投稿者: tohoblog
「どうしたらゴミは減らせるか?」〜学んでまとめて伝え合う~
4年生は、社会科の学習で水の学習とごみの学習を行ってきました。
ごみの学習では、テーマごとにグループを作ってまとめ、3年生や保護者にも学んだことを伝える試みをします。いろんな種類のごみが発生していること、それらを分別して3R(4R)の取り組みでできるだけ減らす努力をしていること、ごみが増え続けていて処理が追いつかないこと、埋め立てる場所も無くなってきていること、地球の温暖化にもつながってきていることなどをまとめました。
そのうえで、知識を得るだけではなく「自分たちもできること」という視点も考えてみました。「ごはんを残さない。」「使えるものは最後まで使う」「必要なもの以外は買わない。」「マイボトルを持ち歩く」など、子どもにもできることはたくさんありそうです。学んだことを実際にやってみる、自分の生活に取り入れる、周りにも広める、ということに取り組みたいですね。


それとつながる形で、理科の学習では地球環境の学習に入りました。理科園からザクッとトレイに入れた土の中をじっくりと見る所から。今までは見えていなかった小さな小さな虫たちがいました。食物連鎖のこと、土に分解されるもの・されないもの、目に見えない生き物たちの活躍についても興味深く学びました。

3学期は、SDGsについても触れながら、さらに理科・社会・国語・総合の多教科コラボで地球を守る取り組みへの学びを進めていく予定です。

3学期始業式 [Ⅱ‐450]
【始業式で発表してくれた6年生】
あけましておめでとうございます。冬休みは楽しめましたか? 私は学校が大好きなので早く行きたいと思っていました。
これまでの6年間を振り返って、思い出に残っていることがあります。
一つ目は、初めての八ヶ岳です。マシュマロを焼いて食べましたが、まき集めから火おこしをして、大変な思いをたくさんし、やっと食べられたマシュマロの味は格別でした。
二つ目は、休み時間のドッジボールです。初めは苦手でしたが、少しずつ投げるコツをつかんで今は、相手にも当たるようになりました。男子も女子も一緒に遊べる楽しい時間です。
最後に、小学校生活の中で、私は好きなことを思いきりしました。その始まりは、リコーダーでした。初めて習った時は、シの音から練習しました。けれど本当は低いドの音をやってみたくなって、なかなか指がはまらなくて、変な音が出てしまいました。今では自分でパソコンで調べて、聞いたことあるものはほぼなんでも吹けるようになりました。音楽が大好きなので、なんでも発表会でピアノを弾いたり、運動会で指揮をしたり、音楽団を立ち上げたりしました。みなさんも自分の好きなことを思いきり楽しんでください。
この学年の残り時間は少ないですが、充実した桐朋生活を送れるようにと願っています。
6年 МH さん
今回、3学期の話をするにあたり、僕の6年間をふりかえってみました。僕たちはコロナがとてもはやっている時に入学したため、4月に入学式ができませんでした。不安の中始まった小学校生活でしたが、パートナーがとても優しく安心したのを覚えています。マスクをしたままでできる事も多かったけど、思い返せば楽しい思い出ばかりが残っています。だんだんと普通の生活ができるようになり、通常の形の運動会や音楽会も、おいしい算数やみんなと料理もできるようになりました。
思い出の行事は沢山ありますが、僕にとって特別だったのは、かいぼりです。もともと自然広場がすきで、絶対5年生でしぜんひろば委員会に入ろうと思いました。この委員会に入り、初めてかいぼりを知りました。かいぼりとは、池の水を抜き、池の底のヘドロをかき出し、生き物が住みやすい環境を作る事です。初めてのかいぼりでは、自然広場の池に6匹もの魚が住んでいる事がわかり、とてもわくわくしました。6年生の時のかいぼりでは魚が減っていて、悲しさがありましたが、新たに池に放流した生き物が元気に育ってほしいなと思いました。かいぼりを思い出したり、ふりかえりながら、楽しかった事を思い出すと、毎日が楽しかったなと思いました。
6年 T さん
ここまでの写真は、2学期、6年生「広島修学旅行報告会」の様子から。保護者の皆さま、子どもたちと平和について語り合ってくださり、ありがとうございました。
百人一首 6年 МO さん
私が六年間で最も興味を持ち、一生懸命になって楽しんだことは百人一首です。百人一首の好きな所は、みやびな歌、そのものです。最近は、競技かるたとしても好きになりました。
出会ったのは二年生の時で、その時に好きになった歌は、今も必ずとりたいなと思います。
五年生になると再び、百人一首に目覚めました。「ちはやふる」という映画をみて、かっこいいなあと思ったからです。お母さんと一緒にやっているうちに、友達ともやりたいなと思い、難しいと思われないように考えました。すると、少しずつ好きになってくれたようで、とてもうれしかったです。
