登校日に関する追加連絡

 この連絡は1年生~5年生の保護者を対象にしています。

1.登校日の欠席連絡

 各学年の登校日に、欠席される場合には、通常と同様に必ず学校に連絡をいただけるようお願いします。当日の連絡は、9:00~9:15までの間にお願いします。

 

2.在校生、保護者、卒業生の来校

 登校日に登校する児童以外は、どなたについても来校はご遠慮願います。特別な事情がある方は、まず担任にご相談ください。

 

3.登校日の服装について

 登校日の服装は、制帽を着用し、私服も可とします。

 登校日は、荷物の持ち帰りのためのものではないので、ランドセルか同程度の大きさのカバンで登校させてください。

みんなでつくるお話マット

3年西組の器械運動で取り組んだお話マット。

3年生の器械運動の授業ではマット・跳び箱・鉄棒の3つの運動を1時間内に取り入れて学習しています。

マット・跳び箱・鉄棒の似ている動き同士を連動させて練習することで、技の獲得がスムーズになることや教え合いの際のポイントを見つけるスキルが向上していくことがねらいの一つです。

 

3年西組では、6人の班ごとにお話マットを創作していました。

「お話マットって何?」

知らない人もいるかもしれません。その名の通り、作ったお話を言いながらマット運動をすることです。

「くまさんが~やってきて~こんにちは~こんにちは~ハイポーズ。」(くまさん4つ足で歩き前転してポーズ)

「おおまたあるきぜ~んてん~ピーン、バランスバランス。」(大きな前転を開始するが、着地足が床につく前に膝を伸ばしてバランスをとる。足は床につかない。)

こんな風にお話をいくつも作って、それを組み合わせてやることをお話マットとよんでいます。

「前転ピーンの時に、真ん中にみんなで集まってお花みたいにしよう。」

「最後のお~しまいのときに、〇〇をしてみよう。」

意見を出し合って決めていくことは難しいし、考えてできたことを実際にやって合わせるのはもっとむずかしいけれど、これがやってみると、もう楽しいんだよね~。

「〇〇が出来ない(技がある)んだけど、その技をみんなやりたいんだけど、どうする?」

「出来なくてもちがう技で合わせたり、先生役もできるんじゃない?」

「技が曲がっているから、真っ直ぐ!」

 

これまでの授業で学んできたことを活かしてアドバイスをする姿が見られる時もあります。こうしたアドバイスがグループで出てくると、一気に思い出し、意識出来てくるので動きが変わります。

「バレリーナの足!」

「はじめの姿勢!」

「あご出し!」

学び合いの中で学び直しができること、何より楽しく学べること、3西のみんなは熱心にお話マット作りをしていました。

『もっといろんな人と話したい』~サキドリ地球市民の時間

 2020年度から、桐朋小学校では『地球市民の時間』が始まり、国際理解や多文化共生、外国語などを学んでいきます。

それに先立ち、4年生は3学期に5週間にわたり、外国語活動を行いました。「Hello everyone!」「Hello Naoko-sennsei」から始まり、歌ったり、ゲームをしました。♪Hello how aye you♪の歌や♪1,2,3,4,5,6,7♪の数の歌は、みんなすぐに覚えてしまい、授業が終わってからもつい口ずさんでしまいます。「Are you~?」と聞いていく「人あてゲーム」では、20人くらいの顔カードの中から一人1枚担当し、「Are you from Tokyo?」[No!]「Are you from Fukuoka?」「Yes,I am Sazae-san!」などとやり取りをしてあてっこしながら、言葉の使い方を学びました。

その期間の中で、海外からのゲストがやって来ました。日本に留学中の様々な国の大学生,院生がグループに1人ずつ入ってくださり、その方のこと、出身の国のことなどを写真を見ながら教えてもらいました。アメリカ、ブラジル、カナダ、インド、オーストラリアのそれぞれの国のことを何とか聞き取り、画用紙にまとめ、書画カメラを使って全体に発表しました。それぞれの国の発表を聞き、「いいなぁ!」「きれい!」「行ってみたい」の声が上がり、“アンバサダー”としての役割を果たしたので、各国の「リトル・アンバサダー証」を頂きました。

