投稿者: tohoblog
6月22日、学校説明会「桐朋小の理科」[Ⅱ-196]
今回の学校説明会も多くの方が参加してくださり、ありがとうございました。その説明会で、理科専科を担当している長崎由季さんが話をしました。その話の中からいくつかのことをご紹介します。
桐朋小学校は、担任が授業をする他に、「美術・音楽・体育・理科・外国語」については、専科の教員が授業を行っています。今回は、4年生以上の少し専門的な学びについて、理科での取り組みをお伝えします。
■桐朋小学校の理科教育で大切にしていること
生物学者レイチェルカーソンの著書『センスオブワンダー』にこんな言葉があります。
「幼い子ども時代は、美しいものを美しいと感じる感覚、未知なものにふれたときの感激などの感情がよびさまされると、そのことについてもっと知りたいと思うようになります。事実をうのみにさせるよりも、子どもが知りたがるような道を切りひらいてやることの方がどんなに大切であるか」
これは、桐朋小学校の学びでとても大事にしている考え方であり、理科では身近な自然、実験・観察を通して、子どもたちの感性を揺さぶるような機会をたくさんつくり、自ら学びたい気持ちを育てたいと思っています。
具体的な学びについて、3つの柱に添ってご紹介します。(当日は画像、映像を交えての紹介でした)
①「身近な自然から学ぶ」ということ
学校の中でのフィールドワークも頻繁に行っています。
4年生では、校内にある樹木のうち一つを“マイツリー”として選び、経年変化について、観察しました。自分の木に愛着をもったり、季節の移ろいを身体で感じながら、自然を好きになることが大事だと考えます。
“マイツリー”のスケッチを紹介します。まず、究極のお手本として、植物学者牧野富太郎氏の植物画を紹介します。すると、子どもたちは細部の変化までより鋭く観察できるようになり、描き方もがらっと変わっていきます。
6年生では、植物の葉の蒸散作用を調べるため、木にビニール袋をかぶせます。晴れた日だと、ほんの数時間で水滴でいっぱいになり、暑い日「人間が汗かくのと似ているね」なんて実感しています。
田んぼも大きくリニューアルされましたが、ヤゴやカエルなど多種多様な生物の宝庫で、みんなで生き物探しをしています。新しぜんひろばの池にすむ微生物の調査をするために、顕微鏡で見ると、赤丸の生物らしきものを見つけ、「新種発見だ」と大騒ぎする子どもの姿もありました。
4年生の授業でツツジを観察していると、ある共通点を発見をした子がいました。「なぜ、一か所にてんてんがあるのだろう?」と。そこで、ツツジの花を解剖してみると、そのてんてんの根本にだけ蜜がついていたのです。これは、“ネクターガイド”といって、昆虫に蜜のありかを知らせ花粉を運ばせる印です。これこそまさにツツジが子孫を残すための戦略なのですが、疑問をもち解明していくおもしろさをみんなで感じた一場面でした。
その年どしによりますが、社会科見学の一部として、東京湾の生物調査をすることもあります。理科室にも海水の水槽を設置し、東京湾の生物を展示しています。海の縮図のような食物連鎖が行われている世界が見られます。
②「もの・現象・人との対話」についてです。
試行錯誤しながら、自らが結論を導くことを大事にしています。
6年生の『酸・アルカリ』の1回目の授業で、摩訶不思議な焼きそばを作りました。味はなんとも言えません。紫キャベツが指示薬となり、若干アルカリ成分の麵には青く、そしてレモン汁をトッピングすると赤くなる。最初は見た目に驚くばかりですが、学習を進めていくと、あるときその理由に気づく子どもたちが出てきます。
カラフルな試験管をつくりました。材料は、飽和食塩水と色水だけです。仲間と話し合い、何度も挑戦しながら、ようやく結論にたどりつきます…。(ヒントは、同じ体積でも食塩水が濃ければ濃いほど、重いということ。)
