作るのが難しかった。」
「意外と早く終わった。」
「風格がある。」
「みんなで協力してできた。」
全員の感想を載せることができず残念ですが、一人一人が実際に作成したことで感じたことを表現してくれました。様々な学校で学習する「スイミー」ですが、今の世界を表しているのかなと思いました。コロナ禍で、様々な制限がある中での学校生活ですが、スイミーのように、前向きにアイディアを考え、うんと考え、時に落ち込み、みんなで協力する。これからも、こういった時間を子どもたちと一緒に楽しみたいと思っています。

運動会

先週は、子どもたちだけのミニ運動会がありました。

お天気もよく、少し暑いくらいでしたが、開催できたことがなによりでした。

今年の運動会では、このような状況のなかでもできることをやろう!と、各学年、身体接触がないような対抗競技を工夫して考えました。各学年の競技の様子を紹介します。

1年生は「修行の森」。二人組でハードルを越えたり大きな箱を積み上げたりするリレーです。箱を積むと自分の背より高くなり、背伸びをしながら一生懸命乗せる1年生の姿がかわいらしかったです。

2年生は「ピタゴラスイッチ」。少し小さめの大玉を、2人組で平均台の上を転がしたり跳び箱を超すように持ち上げたりと、2人の連携がとても重要な競技でした。平均台の上をきれいに玉が転がると歓声があがっていました。

3年生は「入れてかついでこりゃ大変!」。大きな袋を持って走っていき、算数の学習で使った砂袋を1袋ずつ入れて戻り次の人にバトンタッチ。袋に入れるのが意外と難しく、ドキドキしながら応援しました。

4年生は「ぴょんぴょんリレー」。ハードルをとんでくぐって、「縄跳びゾーン」では両足でぴょんぴょん跳びながら進みます。転ばないように、でも急いで跳ぶ4年生の一生懸命な表情が印象的でした。

5年生は「全員リレー」。これは毎年5年生が行う定番の競技です。一番重要になるのが「バトンパス」。ひたすらこの部分を練習してきた5年生。本番でもスムーズなバトンパスで、練習の成果が出ていました。

 

6年生は「旗取りしっぽとり」。例年行っている「旗取り」は身体接触が起きてしまうため、それを防ぐためにしっぽとりを組み合わせた新しい競技を子どもたちが考案しました。点数の高い旗をどう守るか、そしてどう取るか、というところを、相手のフォーメーションを見ながら何度も作戦会議をしてきました。本番は白熱した試合となり、やり切った表情をしている子が多かったことが印象的でした。

 

係の仕事も対抗競技も、いつもとは違うことだらけだった今年の運動会。それでも例年と同じように、もしかしたらそれ以上に、「みんなでつくる」運動会になったのではないでしょうか。

 

コロナ禍での運動会(10月3日)―2020年度、はじめての全校行事[Ⅱ-241]

 対抗競技開会式と1、2年生玉入れ

今年度の運動会は、授業時間の確保が難しく、取り組みに制限があり、できるか悩みました。都ガイドラインでは「12月までに実施予定の、児童等が学年を超えて一堂に集まって行う活動(文化祭、体育祭等)、宿泊を伴う行事や校外での活動は、延期又は中止する」(『新型コロナウイルス感染症対策と学校運営に関するガイドライン』)とありました。

桐朋小学校の運動会は、全校児童が目的や役割を担い協力してつくりあげます。楽しさや喜び、時にうまくいかない悔しさなども味わい、励まし合います。運動は苦手だけど好きという子もいるし、全校で集う活動は苦手な子もいて、理解し合い緩やかな関わりも必要です。異年齢の子ども同士が豊かに学び合う機会です。児童が様々な役割を担うことにより自覚的、自治的な力を身につけるなど大切な行事です。

ガイドラインのポイントには「学校行事の実施に当たっては、各学校の教育目標等の実現を図ることを基本とし、学校や地域の感染状況等を踏まえて3つの密(密閉・密集・密接)とならない計画の下での実施や、延期もしくは中止の判断を行うようにしてください」とあり、検討を重ねた結果、時間、空間、方法などを工夫して行うことにしました。

 6年生 旗取りしっぽとり

写真のように、開会式や競技など密を避け工夫して行いました。6年生では何をやるか意見を出し合い、候補の1つだったリレーは4年生が障害物リレーを行うことを知り譲ったそうです。最終的には「旗取りしっぽとり」(旗取りが多いのですが、今年はできません)に決めました。子どもたちは点数の高い2本の旗をどう守るか、どう取りに行くか、相手のフォーメーションから作戦を立てるなど、何度も話し合い、行動し、検証してルールも含めて自分たちでつくっていきました。それから、6年最後の競技ですぐしっぽを取られて終わるのは残念なので、復活のしっぽも用意することも。すごいです。

桐朋小学校では、コロナ感染症のために「できないことが多い状態をポジティブな発想力でチャンスにかえるという思考と発想力を大事に」取り組む1年にしています。運動会でもその思考と発想力を大事に試行錯誤して取り組みました。「密状態や身体接触、物の共有を避けて、どうしたら豊かに楽しく遊べるか、活動できるか、子どもたちと一緒に工夫とアイデアを出し合います。遊びや活動を豊かにつくっていく一年にしていきます。」

明日は運動会

この数日、 どの学年も中高の広いグラウンドでの練習を経験しました。

はじめて取り組む競技は実際の場所で動いて、はじめてわかることがあります。

3年生の種目は「入れて、かついで、こりゃ大変」。

小分けにした砂袋をひとつ取って布カバンに入れ、それをバトン代わりにします。

後ろの走者になるにつれカバンに砂袋がたまっていくので重さ大変そうですが、

実は、走りながらカバンの中にさっと砂袋をしまうことが難関のようです。

立ち止まって、慎重にしまう人。走りながらなんとか入れようとする人。

いろいろな様子がみられました。

 

4年生は「ぴょんぴょんリレー」。

ハードルをとび超えたり、くぐったりするリレーです。

縄跳びをしながら進むエリアもあります。

直接のタッチをせずに、次の走者がスタートする工夫があり、

みんながルールをよく理解して取り組んでいることが伝わってきました。

1、2年生の玉入れも、今回はあたらしいやり方です。

目の前を通過するかごを目がけて、ひとり2個の玉を投げ入れます。

かごを運ぶ先生たちの装備もなんだかおもしろいですね。

本番ではいくつ入るでしょうか?

 

さあ、明日はいよいよ運動会です。今夜は早寝してくださいね。

みんなで集える喜びをいっぱい感じながら、楽しい運動会を過ごしましょう。

全員リレーの練習

5年生は運動会対抗競技で「全員リレー」に取り組みます。

対抗競技係りを中心にチーム分けなどの準備をすすめています。

はじめて外で走ってみたこの日。

外に集まって、みんなでなにかをするだけでワクワクがとまりません。

やる気は満々ですが、バトンゾーンやコーナートップのルールをしっかり理解するのはとても難しい!

係りの呼び掛けで、時間ギリギリまでバトンの受け渡しをする姿が見られました。

練習期間は短いですが、これからどんな風に工夫されていくのか楽しみです。