投稿者: tohoblog
夏季改修工事のご報告と今後の取り組み [Ⅱ‐470]
今夏の改修工事を予定通り行うことができました。改修にかかわり、さまざまなご協力をありがとうございました。
1、改修工事の目的
●テーマ、コンセプト 『未来の桐朋幼稚園・小学校を自分たちでつくる』 ~気候変動から子どもたちを守る。/木の温もりを五感で感じながら安らぐ。/自然エネルギーを活かし学び続ける。~
●背景と大切にしたこと 地球温暖化が加速し、酷暑など気候変動から、子どもたちの生活、学習環境を守る(=子どもたちの人権を守る)ために、園舎、校舎を断熱し、機密性を高める。断熱し、気密性を高めることで、省エネルギーをすすめ、温室効果ガス(主に二酸化炭素)を削減し、地球を守る取り組み*をする。
木質化をすすめ、木による子どもたちへのプラスの影響(心と情緒の安定など)を大切にする。熱伝導率の低い木を使用することは、断熱、省エネルギーにおいても有効である。
*地球温暖化対策推進法(日本)では、「2030 年までに温室効果ガス排出を 43%削減(CO2は48%削減)」し、2050 年までにカーボンニュートラル達成を目指す。
●今後の取り組み
□子どもたちと改修にかかわる取り組みをすすめる。
□地球温暖化や省エネルギーの重要性など、子どもたちの実感を伴った学びをすすめる。自然エネルギーを活かし、学び続ける。
□木(質)による子どもたちへのプラスの影響を捉える。
□断熱、機密性を高めたことの効果をはかり、検証する。
□断熱、木質改修工事について、外部へ発信する。
□2027年度、第2期断熱、木質改修工事を実施する。

高学年玄関付近、 図書室木製扉、廊下木質化
2、2026年度工事内容
工事は、高学年3階5・6年教室、図書室、高学年校舎1階廊下、幼稚園3部屋で実施。主な内容は、
●高学年3階教室 …木製内窓断熱、窓面壁断熱、窓面下多摩産材木板横張、天井断熱
●図書室 …床断熱、木製内窓断熱、床多摩産材木板張、天井断熱、卵漆喰塗装、木質ドア
●高学年1階廊下 …多摩産材木板横張
●幼稚園3部屋 …床断熱、床多摩産材木板張、木製内窓断熱、窓面壁断熱、木質ドア
高学年3階5・6年教室
3、断熱、木質改修をしたことの効果の検証
(1)断熱、気密性
8月中旬、木製窓設置(二重窓)以外の断熱、木質工事を終えた幼稚園保育室は、エアコンがよく効いていました。それは工事によって、断熱、気密性が高まったことによるものと捉えました。子どもたちの様子やエネルギー消費量の変化などから効果をみていきます。
同様の工事をされた他校では、「断熱した教室は外気温の影響を受けにくくエアコンを稼働してからの効きも早い」、「内窓の効果が確実にあり、消費エネルギーを減らすことができる」、「屋根、天井の断熱は、冬季の暖房負荷を大幅に削減するのに非常に有効であり、夏季の冷房負荷の削減効果は限定的だが、室内の温度上昇を緩やかにし、快適性を高める効果は大きい」などの検証*がされています。 *参考図書『断熱学校 学校から脱炭素社会』竹内昌義他著
(2)木質化
私たちは、他園、他校を見学し、木質化の良さを実感し、心理面、身体面、衛生面、学習・生育面などの効果を学んできました。「建物の内装木質化のすすめ-科学的データが示す内装木質化の効果-」(公益財団法人 日本住宅・木材技術センター発行)によれば、心理面では、リラックス・癒し、心地よさ・落ち着き感を高める、愛着心を高める効果など、身体面では、免疫力アップ、感覚を刺激する、疲労感を緩和する、安全性を高めるなど、学習・生育面の効果では、集中を助ける、活動力を高めるなどがあげられています。
9月より、園児、児童の様子や声から、どのような良さと課題が見られるのかを捉えていきます。多摩産の杉は、とてもやわらかく、さわると気持ちがよい、木の香りもします。素足での心地良さを感じる子が増えると思います。冬季の冷たさ、寒さに対して、断熱した床での生活、学びはどのような変化があるのでしょう。たのしみです。
(3)断熱と木質化をすすめること
熱の出入りがもっとも多いのが窓です。これまでアルミサッシの窓を使用してきましたが、熱伝導率は、アルミサッシ 236(単位はすべて W/m・K)、木材 0.15、樹脂 0.17、ガラス 0.8、鉄83です。アルミサッシは軽量で加工しやすく安価という利点がありますが、熱を伝えやすく、熱の出入りが激しく、冷暖房ロスの大きな要因となります。今回の改修では、木製内窓断熱、窓面壁断熱(断熱材の熱伝導率は0.024 W/m・K)にしました。
また、天井のコンクリートは蓄熱容量が大きいのです。太陽熱を吸収、保持しやすく、昼間暖められたコンクリートは、夜にも熱を放出します。寒さにかんしては、冷たさを保持します。そして冷気が下りてきます。壁や床も同様です。ですから、断熱が大切になります。