授業だけでなく、科学好きな人が呼びかけて“理科実験団”が成立しました。
1円と10円と塩水で、電気を生み出し、LEDライトを光らせることに成功したり、ビスマスという金属で美しい結晶作りにもチャレンジしました。すべて子どもたちからの提案であり、安全に注意しながらやりたいことを実現していきます。
興味をぐんぐん伸ばしていける子どもたち。放課後も実験をすることがあります。
③「新たな世界の発見」です。
本物をつかって原理や性質を理解していき、子どもたちの世界を広げていきます。
小学校生活の中で、多様な実験器具を扱えるようになり、様々な方法で問題解決ができるようになります。
4年生では、「金属」について学ぶのが一つ伝統になっています。生活の中に身近にある金属ですが、金づちでたたくと延びる、熱をもつ、磨くと光る…実際にやってみると、いつしかただの金属の棒が自分の宝物になっているのです。
5、6年生では顕微鏡の使い方をマスターします。最大で400倍の倍率で見ることができ、一人一台じっくりと観察することができます。
5年生では、メダカの卵を一人ひとつ育てるということをします。メダカの卵は1mmくらいです。肉眼ではよくわからなくても、顕微鏡を使って卵を見ると、心臓が動いて血液の流れ、さらに赤血球まで見ることができます。その感動は、やはり見た人にしか味わうことができません。そして、あとどのくらいでふ化するのか、予測しながら、本当に大切にお世話をするのです。
昨今の科学技術の進歩は目覚ましいものがあり、ぜひ子どもたちに目を向けてほしいと思い、こうした技術の原理についても触れています。『磁石・電磁石』という単元では、リニアモーターカーやMRIの技術に使われている“超電導現象”について掘り下げて学びました。その原理を実験を通して理解すると、「だからリニアモーターカーは浮かんで、摩擦がなくスピードが出せるのだ!」と納得している子もいます。
今回は、理科という教科に絞ってお話させていただきましたが、桐朋小学校の教科教育の根っ子にあることは、「本物に触れて、自分でやってみること。そして、学ぶって楽しい。」と子どもたちが実感するということだと思います。実は、私たち教員もわくわくしながら、授業をしている毎日です。
わたしも桐朋小学校で理科が大好きになり、ときどき授業に参加させてもらっています。
学校体験会の参加条件を満たしていますか?
6月29日(土)は学校体験会があります。大変申し訳ございませんが、こちらの会は参加条件がございます。
①今秋受験の年長児にあたる年齢であること ②第1回から第3回までの学校説明会に参加していること ③保護者のみの参加はできないこと
としています。説明会に申し込みをしたけれど、当日欠席されたりキャンセルされた方は、大変申し訳ございませんが参加条件を満たしていないことになりますので、参加することが出来ません。
また、当日急に申し込み人数を超えてのご参加されることもご遠慮願います。
当初の設定していた枠を増やしましたが、現在どの時間枠も満席です。
多数のお問い合わせもいただいておりますが、大変申し訳ございません。キャンセルが出るのをお待ちいただいている状況です。
キャンセルが出ますと、予約が可能になります。
この点ご理解いただき、要件を満たしていない方はキャンセルをお願いいたします。また、ご都合がつかなくなった場合もキャンセルをお願いします。
皆様のご来校を心よりお待ちしております。
桐朋学園小学校との交歓会
国立にある桐朋学園小学校と仙川の桐朋小学校の交歓会が行われました。
6年生同士が親睦を深めるために行っています。隔年で仙川と国立の会場で行っていますが、今年は仙川の桐朋小学校が会場でした。
子どもたちは、自分たちで企画、運営を取り仕切って行事を自治的に作り上げていきます。学園小学校の要望も聞いて、今年は鬼ごっこ、リレー、バスケットボール、大縄、ドッヂボールといった競技に分かれてそれぞれ交流活動を行いました。