その後、図書室でH先生に百人一首の基本や「決まり字」というものを教わりました。しっかりと身についたのは、友達と一緒にH先生に教わったからだと思います。
六年生後期には、前期にはかなわなかった「百人一首かるた団」が成立し、六年生だけではなく、五年生にも百人一首のみ力を伝える事が出来ました。
今では、友達とほぼ毎日、百人一首をしていて、いつも、この昼休みの時間がずっと続いてほしいなと思います。
百人一首や百人一首によって積みたてた事は、私の宝物。ずっとずっと、大切にしたいです。
ちなみに、私の好きな歌はこの歌です。
「白露に風の吹きしく秋の野は
つらぬきとめぬ玉ぞちりける」
【始業式で3人の発表を聞いた6年生の感想から】
〇私は始業式で全校生徒の前で発表ができる勇気がないため、3人はすごいなと思いました。私もあの3人のように人の前でがんばって発表できるようになりたいと思いました。
〇発表してくれた皆さんへ。6年間の中の思い出や楽しかったことが、とてもていねいに書かれていて、こちらにも楽しさが伝わってきました。ちゃんとこれを人前で発表できるのがすごいですし、発表もよどみが無くてとてもすごかったです。とても楽しい発表でした。
〇私は、全校生徒の前で一度も発表をしたことがなくて、3人ともすごいなと思った。中でもT君が唯一の男の子で、恥ずかしがることもなく、スラスラ言葉を発して、文章もしっかりしていて、すごいな、大人っぽいなと思った。/急激に変えることなんてできないけど、同学年の人たちが頑張っているのを見て、今後、発表する時や中学になった時は、立候補してみたい。
〇百人一首への思いが伝わってきて、百人一首をやったことがない私たちも百人一首すごいと思いました。
〇私も「ちはやふる」好きだよ~!! 漫画全部もってます笑 「しら」いいよね~! 私も好き♡ 図書室でみんなとかるたしてたのも見ていて、本当に好きなんだな~スゴい!/そうやって、友だちも一緒にやろう!っていう気持ちがすごくいいと思いました!! これからもがんばってね~。
〇入学式が4月にできなくて、やっとできたのが6月だったよね。そのせいで、かざりが桜じゃなくて、アジサイになっているのを見た時、私は「あー、ちゃんとかえているんだ~。」って思ったよ。もしコロナが巨大化して、1年生の時間全部なくなったら、小学校1年生をやり直しになってたのかな? それはそれでおもしろそうだよね。
〇1年生の時は本当に辛かったよね。何をするのにもコロナになる可能性があったから、思い切り遊べなかった辛い思い出があるな~。/かいぼりは、しぜんひろば委員会ではない僕でも楽しそうだなと思った!! 生き物が住みやすい環境を作ることをしているから、終わったも後の達成感がすごそう!! Tの発表を聞いて、いろいろなことを考えたよ!!
〇ぼくは、МOの「前期にはかなわなかった百人一首かるた団が成立した」という所が、自分がやりたいことをやるのがすごいなと思いました。МHは、ぼくとたまに一緒にドッチボールをやるから、昔と比べてだいぶ上手になってるなと思っていました。成長がすごいなと感じました。
〇好きな事をいっぱいできるっていうのが、すごく良いなと思いました。/私は音楽はすごく好きだけど、リコーダーは苦手だから、МHがリコーダーをすぐにすらすら吹けるのが本当にすごいと思ったよ。音楽団を一緒に立ちあげてくたりしてうれしかったよ。卒業まで本当短いけど、これからもよろしくね!!
〇Tへ。Tらしい発表になったと思いました。自治の後にどろだらけで帰ってきたTを見てがんばってるなと思いました。
〇Tへ。確かにぼくも不安だったよ。ぼくもおいしい算数など、楽しいことができるようになったことがすごくうれしかったです。Tはすごくチャレンジしてみたいということが多くて、すごくいいと思いました。
1月14日朝6時半。いろいろな生き物の声がしています。どんなことばを伝え合っているのか知りたい。
本年もどうぞよろしくお願いします。
おかげさまで、昨年、初等部創立70年を迎えることができました。この時代に、教育目標として「民主的な対話を通じて平和を希求し、社会に参加するためのねっこを育む」、「地球環境を守る願いをもち、人権を尊重し、お互いのちがいを認め合いながら、共に生きる」ことを大切にして、日々新しい保育、教育を創り出す試みを重ねていきます。
幼稚園の人たちの様子から
干し柿づくり 第二弾
みんなで作った干し柿が、だんだんいい感じになってきました。
そこで、干し柿を五感で感じてみることにしました。味、手ざわり、大きさ、香り、重さ……。
たくさんのことを感じながら、じっくり観察しました。
あんなに渋くて重かった柿が、軽くて小さくて、あま~い干し柿に変身していて、びっくり。ふしぎだね。
自分たちで作った干し柿は、とってもスペシャルなもの。「毎日おやつに食べたい!」「世界中の人に届けたい!」そんな思いが、子どもたちの中にいっぱい広がりました。