図書室
4、2027年度、第2期改修工事に向けて
私たちは、2027年度、低学年1・2年教室を中心に、第2期改修工事を行う予定です。
第1期工事では、私たちが願うすべての改修工事ができませんでした。それは、建築資材、建築関係費用の高騰、戦争によるホルムズ海峡閉鎖で石油由来の建材の不安定さと高騰などが要因としてあります。

462人の職人さん(のべ人数)に工事をすすめていただきました。ありがとうございました。
2026年7月より、第2期工事に向けて、寄付を募る活動をはじめました。2026年7月~2027年度末の期間、初等部にいただいたご寄付は、すべて第2期工事に使用させていただきますので、「『未来の桐朋幼稚園・小学校を自分たちでつくる』~気候変動から子どもたちを守る。/木の温もりを五感で感じながら安らぐ。/自然エネルギーを活かし学び続ける。~」へのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
「夏季改修工事」と並行して -学び、考え、いま行動を
○子どもたちと学びたい文献。『地球温暖化は解決できるのか パリ協定から未来へ!』小西雅子著、『いま、この惑星で起きていること 気象予報士の眼に映る世界』森さやか著(どちらも岩波ジュニア新書)。地球温暖化について、人間活動によって大気中に温室効果ガス(中心は二酸化炭素)が増えすぎていること、2024年度に1.5℃を超えてしまった現実。このまま4度上昇すると取返しのつかない影響の予想。小西さんの本20ページ~38ページより。
「1℃の上昇でも大雨、洪水、熱波などの異常気象のリスクが高くなり」/「2℃の上昇では、北極海の氷やサンゴ礁など気温変化に弱い生態系システムは重大な危機」/「3℃以上では、生物多様性や世界経済全体へ広い範囲にわたって損失」/「4℃以上になると、穀物の生産量の落ち込みや魚の漁獲量の変化などがあわさって、世界的に食糧の安全保障に多大な影響」
第4章では、私たちに何ができるのか? 1節 温暖化対策を進めるために必要なこと 2節 私たちには何ができるのか、考えてみよう、があり、6年生と読み合って考え、話し合いたい。
○8月17日朝日新聞には、「「2050年の天気予報」12年ぶり改定(最新の科学的知見に基づきアップデートした)」「酷暑で「外出自粛令」・瞬間風速100m「スーパー台風」」という記事がありました。「現在のペースで温室効果ガスである二酸化炭素を出し続けた場合」に起こりうること、「2050年夏、40度以上の酷暑日がのべ157地点に上り、午前11時から午後3時は「外出自粛令」が出される。」「(世界で高温や干ばつにより、飼料や食用油の原料が不足し輸入価格が高騰。)食料不足でカツ丼も気軽に食べられない」などでした。こうした未来に向かうことを食い止めなくては。早急な対策が必要だと思います。
○『異常気象の未来予測』立花義裕氏。表紙には、「豪雨、豪雪、山火事…自然災害の頻発」「寒暖差の激しい冬の到来」「梅雨入り前から猛暑」「食料の価格高騰」「春と秋がなくなり二季になる」「最高気温が40度を超える世界でどう生きるか」と書かれています。学んだのは、「異常気象のなぜ?」を科学的に解き明かしていくところ。