競技終了後は、短期大学の食堂で親睦会を行いましたが、子どもたちは学校の枠関係なくおしゃべりが盛り上がり、とても楽しそうに活動を終えました。会の最後に子どもたちからの言葉を発表すると、来年から一緒な学校で学ぶことを楽しみにしている旨の言葉が多く出されました。
次年度、男の子は国立の男子校に、女の子は仙川の女子校でともに学ぶ仲間になっていきます。
説明会のご参加ありがとうございました。
先日は天候が不安定な中、第3回学校説明会にお越しくださりありがとうございました。
少しでも学校の様子に触れることが出来るようお話させていただきまたがいかがでしたしょうか。感想もお寄せくださりありがとうございます。
次の説明会は9月7日(土)です。次回は、施設見学付きのコースもあります。予約開始は1カ月前からになります。よろしくお願いします。
安全を第一に考え、登校してください
今朝、京王線に事故があり、現在もその影響からダイヤに乱れや遅れがあります。みなさんの登校時間にも影響があると思います。登校時刻は通常通りとしていますが、無理をせず、安全第一に心がけてください。
説明会にお越しの際は受付票を印刷してお持ちください。
学校説明会にお越しの方は、受付票を印刷しご持参ください。
受付票の印刷は、予約システムにログイン後、水色の「申込確認・変更」をクリックし、ページ下部にある緑色の「受付票表示」からできます。お手数をおかけしますがよろしくお願いします。
各コース受付は15分前からになります。明後日は雨で、高温が予想されます。特に小さなお子様連れの方は、安全第一でお越しください。また、暑さ対策もよろしくお願いします。
みなさまのご来校をお待ちしております。
3年生の水泳
今の時期の体育はどの学年も水泳があります。可動式の床を最大限に利用して学年に応じた指導をしています。
3年生は、2年生までの学びを振り返りながら、ドルフィンキックと平泳ぎの手の動きをミックスさせたドル平(学校体育同志会が考案)という泳法を学んでいきます。
学びは、基本的に学習班(4人組)→ペアで行っています。
可視化できない自分の動きをイメージしていくことは、大人でも難しいことですが、子どもたちは、進んで自分たちの言葉で伝え、聞き合い、学んでいます。真剣に教え合い、その中で得ていく力はかけがえのないものです。
みんなで一人の子の泳ぎを見て真似をする学びをしました。自分のイメージと友達の動作のイメージを重ね、新しい自分の動きへと変えていく。イメージと可視をすり合わせていく学びです。
また、自分の泳ぎを自分で見て、修正していくために動画を使って、その場で見たり、教室で見たりする学びも取り入れています。
様々な手立てで学んでいくと、だんだん、教え合いが上手になっていきます。ペアの子の苦手が分かってくると、おなかを支えてあげたり、手を引いてあげたり、息継ぎのタイミングを大きな声で(水中で聞こえないと思って)言ってあげたり。意図的に補助をはずして見ている・・・なんてこともします。すると徐々に、確実に泳ぎが変わります。
「できてる、できてる!」「そうそうそう!」「力、入ってる!」「前向かないで!(沈むから)」「トント~ン、パッ!トン、ト~ン、パッ!」
自分の体を脱力して水中に浮かせること、息つぎの際に「パッ!」と吐く動作と吸い込む動作、2回ドルフィンキックをして息継ぎをするまでの伸びの姿勢など、学んできたポイントをお互いに確認しながら、がんばっています。
各自が毎時間、今日の自分の目標を達成できるように取り組んでいる3年生でした。
先生のあゆみから、私たちの教育活動で大切にしたいことを考える [Ⅱ-195]
