5月27日の説明会は予定通り実施します

お申込みくださった皆様

5月27日(土)の小学校説明会はポロニアホールにて予定通り実施いたします。

本校正門より案内表示に従ってお進みください。

 

・早すぎるご到着はご遠慮ください

 受付①9:00  受付②10:40  受付③13:00

・受付票をプリントアウトしてご持参ください。

・風邪症状などがある方は、ご無理なさらないようお願いします。

・お一家庭2名様までとします。(未就園児は数えません)

・どうぞお楽な服装でお越しください。

・しぜんひろば見学をご希望の方は、土の部分があるためハイヒールはご遠慮ください。
※しぜんひろば内には入ることはできません。

・今年度版の資料(「知れば知るほど問いがうまれる」など)などの配布はお一家庭一部です。すでにお持ちの方(5/13の説明会にお越しいただいている方)はご持参ください。

・終了後、ミライコンパスマイページより、アンケートをご送信ください。

 

教務

「『その気』になって選んで変わる」 [Ⅱー346]

職員室の「学級通信」コーナーには、1~6年生14学級の通信が置いてあります。読むと、子どもたち、先生たちの気持ちや考えを知り、たのしくなったり、考えさせられます。

今回は、3年生の通信から「たのしかったドッチボール」「いけぽちゃしないでよかった」を紹介します。3年生は、小学校で初めてのクラス替えがあり、24名から36名へ変わりました。どんな気持ちでどのように過ごしているのか見守り、安心感や信頼感をもてるようにしたい(応答されることによる安心感や信頼感。エリクソン第1期*)と思います。

たのしかったドッチボール 3年生

ぼくはドッチボールがきらいでした。だけどきょう体いくでやってはじめて「ドッチボールっておもしろいんだなー」と思いました。きのうのドッチボールはまえやったドッチボールよりも、どんまいなどのこえかけがふえている気がしました。こんどやるときは、自分もこえかけができるようにどりょくします。それと、こんどやるときこそがんばってあい手がなげるボールをキャッチしてみることにします。

いけぽちゃしないでよかった 3年生

今日しぜんひろばのいけで、SちゃんとМちゃんとNちゃんが、(石とび)のお手本をみせてくれた。

ぼくは、びびったけど、おうえんをしてくれた。

そしてできた。

がんばって4回・5回くらいできた。

いけぽちゃしないでよかった。

4月、新たな環境で、新しい自分をつくろうとはりきっています。「はじめて「ドッチボールっておもしろいんだなー」と思いました」「びびったけど、おうえんをしてくれた。/そしてできた。」など、驚きや発見の中で、文化や友だちへの理解を深めています。考えてぴったり合うことばを探し、表現をしながら自分を成長させています。そのことを私たちは励ましていきたい。

子どもたちから、人はいつでもどこでも「選んで自らを創り出していく一瞬」がある、人は「『その気』になって選んで変わる」ことなど大切なことを教えられます。また、遊びや学びが、人や事物そのものに触れて学ぶ、人と人を結びつけていることも。

子どもたちにいまを大切に過ごしてほしい。子どもたちといまを大切に過ごしていきたい。

*エリク・H・エリクソンの思想。第1期「基本的信頼」の感覚が開花するような教育を。

広島から、世界中の平和を

本日より広島ではG7の会議が行われています。

昨年の6年生が修学旅行で訪れ、思い思いの場所でスケッチした平和公園の様子もたくさんニュースで流れてきます。

「この公園の下は、被曝して亡くなった方々がまだたくさん眠っている。お墓とも言えるんだよ」

そう教えていただいて以来、一歩一歩を進める度に特別な気持ちになります。

世界の首脳たちは、どんな感想を持ったでしょうか。

 

さて、2023年度版 桐朋小学校別冊パンフレット『知れば知るほど、問いが生まれる』が完成しました。

今年度は、桐朋小学校の平和教育を主題としました。

昨年度の6年生の学びの軌跡を中心に、広島修学旅行へむけた事前学習、事後の報告会などについてもまとめました。

78年前の大戦だけでなく、ウクライナから避難されたご家族と3年生の出会いや、戦後、桐朋学園の創設に深く関わった哲学者、務台理作氏の理念なども紹介しています。

在校生には先日配布したので、ご家庭にも届いているでしょうか。

これから近代史の勉強を進める6年生はもちろんのこと、保護者のみなさまも今の世界についてたくさんの問いをお持ちのことでしょう。ぜひご一読ください。

ご家族で、平和を考えるきっかけになれば大変嬉しく思います。

★資料請求は、6月1日より本HPにて受付を開始いたします。

 

田んぼで”おけら”を発見!