○本屋さんに行くと平積みになっている斎藤幸平氏『人新世の「黙示録」』(集英社)を読むと、事象、結果とデータなどを示し、「温暖化が進行し、従来の気候システムが制御不能なレベルまで不安定化し、人類や生態系の存続が危ぶまれる深刻な状態」=「気候崩壊」として捉えられていました。
「気候崩壊」が深刻化すると、「文明の物質的基盤が崩壊」、「自然災害や飢饉が一層、頻発するようになり、経済停滞や欠乏、奪い合いが半永久的に続いていく」、「民主主義や人権、平等といった近代の根本的価値観が否定され、自分だけが助かればよいという選民思想が広がっていく」などの危機が指摘されています。……そして、「希望」を提案されていました。
○環境省は、 2026年2月、第3次気候変動影響評価報告書(5年毎に改定される気候変動影響の最新の科学的知見)を公表。日本をとりまく気候の変化として、「日本では、すでに過去100年間当たり1.4℃のペースで気温上昇をしており、世界平均より高いペースで上昇をしています。真夏日や猛暑日などが統計上増加(逆に冬日は減少)しているだけでなく、気温以外の変化として、年最大日降水量(1年で最も雨の降った日の降水量)や極端に強い雨の頻度なども増加しています」などと書かれています。
○9月2日、国連環境計画(UNEP)の報告書。「地球温暖化で産業革命前からの気温上昇が数年以内に世界平均で1.5度を超え、災害や健康被害などのリスクが危機的な水準まで高まると警告」する。そして「極端な気象現象が増え、小さな島が水没する恐れが高まる。人の健康や食料生産、インフラ、経済にも深刻な影響がある」などとある。「悪影響を減らすには1.5度超の期間を最短にすることが重要」。(9月3日、東京新聞2面「世界気温数年で危機水準」より)
明日の体験会について
明日の体験会に参加される皆様へ
体験会へお申し込みいただきありがとうございます。
暑さや雨もありますので、体験会はぜひ気軽な服装でお越しください。(内履き・靴袋・受付表もお忘れなく)
雨天でも通常通り開催します。
お気をつけていらしてください。
まだ少し予約枠がありますので、お申し込みがまだの方もお待ちしております。
桐朋小学校教務
冷たい国語
国語の授業で『ばばばあちゃんのアイスパーティ』というお話の読み聞かせを行いました。このお話は、ばばばあちゃんの家に集まった子どもたちが、食べ物や植物、おもちゃなどを凍らせて氷をつくる物語です。
読み聞かせの後、「みんななら何を入れてみたい?」と投げかけると、「プリン!」「マシュマロ!」「蒸しパン!」「コーラ!」と、子どもたちらしいユニークで自由なアイデアがたくさん飛び出しました。
桐朋小学校では、本を読んで想像を膨らませるだけでなく、「物語の世界を実際に体験する」ことも大切にしています。
実際にやってみるなかで、「思ったより固まらないな」「こんな色になるんだ!」「こんなに時間かかるんだな」「大変だな」という驚きや発見が生まれます。そんな心の動きを大切にしたいです。
まずは「自分ならどんな氷を作るか」の設計図づくりからスタート。ご家庭にもご協力いただき、お菓子やジュース、身近な植物などを持ち寄って班ごとに実験を行いました。