子どもたちの感想から、いくつか紹介します。
・ほしがきをつくったよ。はじめて食べてみて、いままでで、いちばんおいしいよ。たねが 人によって大きささや五かんが ちがったよ。中よりも皮が すきだよ。
・ほしがきをつくったよ。さいしょはおもかったし、しぶがきだったから、口の中の水分がとられた。そして、しばらくたってやっと食べられる時がきて、手でもってみたらかたかった。さいしょのときはやわらかくてむにむにしていたよ。そして、さいしょはおもかったのが、めちゃくちゃかるかったよ。
・ほしがきをつくったよ。たねがでてきて、ともだちのとくらべたら かたちはいっしょなのに、大きさはちがったよ。いろはともだちのほうがくろかったよ。わたしのいろは、ちょっとくろだったよ。かわがつるっとむけたのがびっくりだよ。
・ほしがきをつくったよ。はじめのほうはあじがあんまりなくて、きらいだったけど、上のほうに いくほど、あまくなっていって、だんだんすきになっていったよ。あと、かためだよ。さいしょは おもくて へたをもつだけでは、もてないのに、食べるときにへたでもてるかためしたら、もってたのがすごいな~とおもったよ。
・ほしがきをつくったよ。なんかほしいもみたいなあじがするよ。3人でがんばってつくったから、がんばって食べてみたら、すごくおいしかったし、まい日おやつに食べたいよ。せかい中にこのクラスのほしがきをあげたいよ。おいしかったよ。
・ほしがきをつくったよ。たのしかったよ。わたしは、ほしたかきを食べるのがはじめてだから、ちょっとこわかったよ。でも、ちょっとにが手だったよ。またほしがきをほして、またチャレンジしてみたいよ。さきっぽをなめたら、あまかったよ。あと、かるかったよ。
・ほしがきをつくったよ。すごくあまいよ。さいしょはすごくしぶそうだったけど、すごくあまくなっていて、うれしかったし、おいしいのがおもしろいよ。たねがあるから、うめたいよ。わたしは、中のほうがすきだよ。2中でつくったとくべつのかき、どこにもうっていないとおもうよ。またつくりたいね。2中といっしょに。
・ほしがきをつくったよ。おいしくできてうれしかったよ。しょっかんは。まわりがすこしかたくて、中は水分がすこしあったよ。すごくあまくて、おいしかったよ。こんなにあまくなると思わなかったから、すごいと思ったよ。
転編入試験を行います(2026年4月入学)
2026年4月入学の転編入試験は、以下の学年で行います。
〇2年生 男子1名
〇4年生 男子1名
〇5年生 男子1名
試験日は2月14日(土)です。詳細は、募集要項でご確認ください。
〇募集要項・入学願書
以下のPDFをクリックし、ダウンロード・印刷してご利用ください。
→ 2026年4月入学転編入試験募集要項(PDFはこちら) ←
お問い合わせ
桐朋小学校
03-3300-2111(代)
干し柿づくり 第一弾
2学期、干し柿づくりをしました。
渋柿といって、しぶ~い味の柿が手に入ったので、みんなでつくってみることにしました。
はじめに、「しぶ~いを体験してみよう」ということで、渋柿の味見です。
「うへ~」「にがにが、しぶしぶする!」と、なんとも言えない表情の子どもたち。
ふだんの生活では、「からい」や「にがい」を経験することはあっても、「渋い」を味わう機会はなかなかありません。そんな中、みんなが勇気を出してチャレンジしてくれたことが、うれしく感じられました。
つぎに、いよいよ干し柿づくりのスタートです。
ピーラーを使って、丁寧に皮をむいていきました。はじめはなかなかうまくいきませんでしたが、だんだんコツをつかみ、最後には上手に皮むきができるようになりました。