「先生、おけらがいたー!」

小学校の田んぼから大きな声が聞こえました。

毎年、5年生の社会科では、この時期に田起こしと田植えを行います。

まずは、子どもたちで田起こしに挑戦。

田んぼの土を雑草などもひっくるめてかき混ぜていると、いろいろな発見が・・・

 

普段はなかなか出会えない”おけら”がいました。コオロギの仲間ですが、前脚がシャベルのようになっています。

「顔がかわいい!」「おなかを持たないと、すぐに土にもぐっちゃうよ。」

生き物博士の子が嬉しそうにみんなに紹介していました。

そして、水を入れて田植えができるように準備をします。

畑に水が流れないように用水路を作ったり、自分たちで考えて仕事を進める頼もしい5年生。

さあ、来週はいよいよ田植えです!

 

『桐の輪』会 [Ⅱー345]

5月1日、桐朋幼稚園で『桐の輪』会を行いました。前年度に退職された先生がいらして、旧・現職員に呼びかけて集いました。これまで桐朋幼稚園をつくり、支えてこられた皆さんが参加してくださいました。

一人ひとりの自己紹介、創設からの歴史、子どもと保育の様子、園舎や園庭の様子などを話し合いました。園舎と園庭見学を行いました。たのしい一時でした。

初等部創設時の職員であった大場牧夫先生、中野光先生らの話、長い間勤められた竹林実紀子先生や鈴木忠彦先生、いろいろな先生の話をしました。大場先生については、今年度『今、大場牧夫に再び出会う』という研究会の企画を考えています。「桐朋幼稚園創設時から、園の保育理念や実践の礎を築いた大場牧夫氏について、今、改めて注目したい。/音楽教育に関わる保育の歴史を研究している白梅学園大学のN先生という方が、大場牧夫氏も研究対象としており、大場先生の実践に関わる桐朋幼稚園保存資料を提供している最中である。/今、改めて大場牧夫の理論や実践に出会い、学びたい。研究会として企画したい。」と、年間の研究計画に掲げています。どこかで書きます。

中野先生は、初等部開設の中心的な役割を担った方です。『桐の輪』会後、中野先生がお書きになった『初等部誕生物語』(初等部ブックレット№1)を再読し、創設当初のこと、先生の願いを改めて学びました。初等部創設の教育理念として、「ただ、設立当初の教育理念が『無』であったことは言っておかねばなるまい。『無』―禅問答にあるような言葉だが、これは『何も無い』ということではない。その底にあるものは既成の教育概念や空虚なイデオロギーを認めることをしないという自負であったはずである。それがあるかぎり、日々新しい教育を創り出す試みを重ねていくことができるということである。換言すれば『無』とは、すなわち『創造』であり、『改革』であり、『試行』であるべきであった-そういうことである。」という生江先生のことばを、中野先生は大切に紹介されています。そして、私たちに「日々新しい教育を創り出す試みを重ね」『創造』『改革』『試行』をしていくことを願っています。

そして、中野先生は、桐朋学園について「教育の『質』を研究的に問いつづけるほかに発展の道はない」と、桐朋の存在理由を言います。「質」について、「ここで学んだ者のすべてが『桐朋に学んでよかった』と思うことができる学園であってほしい、と願うものです」と述べ、「『いま』を大事にする教育」の大切さを言います。それは、「『私のやっている教育は果たしてこれでいいのだろうか』と疑う教師がいる学校、『もうすこしましにならないものだろうか』とみんなで問い直すことができる学校だ、と考えたい」と言うのでした。こうした歩みを桐朋学園初等部はしてきて、これからもめざす園や学校であってほしいと、中野先生は述べていました。

『桐の輪』会には、元園長・校長の齋藤孝先生が参加され、先生は「桐朋幼稚園の果たしている役割を子どもの人権を確立する世界的な歩みの中に位置づけて考える」と、ご発言をされました。「『あなたはあなたのままで生きていく価値があるんだよ』と、その存在をまるごと抱えられ安心と自身と自由を保障してくれる人間関係」を大切にしようと言います。それは、「受容的応答的な人間関係の大切さ」でした。「子どもは自らの要求が聴き取られあたたかく応答される人間関係の中でこそ成長することができます。」、「受容的応答的な人間関係」は、子どもの尊厳と成長発達を実現するための不可欠な条件なのです」と述べていました。

また、「子どもの権利条約」12条「意見表明権」を取り上げ、「子どもが自由に自己の意見を表明する権利を保障し、それに対して大人はその子どもの年齢及び成熟に応じて適切に考慮する義務が規定されています。」「これは子どもが要求を表明する力をもち、それを行使することができることを子どもの基本権として社会的に承認し、それに対する受容的な応答義務を媒介として、子どもが身近な大人との間で日常的に『受容的・応答的な人間関係をつくる権利』を保障したものです。このことは家庭、保育所、幼稚園、学校、施設の全てに必要なこと」と話されました。こうしたことを大切に桐朋幼稚園で保育をしていってほしいと語られていました。