当日は、「どんな組み合わせにする?」「何から入れる?」と話し合いを重ね、おいしそうな「食べ物シリーズ」と、見た目も華やかな「お花シリーズ」の2種類の氷を作成することになりました。


作成当日は「なかなか凍らない!」という時間の壁にぶつかるハプニングもありましたが、翌日無事に凍った氷を手にした子どもたちはとても嬉しそうに、「もう食べられない・・・」というほどアイスを堪能した子どもたち。


「おうちでもやってみたい!」という声も多く聞かれました。ご協力いただいた保護者の皆様、ありがとうございました。
以下で子どもたちの感想を共有します。
「きょうさいこうに たのしみにしていた こおりのあいすを たべられて すごくおいしかったし やっとたべられて うれしかったし ずっとたべられて うれしかった」
「あいすパーティーしゃしんますかっとを いれたら おいしかった あとなんか つめたかった」
「きょうは、こおりのたべものを、たべたのが、たのしかった。あとこおりが、つめたかった。おいしかった。あと、あまかった。またたべたいな。」
「きょうはきのう ひやしたこおりを たべて まじで おえっていうくらい おいしくなかったです。げろはくくらい。」

「きょう あいすをたべたけど さむすぎて たべれなかった。けどけっこうたべれた💮」
「きょうは あいすを たべて ちょっと しょわしょわして なんかたーんとした。」
「きょうは こおりが おいしすぎて あたまが こんらんして なにも かんがえられなくなって すりるまんてんで たのしかった!!!!!!!!」
「きょう こおりを たべたけど おもったより おいしくなかったよ!🐧🐧」
「きょうははじめて こおりを たべたとき おいしかった しゃあべっとみたいで おいしかった きょうは いいひで たなばただから きょうはいいひに なってよかった」
「きょう あいすを たべたけど あんまりおいしかった みんなが あいすを ひとりじめして うまくたべれなかった でもさいこうで さいこうで おいしかった。」

8/29(土)説明会・体験会予約枠追加のお知らせ
8月29日(土)の学校説明会・学校体験会ですが、ご要望を受け、受け付け枠を増やすことができました。
より多くの皆様に本校の教育活動を知っていただける機会となれば幸いです。
体験会では、実際に低学年教室・専科教室に入って、年長児対象の活動体験を行なっていただきます。
どんな学校生活を送るのか学校案内冊子ではお伝えしきれない部分を少しでも想像できる時間となりましたら幸いです。
また、今回の説明会では「地球市民の時間」をテーマにお話しする時間もございます。
皆様のご参加を、心よりお待ちしております。
尚、満席の場合はどなたかがキャンセルされた場合のみ予約が可能です。
キャンセル待ちの機能はございません。あらかじめご承知おきください。
追加枠の受付につきましては、▶︎こちら◀︎をご覧ください。
自然の中で見つけたもの
6年生は、六月頃に八ヶ岳高原寮で2泊3日の宿泊学習を行いました。
出発前は、天気予報に雨マークが並び、「予定どおり活動できるだろうか」と心配していました。しかし、現地では雨が降りそうで降らない絶妙な空模様が続き、おかげで予定していたすべてのプログラムを実施することができました。
行きのバスではレクリエーションを楽しみ、到着すると、豊かな自然の中で思い切り遊びました。カニやヘビなどの生き物を見つけるたびに歓声が上がり、八ヶ岳ならではの自然を全身で感じることができました。

2日目は、専門家の方と一緒に地図を片手にロゲイニングに挑戦しました。道中では、用水路でシカの全身の骨を発見するという思いがけない出来事もあり、自然の営みについて考える貴重な機会となりました。

午後には火起こしに挑戦し、自分たちで火を育てながらホイル焼きやマシュマロ焼きを楽しみました。一時は雨が降る場面もありましたが、その後は天候が回復し、夜には無事キャンプファイヤーを行うことができました。

宿泊学習では、活動だけでなく、係の仕事や掃除、ミーティングも子どもたち自身が力を合わせて進めました。一人一人が役割に責任をもち、「みんなでよい合宿をつくろう」という気持ちで過ごした3日間でした。

最終日、「まだ帰りたくない」という声があちこちから聞こえてきました。その言葉には、仲間と過ごした時間の充実感や、自分たちで生活をつくり上げた3日間への思いが詰まっていたように感じます。自然の中で過ごした経験は、子どもたちにとってかけがえのない思い出になりました。
泥だらけの笑顔があふれた遠足
3年生は、春の遠足で もぐら公園(からすやまプレイパーク) へ出かけました。
当日に向けては、実行委員の子どもたちが休み時間にも集まり、しおり作りや準備を進めてくれました。心のこもったしおりを手に、「早く行きたい!」「楽しみ!」という気持ちが、日に日に大きくなっていきました。

学校から約1時間歩いて公園へ到着すると、遊び始めの合図と同時に、子どもたちは一斉に駆け出しました。大きな滑り台に何度も挑戦する子、タイヤのブランコで風を感じる子、高い小屋に登る子、工作を楽しむ子、友達と力を合わせて水を運び、泥遊びに夢中になる子…。遊び方はそれぞれ違いますが、どの子も自分の「やってみたい」を見つけ、思い思いに楽しんでいました。

最初は「できない」と思っていたことにも、何度も挑戦する姿が見られました。友達に手伝ってもらいながら登れるようになったり、繰り返し挑戦するうちにコツをつかんだりする姿からは、遊びの中で育つ子どもたちのたくましさが感じられました。
帰る頃には、服も靴も顔も泥だらけ。でも、その泥は、友達と相談しながら遊びを広げたり、「もっとこうしたら面白い!」と考えたりしながら夢中になって遊んだ証です。「まだ遊びたい!」という声がたくさん聞こえ、子どもたちにとって忘れられない一日になりました。