ひもで結び、竹竿にくくりつけて、外に干して完成です。

晴れて寒い日が続くと、おいしい干し柿ができるそうです。
どんな干し柿がなるのかな、子どもたちと一緒に楽しみにしています。
中高図書館ツアーに行ってきました
2学期に、桐朋女子中高の図書委員会のみなさんが、中高図書館ツアーを企画してくれました。
数年前に、桐朋小学校の卒業生が図書委員長になり、小学校との交流企画を提案してくれて、それ以来毎年交流が実現しています。
今年も5・6年生の希望者が放課後、中高図書館を訪問しました。
「本は何冊あるんですか?」
「9万冊以上です」
「えーっ、すごい!」
広い図書館に圧倒されていましたが、図書委員のみなさんにコーナーごとに案内してもらい、検索の仕方や本の借り方を教わると、自分の興味のある本棚へ行って、「こんな本がある!」「この本おもしろそう!」と次々と本を手にとっていました。小学校の図書室より幅広い分野の本と出会うことができました。
特別に中高の本をお借りすることもできて、充実したひとときでした。


「ねじねじ ぎゅっぎゅっ」しめ縄づくり
しめ縄づくりの日、教室にはわらのにおいが広がりました。
「しめ縄ってなんだろう?」「なんだかいいにおいがする!」と、わらを手にした子どもたちは、目を輝かせて活動を始めました。
わらをよく見て、さわっていく中で、皮にあたる部分を「はかま」と呼ぶことを知りました。まずは、その「はかま」を一枚一枚ていねいに取り除く作業から行い、実際に手を動かしながら、わらのつくりへの理解を深めていきました。七本ずつ、合わせて十四本のわらを使う意味も学び、素材とじっくり向き合ってから、しめ縄づくりに取り組みました。

しめ縄づくりは、二人組になって行いました。一人ではむずかしい「ねじねじ」「ぎゅっぎゅっ」も、友だちと力を合わせることで、少しずつ形になっていきます。相手の動きを見ながら手を動かす姿からは、低学年なりの学びと成長が感じられました。

当日は、保護者の方がお手伝いに来てくださり、子どもたちは安心して活動に取り組むことができました。そばで見守ってもらいながら、最後まで意欲をもってつくり上げることができました。

仕上げの飾りつけには、自然広場や理科園で見つけた木の実や葉など、身近な自然の素材を使いました。
わらとふれあい、自然の恵みで飾りつけた手づくりのしめ縄は、新しい年を迎える準備として、子どもたちにとって心に残るものとなりました。


修学旅行報告会を行いました
10月に広島へ修学旅行に行った6年生。事前に学校でも、東京大空襲を経験した方々にお話を伺ったり、戦争の歴史などを学んだりしてきました。
実際に現地へ行った際には、原爆ドームや様々な碑、平和記念資料館を見学したり、被爆者の証言を聴いたり、大久野島へ行って毒ガス製造の歴史を知り、日本の加害の歴史を学んだりなど、本当にたくさんのことを肌で感じることができました。
毎年6年生は、そこで学んだこと、感じたことを持ち帰り、グループごとにまとめて「修学旅行報告会」を行っています。報告する相手は、保護者、そして来年平和学習に取り組む5年生です。
先日の半日研究会(年に数回、低中高学年それぞれにつき1クラスが午後残り、研究授業を行っています)では、この報告会が5年生に向けて行われました。

今回の報告会では、6年生は3人1グループになり、それぞれで伝えたいことを紙のスライドにして、3人の5年生に伝えるという方式を取りました。20分間の報告ののち、対話の時間も設けられ、「あなたが考える平和とは?」などのテーマについて、自由に語り合いました。最後に5年生からの感想を聞いて報告会は終了。

6年生の報告を聞いていて感じたことは、現地に行って実際に肌で感じながら学んだからこその、実感を伴った学びをしてきたのだなということ。自分の言葉で、戦争の恐ろしさや、自分たちがおかれている状況がいかに幸せかということ、どうすれば平和をつくっていけるかということなどを語っている姿がとても印象的で、また頼もしく感じました。
低学年から、国語などで平和教材を扱ってきてはいるものの、詳しい被害や、特に加害のこと(毒ガスのことなど)はまだ学んでいない5年生。初めて知ることも多く、時には質問もしながら、とても真剣に話を聴いていました。来年、自分たちがどのようなことを学び、そしてそれをどのように周りに伝えていくのか、感じることのできた時間になりました。