授業の後は、一緒にお弁当を食べたり、一緒に遊んだり…と楽しい時間。日本のコマ回しを教えてあげると、留学生の一人が回せるように…!「わー!」「すごい!」の歓声が上がりました。

初めての外国語活動の感想では「数を英語で結構言えるようになった。」「英語をメロディーにしていたのでわかりやすかった。」「暑いとか寒いを何て言うかわかって良かった。」「最初はできるか心配でした。でもだんだんできてきてうれしかった。」「もっと、いろんな人と話せるようになりたい。」「むずかしい英語の単語も学びたい。」「ペラペラ話せるようになりたい。」「フランス語も話せるようになってみたい。」などが出され、来年度からの学習のモチベーションが上がったようですね。

振り返り⑦ ひごナイフ

宮永先生が教室へ来て、ひごナイフの使い方を教えてくれました。「え」「とめ」「せ」等、ナイフの各部の名称をみんなで確認して、いよいよナイフの「は」(刃)を「え」から出します。

ゆっくり「とめ」を押しながら「せ」を引き出すと、「は」が少しずつ見えてきました。子どもたちの表情は真剣そのもの。無事に再び「は」を収めると、みんなホッとしていたようでした。その後は、指で割り箸を回転させる練習。利き手と反対の手で、リズムよく回していきます。この練習が、後に鉛筆削りの技術として生きてきます。

この日の授業はこれでおしまい。「次はいつやるの!?」と、これからの活動も楽しみにしている子どもたちでした。

 

今後の対応について

 子どもたち、保護者の皆様

 

 桐朋小学校は、終業日まで休校を続けます。新型コロナウイルスについて、「国内で爆発的な感染拡大は進んでいない。一定程度、持ちこたえている」状況で、事態の収束とはなっていません。桐朋小学校では公共交通機関を利用している子が多く、また活動で濃厚接触することでの感染リスクを考えました。

一方で、長い休校期間による子どもたちの心身へのストレス等も心配しています。子どもたちの気持ちを考え、子どもたちに会って終業を迎えたいと考えました。

桐朋小学校は、休校期間中、時差をもうけ、短い時間での登校日をもうけることにします。日時は、連絡網でご確認ください。ご家庭の判断で、欠席も可能です。その場合、欠席扱いにしません。

集団感染を起こさないよう、換気の悪い密閉空間 多くの人が密集する場所 互いに手を伸ばしたら届く近距離での会話や発声という3条件が揃う場所や場面を避ける(政府見解)よう配慮して活動を行います。

 

【登校日についての連絡事項】

・発熱、風邪などの症状がみられる場合は、自宅で待機するようにしてください。

・正門を通過できるのは、登校時間の30分前とします。(6年生は、連絡網にて詳細を確認してください。)

・車での送り迎えは、近隣の迷惑になりますので、ご遠慮ください。

・当日の持ち物は、健康観察表・筆記用具です。

・登校時、玄関で教員によるアルコール手指消毒を行う予定です。アレルギー等ある場合は、本人が申し出るようにしてください。

・図書館が休館している地域もあることや、子どもたちのおうちでの過ごし方を考え、図書室では、登校日に本の貸出をします。本を借りたい人は、本を入れるバッグを持ってきてください。返却については、4月にアナウンスします。(1~5年生対象)

振り返り⑥ なわとびチャレンジお楽しみ会

2月、寒さがまだ続いていたころ。

そんな寒さにも負けずに、3・4年生はなわとび大会を行いました。

 