初等部から短期大学部までの全体歓送迎会がありました。3月まで勤務された先生の話をさせていただきました。K先生は、「桐朋学園の教育活動に学びつつ、私も力いっぱい教育実践を行なってみたい」と願い、担任として、また国語教育や平和学習などに力を注いでこられました。K先生のあゆみから、私たちの教育活動で大切にしたいことを考えてみました。
K先生は、紙芝居、たくさんの絵本の読み聞かせを学級のホームルーム、昼食後、読書の時間などに位置づけ、子どもたちにいろいろな文学作品を出合わせてきました。大切にされたのは、「文学に触れることで、心の中に様々な人間を住まわせ、そのことで子どもの内面がより深く、確かに、豊かになっていく」ことでした。数多くの実践、作品が本校の財産となっています。(桐朋小学校は、「子どもの発達にあわせた教育課程の自主編成教育」を大切に行います。私たち自身が芸術や科学の成果を大切に学び、実践をつくり出していきます。)その実践の根底に、「読むたのしさをすべての子に」という願いが込められ、友だちや社会に目をひらく、人間っておもしろい、人間の内面を深くとらえるなどが大切にされています。
先生の特色ある教育実践から。子どもたちが教室に持ち込むものを大切に、生き物や作物をだいじに育ててきました。昨年の実践「アゲハチョウが本物のさなぎになってる」では、子ども一人ひとりにさなぎを見せます。子どもは、「うわあすごい」「角みたいにとがってきている」と驚いた感じで見たそうです。黄緑色が濃いさなぎが、色が少しずつ変わり、羽化していくのを楽しみにします。
それから約一週間後、「さなぎからアゲハチョウがかえります」。籠のなかで静かに羽を乾かしているのを発見。(先生は、まだ飛ばないでと願いながら)一人ひとりの子どもたちの目の前に持って行き、よ〜く見せます。子どもたちは、「うわあ。かわいい」「きれ〜い」などと、怖がらずよ〜く見ていました。その時、「あっ おしっこした」と発見した子どもたち。おしりからおしっこをしました。K先生は、さなぎからかえったチョウは、からだの水分を出すことを伝えます。「チョウのおしりってどこ」「あっ、おしりの穴があった」と、子どもたちは近くでよく見ていたそうです。4時間目の途中、前に置いていた虫かごのチョウの変化を見つけて、「あっちょうが飛んだ」と気づいた子が教えてくれました。早速テラスで放してあげます。みんな、窓辺から身体を乗り出し、しぜんひろばの方に飛び立っていくチョウを手を振って見送りました。
K先生は、毎年毎年たくさんの作物を子どもと育ててきました。2018年度は、サツマイモ、ミニトマト、きゅうり、レタス、ブロッコリーの苗などを植えました。 ピーマンを収穫した時には、簡単にいためて、できたてを子どもたちと味わいます。周りの子たちのおいしい発言にひかれて、苦手な子も小さいものをぱくっと食べ、「おいしい」と心を動かしていました。つくり、育て、食べることをたくさん行いました。(真に豊かな生活とは何かを考え、教科、総合などで実践します。)
K先生は、子ども一人ひとりを大切にし、その子その子の表現をもとに学級づくりをされてきました。(子どもはかけがえのない存在です。一人ひとりの子を主人公とした学校でありたいと考えます。)一人の子の作品を紹介します。
さむがり
あのね、せんせい。Y(作者)と一緒に勉強している時、Yのじいじは、Yが寒くないのに、「寒い」って言います。でも年寄りは寒がりだけど、若い人は寒くないんだよ。K先生は、Yたちと勉強をしている時、寒くないでしょ。K先生は若いから寒くないんだとYは思うよ。
いつまでも若々しく、これからもいろいろと教えてほしいです。桐朋だけにとどまらず、日本の子どもたちと保育、教育のため、発信してほしいです。36年間、いつもお世話になり、ありがとうございました。
K先生とともに初等部をつくってこられたE先生にもたいへん感謝しています。E先生についてあらためて書きたいと思います。