<6年生「私にとっての平和とはなにか?」>
・私にとっての平和は、みんなで助け合うことだと思います。(中略)けれど、ただ助け合うだけではいけません。たとえば、戦争を始めると言われ、あなたも戦ってと言われ、国のために戦いに行くのは、助け合いとは思えません。そうではなく、自分が間違っていると思ったことを伝える、そしてそれを受け入れてもらえるような世界になれば平和が生まれるのではないかな、と思いました。
・私は、報告会で改めて考えたことがありました。それは、自分は戦争を体験していなくても、同じ地球上で起こっていることをみんなで考えて伝えていく必要があると思います。(中略)「私にとっての平和とは」というテーマのスライドを、私のグループは入れましたが、そこに書いたことは、「1日3食のご飯が食べれ、学校に行けて・・・」など、生活のことを書いていたけど、今度その問いを聞かれた時には、「同じ過ちを繰り返すことがないように、私たちが考えて伝えていく必要がある」と付け加えたいなと思います。報告した側だったけど、学んだこともたくさんありました。
・「好きなことを好きなときにできる世界」
今の時代は昔とくらべたらすごく平和で、逆に戦争が起きてしまったら自分たちはどうなってしまうのだろうかという不安が、今までより強くなった気がします。だから、好きなことができる今が、ずっと続けばいいなと思います。
・笠岡さんのお話では勉強できることが幸せと言っていました。ぼくは今、むりやり働かされることもないし、食べ物もあるし、安心してすごせる環境があるから本当に幸せだと思う。笠岡さんは、両親が亡くなった後、「おかえり」と言ってくれなかったことが悲しいと言っていました。ぼくは、家に帰ったら、父か母が「おかえり」と言ってくれるし、ごはんも食べられるというごくふつうのことがあるのが幸せだと思う。
・平和とは、って一人ひとりに答えがあるから、他にも自分が平和だなと思うことはいっぱいあるんだけど、努力したいなと思っているのは、自分の考えをちゃんと持って周りに流されないように頑張りたい。(中略)これまで戦争について学んできて、それが日常の一部になってきてるから、終わっちゃうのはさみしい。でもちゃんと努力して新しく日常の一部にしていきたい。
・私にとっての平和とは、戦争もなく、衣食住があることだと思います。今の核兵器は日本に落とされたものよりももっと強力になっているので、どこかの国同士が戦争して原爆を落とし合うと、他の国にも大きな影響が出るし、地球が大変なことになってしまうので、そうならないためにもすべての国が核兵器を持ってはいけないと私は思います。今日本は戦争をしていないけれど、また戦争が起こってしまいそうで私はこわいです。そうならないためにも、戦争の悲惨さ、怖さ、どんなに平和が大切か、それを伝えて、もう二度と戦争を繰り返さないように私たちが頑張らなければいけないと思います。
<5年生「報告会の感想」>
・今まで原爆ってこわいなぁくらいのイメージだったけど、今日の話を聴いて本当にあった出来事で、どのくらいひさんで、すごい被害だったかわかった。それに今まで知らなかった、韓国の人の話や大久野島の話、さだこさんの話が知れて、本当に戦争って悲しいことなんだと思った。
・なぜ関係ない子どもや大人も戦争に巻き込まれないといけないのだろう?悪いのは、戦争をやった国どっちもだ。国のえらい人たちは、子どもっぽいのかもしれない。今、私たち5年生でもわかっている「話して解決すること、暴力をふるわないこと」を、真っ先に大人がやっている。
・日本は被害だけを語っている。例えば、一人と一人がケンカして、自分はやられたことだけを話すような感じだ。それを大きくしたものが、戦争だと思った。
・6年生の話を聞いたことで、戦争についてくわしく知ることができた。広島に落とされたたった一つのもの(原爆)で広島の人口の5分の1の人がなくなってしまったと思うと、すごくおそろしいと思った。それから、日本も毒ガスなんてよく作ろうと考えたと思った。原爆を落としたことも、毒ガスをつくったことも、その発想が出てしまうこと自体、戦争はしちゃいけないことなのだとわかった。
<6年生が制作したポスター> *実際に現地でスケッチした絵を元に描きました。