運動会で立派になわとびの演目を披ろうした4年生。

そんな4年生を見て、3年生はひそかにあこがれを抱いていました。

運動会以降の休み時間には、ペア跳びなど、いろんな技に挑戦する姿が。

 

見ていただけだと「うわぁ〜!かっこいい!自分もできそうかも!」。

しかしいざやってみると、「こんなに難しかったんだ・・・」と

4年生のすごさを実感。

 

年度も終わりに近づき、体育でもなわとびの発表作りに取り組んでいた時

4年生が3年生に自分達が学んできた技を伝授する

「なわとびチャレンジお楽しみ会」が開かれました。

この日のために、4年生はプログラムを作成。

4年生がめあてとして掲げたのは

◎気もちのいい活動にしよう!

◎できる子も、できない子も楽しもう!

◎新技を教えよう。(3年生は覚えよう。)

ということでした。

 

3年生の少人数グループに、4年生のガイドさんがついてくれて

各ブースを一緒にめぐっていきます。

「ダブルダッチ」「トラベラー」「トライアングル」・・・・

作ってくれたブースのマップを見ただけで、ワクワクが止まらなかったよね。

一つ上の4年生に新しいことを教えてもらうこと。

ガイドさんにたよって、少しあまえること。

「気もちのいい活動」にするために、4年生の話をしっかり聞くこと。

この時間には、大切なことがあふれていたね。

ふだんならあきらめてしまっていたことも、

4年生とグループの子が一緒だと、ちょっとがんばれた。

 

新しく挑戦した技を披ろうする発表会では、

照れながらも嬉しそうな3年生、

親のような目で少しドキドキしながら、でもどこかほこらしそうに見守る4年生の表情がありました。

4年生、本当にステキな時間をありがとう。

次は自分たちが未来の3年生に伝える番だね。

来年どんな会をつくろうか、ワクワクな3年生、

思い出の1ページでした。

振り返り⑤ ワークショップ ”戦争のない未来のつくり方”

 2月上旬、6年生はりんごの木の会の主催するワークショップ「戦争のない未来のつくり方」に参加しました。卒業前のこの時期、1年間歴史を学び、修学旅行を中心とした平和学習に取り組み、世界のさまざまな問題にふれてきた6年生だからこそ深く学べる機会です。

六つの実在する国を班ごとに割り振り、最後まで国名は明かされないままゲームは進行します。国ごとに異なる資源や資金・技術の条件のもとで、食糧・自動車・武器などを生産して、自分の国の発展を競いながら、国を運営していきます。その過程で、自分がどんなことを感じるか、ゲームが終わった後、何が見えてくるか・・・子どもたちの感想を一部紹介します。

「各国で状態が違って‟食べ物や資源が沢山ある国や全然ない国がある”と知って、なぜそんな違いが生まれたんだろうと思いました。」
「武器は高値で売れるからいっぱい作っていたけど、作っている物が何に使われるかというのを考えていませんでした。これはゲームだからいいけど、現実ではやってはいけないと思いました。」
「日本やコスタリカは憲法によって軍隊を持たず戦争をしないと決めているということを知ってすごいと思いました。でも日本は憲法9条の解釈を変えていつか戦争をしちゃうんじゃないかなと思って不安になりました。」
「自分の班はお金のためならと思い、身勝手に武器を作ってしまったんだな、と思い、このゲームは良い経験になりました。やっぱり人はお金に夢中になってしまうのだなと改めて思いました。」
「戦争のない未来にするためには‟国と国の友好関係を作ることだ”と被爆証言の方から教わりました。でも今日学習してみると、友好関係をつくることはとても難しいと思いました。」
「世界中には私の知らない貧しい国々があって、戦争にまみれながら生活をしている人や亡くなる人も少なくない。私も将来そういうボランティアもできたら良いなと思いました。」