写真は、上・3年生がかいこを育てています 中・6月19日より机、椅子が新しくなりました。「きれい」「椅子の座り心地がいい」など、子どもたちの声。下・6月18日、たくさんの方が机、椅子の搬入をしてくださいました。お世話になりました。
子どもたちの日常の様子から [Ⅱ-194]
[メダカのたまご]朝、登校して玄関で靴を履きかえると、まっすぐ理科室に向かう子たちがいます。すぐにメダカを見ます。
五年 Yさん
五月二十七日火曜日、理科の授業でメダカをもらって育てることになった。メダカをもらう時、ワクワクして、近くの人と話していた。
「どんな感じなんだろう。」
とか、
「どのくらいの大きさなのだろう。」
などを話していた。
「今からメダカを配ります。」
そう言われてドキッと緊張した。ぼくは班全員分を持っていった。持って行く時も落としてしまった時のことを心配してしまい緊張していた。
「たまごだ!!」
メダカのたまごは、ものすごく小さかった。思ったより小さくてびっくりした。それで顕微鏡でピントをあわせて見てみた。すると、
「血管、心臓が見えた!!」
特に血管の流れ方はすごかった。初めて見る光景が今でも忘れられないようなものだった。
理科の帰りの廊下でもまだワクワクしていた。水かえをきっちりやって育てていきたいと思っている。
Yさんのたまごを見た時、顕微鏡で見た時の感動がよく伝わってきます。メダカの成長とYさんの取り組みや成長がたいへんたのしみです。子どもたちはメダカと向き合って、自分を成長させています。
[理科実験団]高学年の子どもたちは、自分たちでやりたい、学びたい子ども団を考え、仲間に呼びかけ、活動をします。理科実験団を作ったTさんの日記より。
四月十九日金曜日 晴れ
六年 Tさん
ぼくは実験団を作ったので、実験の図鑑を見ていたら、おもしろそうなことがのっていました。それは、理科の実験でやったやつを利用したもんだった。理科の実験でやったやつは絵の具を使っているから飲めませんが、液体の差があればいいのです。それで下の図(図はうつせませんでした。カルピス原液、ブドウジュース(100%果汁)、スポーツ飲料が三層になっていた図でした。)でやってみました。
これをするために買い出しに行きました。できましたが、まずかったです。それにおさいふがからっぽで、今実験ができません。
Tさんは、理科の「カラフル試験管をつくろう」(比重を用いて、層をつくり出す)の実験を利用して、 家で取り組みました。理科実験団の前には、予備実験もするそうです。夢中になる取り組みには、保護者の方の応援、支えもあります。仲間といっしょに夢中になって取り組んでいることがすてきです。
子ども一人ひとりがかけがえのない大切な命を授かり、その命をどのように輝かせていくと納得できる人生をつくれるか探求し、生きています。
他者や社会と出あい、自分を知る、他者を知る、社会を知る、その学びがおもしろい、自分の成長を実感するなど、子ども自身が学ぶことを大切だと思えるようにしたいです。子どもが命を輝かせ、納得できる人生を探求し生きることを一生懸命応援したいです。
今回の写真は、学校案内の撮影で来校された宮原洋一元校長先生が撮ってくださいました。
先日、川崎市で起きた事件にたいへんな衝撃を受け、心がいたんでいます。被害にあわれた方、関係するみなさまに、心よりお見舞いもうしあげます。
転編入試験(2019年9月入学)を行います
2019年9月入学の転編入試験を行います。
募集するのは、新3年生 女子1名です。
試験日は7月6日(土)です。詳細は、募集要項でご確認ください。
募集要項・入学願書の配布(無料)は、6月6日(木)~26日(水)、学園窓口にて行います。
学園総合受付までお越しください。
尚、上記受付にて、希望カードを記入された方には、以下の転編入試験の有無をご通知します。
・2020年4月入学 ・・・ 2020年度の第2学年~第5学年
・2020年9月入学 ・・・ 2020年度の第1学年~第4学年