<子どもたちの作文より>
「さい初はのぼれなかったよ。友だちにたすけてもらって、どんどん一人でのぼれるようになったよ。すべりだいが一番楽しかったよ。」
「さいしょはよごれるのが心ぱいだったけど、みんなたのしそうだったから入ってみたら、とってもたのしかったよ。」
「ズボンはさいしょはおうどいろだったのに、どろの中にはいってから、こげたパンのみみみたいなこげちゃいろになっていたよ!」
「どろのところに木のいたがあったからのって、サーフィンみたいなのをやったよ。しずんじゃったけど、気にしないでやっていたら、くつにどろが入っていてへんなかんじだったよ。」
「タイヤのブランコで高くこぎすぎて止まらなくなって、すっごくびっくりしたよ。」
「友だちがてつだってくれたよ。またチャレンジしたいよ。」
生い立ちと歩み
4年生の授業の様子を共有します。
今回の授業では、お腹の中で赤ちゃんがどのように成長していくのかについて学習しました。
身長や体重の変化だけでなく、「手足の指ができる」「まばたきをする」「男の子か女の子かがわかる」などの成長の様子を取り上げ、「どのような順番で変化していくのだろう」と考えました。

グループトークの様子を見ていると、「まばたきするのは最後なんじゃない?」
「少し早い時期に男の子か女の子か、わかるんじゃない?」「手足の指は、かなり
早い時期にできるんじゃないかな?」等々、それぞれが自由に発言していました。

その後、身長と体重の変化とともに、特徴の変化について考えていきました。
① 3ヵ月 ・・・ 身長 6㎝ 体重 20g ⇒ だいたい のり1本分
② 6ヵ月 ・・・ 身長 25㎝ 体重 250g ⇒ だいたい 筆箱1つ分
③ 8ヵ月 ・・・ 身長 38㎝ 体重 1600g ⇒ だいたい 水筒3つ分
④ 9ヵ月 ・・・ 身長 46㎝ 体重 2200g ⇒ 水筒4つ分 + 辞書1冊
こう見ると少しずつ確実に成長していくことがわかります。
最後に、赤ちゃんの心拍数を予想しました。
「ずっと寝ているから 10 回くらい?」「お母さんが頑張っているから 20 回?」
「赤ちゃんも成長するのに必死だから、100 回とか?」
そんな予想を大きく上回る1分間に約110~160回という速さに驚き、実際に100回を目標に体を動かしてみることで、その速さを体感しました。
今回の学習を通して、子どもたちは、お腹の中の赤ちゃんも一つの命として懸命に生き、成長していることを実感し、命の尊さについて考えを深める機会となりました。
世界に一つだけの竹馬づくり
土曜参観では、親子で竹馬づくりに取り組みました。あいにくの雨模様となりましたが、多くの保護者の皆様にご参加いただき、ありがとうございました。

活動では、「金づちを使ってみたい」「竹を切ってみたい」という子どもたちの思いを大切にしながら、安全に十分配慮して作業を進めました。保護者の皆様が温かく見守り、必要な場面では手を貸してくださったことで、子どもたちはものづくりの楽しさを味わいながら、自分だけの竹馬を完成させることができました。

完成した竹馬を手にした子どもたちは、「できた!」「早く乗ってみたい!」と笑顔いっぱい。自分の力で作り上げた喜びが、その表情から伝わってきました。

これからは、竹馬名人を目指して練習が始まります。友達同士で教え合ったり励まし合ったりしながら、何度も挑戦を重ね、一歩ずつできることを増やしていってほしいと思います。
「断熱」「木質化」工事をすすめています [Ⅱ‐469]
夏季中、改修工事をすすめています。今朝(11日)も早くから、電気ノコギリの音などが聞こえてきました。写真は、幼稚園の年少<たんぽぽ>、年中<ばら>、年長<ゆり>の部屋、床断熱、多摩産材の床はり、窓断熱、窓下壁断熱、天井工事をすすめていただいてきた様子(7月下旬~8月11日、8月14日~)です。