全員の先生のことをここで紹介することはできませんが、お一人お一人が桐朋幼稚園の子ども、保育を大切にされ、そのことがいまも生きていると感じました。

再会をたのしみに、『いま』をだいじに保育、教育を行っていきます。

 

最後に、『桐の輪』の歌詞を紹介します。

♪おおきな のぞみを― むねいっぱいに ぐんと のびるぞ あおぞらたかく うでくんでかたくんで きりのはなの わをーつくろぅー

♪つよーい ちからでー あしなみそろえ ぐんと すすむぞ あのやまこえて うでくんでかたくんで きりのはなの わをつくろぅー

子どもたちと歌い続けています。

 

縄文時代に思いを馳せて・・・

 6年生になって社会科では、歴史の勉強が始まりました。「○○時代!」と言うけれど、その時代に生きた人々の生活はどうだったのだろう?どんなものを使い何を考えていたのだろう?時代の順番や年号、出来事や有名な人物をひたすら覚えるだけの学習ではなく、想像したり体験する学びを取り入れていけたら…とスタートしました。

 縄文時代はどんな時代だったのか?まずはイラストを見ながら発見したり疑問を出し、調べ学習の準備です。

「どんな生き物、植物があったのか?」「家の構造、材料、中の様子は?」「舟はどうやって作っていたのか?」「どのように埋葬していたのか?」「何を食べていたのか?」「どのような服をどんな材料で?」「どんな道具を使っていたのか?」などなど、たくさんの疑問が出され、グループごとにさっそく調べました。

教科書、資料集、図書室の本、歴史マンガ、そして社会科見学で訪れた「埋蔵文化財センター」などにたくさんの答えがありました。縄文の森では、当時の草木と住居が再現されており、家の中央には焚火の火。上っていく煙を見ながら、しばし縄文を感じ、そこに暮らした家族を想像しました。

 学校に戻り、連休の谷間の日は「縄文デー」です。午前中は縄文土器を作り、午後は勾玉を作りました。「こんな小さな土器でも大変なのに、発掘されてたのは大きい土器だった。作るの大変だったろうな。」「どうしてこんな模様付けたのかな。」「勾玉磨くのめっちゃ時間かかる。」「紙やすりがない時代だよね…何で磨いてたんだろう。」など、作りながら思いを馳せ、自分の作品を完成させていきました。

 旧石器時代、縄文時代は他の時代と比べてもとても長い。1世紀を1.5㎝とする定規をもとに計算すると縄文時代だけでもなんと約195㎝。長いと思っていた江戸時代でも4㎝ほど。いかに長い時間をかけて自然にあるものから工夫して暮らしを創ってきたかがわかります。

小学校説明会申し込みは本日より

本校にご興味をお持ちくださるみなさま

本日(5月15日)正午より、小学校説明会(5月27日土曜日)の申し込みを開始します。

開始直後はシステムが大変混み合うことが予想されます。

ご不便をおかけいたしますが、どうかご理解ください。

女児/男児、それぞれのお申し込み枠をご確認の上お手続きください。

 

*5月13日(土)の初等部説明会にご参加くださいました皆様、ありがとうございました。

アンケートの送付をよろしくお願いいたします。

教務

初等部説明会(5月13日)は予定通り開催します

5月13日(土)の初等部説明会は、予定通り開催いたします。

桐朋学園女子部門正門より、ポロニアホールにお進みください。

 

①12時45分受付 ⇒ 13時開会

①14時20分受付 ⇒ 14時40分開会

・受付票をプリントアウトしてご記入の上、小学校受付にご提出ください。

(早すぎるご到着はご遠慮願います。)

・上履きは不要です。

・入場はお一家庭2名までとなります。(未就園児は1名に数えません)

・ご都合がつかなくなった方はキャンセルのお手続きをお願いします。

(お待ちの方がたくさんいらっしゃいますので、ご協力ください。)

 

教務

青空の下で消防写生会

今年も恒例の消防車写生会が行われました。

天気も快晴。子どもたちは始まりの合図とともに、思い思いの場所で描き始めました。

 

2年生はチョークを使ってダイナミックに下書きをし、画用紙からはみ出さんばかりの勢いでく子もたくさんいました。

4年生は消防車のホースやスイッチ、ナンバープレートに至るまで、細かく観察し、丁寧に描いていきました。

写生会の終わりに、消防車に搭載されている、道具について丁寧に説明していただき、子どもたちも興味津々。

子どもたちからたくさんいろんな質問が出て、消防署の方も楽しそうに答えてくれました。

途中の絵は今後美術の時間に、仕上げていきます。