タネもしかけも夢もある!マジックワークショップ
初等部創立70周年の記念に、「桐朋っ子かるた2」をみんなで作りました。
言葉も絵も、たくさんの応募がありました。子どもたちの考える、桐朋の良いところ、おもしろいところ、好きなところ、楽しかったこと、思い出に残っていることなどが生き生きと見えてきて、選ぶのはたいへんだったけれど、嬉しい時間でもありました。
すてきな出会いもありました。かるたの製作をして下さった昇文堂さんのご紹介で、マジックの会社テンヨーさんが、桐朋っ子かるたを使ってできるマジックを教えてくださったのです。70周年のお祝いの会ではみんなで楽しみました。

4年生は、マジックワークショップも体験しました。
3つのマジックを練習して、担任の先生や校長先生に披露しました。
マジックのワクワク感と驚きを共有して、その魅力を存分に味わった4年生。その日の休み時間や放課後には、校舎のそこここで他学年の子をつかまえて、覚えたマジックを披露する姿が見られました。

マジックが上手になるための秘訣を教えてもらいました。
①くりかえし練習してみる
②まずは身近な人に見てもらう
③ゆっくりと、堂々と見せる
④自分も楽しんで!
「自分が心配そうな顔をしていたら、観客も心配そうな顔になっちゃうよ。
自分が楽しそうに笑っていたら、見ている人も笑顔になるよ。」
マジシャンの言葉通り、笑顔があふれるワークショップでした。



ツリーハウスの子どもたち[Ⅱ‐449]
中休みに、しぜんひろばのツリーハウス【注1】に行きました。ロープ前、子どもたちが列をつくっています。ツリーハウスに登ることができる! 喜びが伝わってきます。ツリーハウスの広さなどから、登れる人数は4名としました。
待っている人たちは、登りたい思いがあふれています【注2】。周りで見ている人もいます。自分の順番が来て、ロープにしがみついたものの、手と足の力で上ることができない人がいます。その人の背中やおしりを支える人もいます。しばらく粘ったけれども、登ることができないで、下に降りる人もいます。登ることが難しい時に、たすけて、手伝ってと言える、その声に応答する人がいる、そうしたやりとりを大切にしたいと思いました。時々、先生、抱っこ! 支えて~という人もいますが、自分や友だちに、ロープやまわりの木の助けを借りて登ろうと、励ましています。

ロープを持ち、からだを反らして、足で踏ん張り、手の力で登ろうとします。登ることができた人のマネをするものの、うまくいかずに諦めた人もいます。挑戦する姿を見守り、応援しています。
登ることができるようになると、登り、降りを何回も繰り返していました。さらに自信を持つと、何秒で上れるか、別の登り方に挑戦するなどもしています。
いいなあと思うのは、登りたいと思う気持ちがいっぱいであること。順番を待つこと。できない人の背中やおしりを支えること。見本やアドバイスを伝えあうこと。登れた時の喜びをあらわすこと。登ったものの降りることができず、勇気を出そうとすること。友だちに相談をすること。まだまだたくさんありました。

降りるのも、いろいろと方法があります。両側で飛び降りる人がいます。飛び降りた場所には、しぜんひろば委員の人たちが落ち葉を敷き詰めてフカフカにしてくれています。しぜんひろば側に降りるのは、高さがあるため、かなり勇気が必要のようです。飛び降りることは怖い人は、慎重にロープと木を使って降ります。降りるから登るのを待って、と声をかけています。そして登る順番を待つ人たちが受けとめます。そうしたやりとりも見られ、いいなあと思いました。
登ると、景色がいいそうです。登れたという喜び、自信、誇りなどもあるのでしょう。「先生もどう、登ってみない。」と言われました。嬉しいお誘いです。(2025年12月15日快晴)
注1 ツリーハウスは、しぜんひろば委員会の子どもたち、先生、卒業生で力を合わせてつくりました。階段をつくらず、ロープをくくりつけ、そのロープや友だちの力を借りて登ってみようとしています。
注2 子どもの姿より、やりたい!に火をつけること、やりたいけどできない、できないけどやりたいことの大切さについて学んでいます。共同研究者の久保健太さんから、エンゲストロームの学習論<1.やりたい! 2.やりたいけど、できない。できないけど、やりたい 3.やった! できた! 4.いつでも、どこでも、やりこなせる 5,できるようになったことが、周囲に波及する>を教えていただきました。