振り返り④ 手作りカルタ

二学期から、みんなで少しずつ遊んできたカルタ。

三学期は、ただ遊ぶだけではなくて、みんなで手作りカルタを作ることにしました。

まずは、班でテーマを決めます。キャラクターカルタ、一西カルタ、動物カルタ、食べ物カルタなど、面白いテーマが決まりました。

テーマが決まったら、今度は班で協力してカルタづくり。

「なっくんながつく なすが七本」

「パンダはね ささがだいすきなんだよ」

「みんなだいすき えほんのじかん」

などなど、素敵な読み札、絵札がたくさんできました。

出来上がったカルタは、授業参観で、おうちの方々にお披露目し、おうちの方と子どもたちで、楽しく遊びました。

振り返り③ いつもの教室

いつかの日のこと。

朝の教室に、自然広場委員会の人が来ました。
そして伝えくれた言葉。
「今日は自然広場の池に、氷が張っています。」
子どもたちの興奮は最高潮。
「えぇ!氷!?」

中休みになった瞬間、自然広場に一直線です。
寒さなんておかまいなし、半袖で走って行きました。

冷たい池の水を触る手は、もう真っ赤。
教室に戻ってきた子どもたちが私のほっぺたに真っ赤な手をぺとり。
「うわぁ、あったかい〜。気持ち良い〜!」
うーん。私は逆です。
真っ赤な手から、冬と春の温度を感じました。

そしてこれは、またいつかの日のこと。
最近桐朋小学校では、
下校の時の音楽が変わりました。

いつもとは違う音楽に、子どもたちの感覚は敏感になっています。
「うーー、なんかすっごい寂しい感じがするー!」
「感動のお別れみたいだね〜、なんかもう会えないみたい。」
「帰りたくなくなっちゃう〜。」
「なんか赤色と青色がまざったみたいな感じだなぁ。」

思い思いに言葉が飛び交います。
耳に入ってくる音から、いろんなイメージや色、温度を感じることができること。
関心させられっぱなしでした。

いろいろな声があふれていた毎日。
たくさんのエピソードが詰まった教室。

今は少し静かだけど、
早くみんなの声があふれる場所にもどりますように。

待っています(^^)

 

どんな音がすると思う?

音楽室に新しい楽器がとどきました。

いつも使っていておなじみのものもありますね。

赤で持ち手がついているのが、マラカス。

三角形のものも、実はマラカスです。

鈴は、棒の左右についていて、しっかりとにぎって鳴らせそうです。

 

お次は、なんだかおもしろい形ですよ。どうやって使うのかしら?

名前は、ギロと、カバサです。

ギロは、スペイン語らしい。もともとはひょうたんを使っていたけれど、これは木製。

ぼうのこすり方によって、音の感じがかわるんだ。

カバサは、ポルトガル語で、これもひょうたんっていう意味なんだって。

小さな玉がまわりにくっついているね。これを手ですったり、ふったりして演奏するよ。

ポルトガル語といえば、低学年音楽室のカラフルなかごの手さげみたいな楽器もそうだね。

「カバン!」って呼んでるひともいるけど、本当の名前は「カシシ」です。

中に入っている玉が底の板にあたる時との音色(カ)と、

かごの部分にあたる時の音(シシ)と、音色が違うでしょう?

それがそのまま楽器の名前になったんだって。

こする、たたく、ふる、ふく、、、

みんなの身の回りのものでも、いろいろ面白い音が出せるかもね。

先生は子どものころ、ジュースのビンをぼーって鳴らすのにこっていました。

ビンの大きさによって、出せる音の高さが違うんだよ。

 

道具がなくても、じぶんのからだをつかってリズムを生み出す方法もあるよ。

ボディーパーカッションっていうんだ。

指をパチン!と鳴らすのもそのひとつ。

これはあんがいむずかしくて、小さいころいっぱい練習したなあ。

じょうずになると、けっこう大きな音がだせます。

 

ひとりで歌うのは、少しさみしいかもしれないけれど、

ちょっとした音を加えて、たのしんでみてください。