工事開始前

天井張替

床断熱

多摩産材の床、窓下断熱


この6枚は、8月14日~写真


木質化は、これまでにいろいろな園、学校を見学させてもらい、その良さを感じてきました。「建物の内装木質化のすすめ-科学的データが示す内装木質化の効果-」(公益財団法人 日本住宅・木材技術センター 発行)によれば、心理面、身体面、衛生面、学習・生育面、生産性、経済面、社会貢献など、それぞれの効果があげられています。
心理面の効果では、リラックス・癒し、心地よさ・落ち着き感を高める、愛着心を高めるなど、科学的データより示されていました。身体面の効果では、免疫力アップ、感覚を刺激する、疲労感を緩和する、安全性を高めるなど、学習・生育面の効果では、集中を助ける、活動力を高めるなどでした。
9月以降、園児、児童、教職員の様子や声から、どのような良さが見られるのかを捉えていきたいと思います。たのしみです。幼稚園部屋の改修前の床はデザインがすてきでしたが、たいへんな硬さでした。断熱されていませんので、床からの冷たさ、寒さを感じました。今回の多摩産の杉は、とてもやわらかく、さわると気持ちがよい、木の香りも感じます。裸足での心地良さも感じるのではないでしょうか。冬期になれば、「断熱」による変化を感じられるのではないかと期待しています。
気候変動がすすみ、それを現在なんとしてもくい止めなくてはなりません。
これまで繰り返し述べてきましたが、初等部(幼稚園と小学校)では、地球沸騰化、気候変動がすすむ中、その主な原因となる二酸化炭素を抑制し、気候変動対策をすすめたいと考えてきました。夏の期間がたいへん長くなり、特に最上階の3階の異常な暑さを何とかしなくてはならないと考えました。そしていろいろな方法を検討し、子どもたち、私たちの健康を守るために、建物と外部の間の熱を断つ「断熱」の方法が有効であり、工事を行うことにしました。決定後も、建築関連費用の高騰、石油由来の資材不足などの困難に直面してきました。
今回の工事で、3階の天井裏をみてみると、残念ですが「断熱」されていない箇所がありました。これは、私たちの校舎だけでない(古い園や校舎の標準設計に「断熱」の項目がない)と捉えます。
既存の園校舎をもとに、できる限り短期間で、費用を抑えて、現状を変え未来を創るとすれば、私たちが選んだ壁、床など、断熱材を隙間なく敷き詰め、張ったりすることで、外気温を遮断し、冷気や熱の伝達を遅らせ、暑さや寒さを防ぐことが、子どもたちの健康を守ることにつながると考えます。この「断熱」によって、使用するエネルギー量を削減します。そのことは、二酸化炭素排出量を減らし、気候変動の対策につながると考えました。
また、園や学校では明るさや費用を考えて、大きな窓、アルミサッシ枠、ガラス1枚の窓が多いと捉えます。しかし、夏、冬ともに熱の出入りが大きく、窓際は夏は日射が眩しく、冬は寒い課題があります。熱の伝えやすさ(熱伝導率)は、木材は0.15(W/m・K、他も同様)、樹脂は0.17、ガラスは0.8、鉄は83、アルミサッシは236だそうで、アルミがもっとも熱を伝えやすい。私たちは、既存のものを使い、費用面を抑え、できる限り短期間で行えるよう、アルミサッシの内側に木製の枠、窓を設置し、二重窓を選びました。
8月中旬に入り、工事後半になります。職人さんは、暑さ厳しい中、よくしていただいています。
以下の写真は、図書室の「断熱」「木質化」「入口付近」工事の様子です。
子どもたち、保護者の皆さん、関係者の皆さんのお力で、すべてのものを移動
絵本コーナーの断熱工事

入口付近の工事、木製扉設置(8/19)
天井断熱、多摩産の杉材の床

塗装の様子

今後も「断熱」「木質化」工事について発信し、子どもたちの健康を守ることを考え合っていきたいと思います。
豪雨により、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りします。また、被災されたすべての皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
それぞれが「出会った」高尾山遠足!
今日は4年生の高尾山遠足について。
初めて一人で電車に乗ることや、長い登山に挑戦することなど、子どもたちにとって新しい経験がたくさんありました。登山では、険しい道のりに苦労しながらも、仲間と励まし合って歩き切り、自然の豊かさや山頂からの景色を存分に味わうことができました。
また、遠足実行委員の子どもたちは、事前の準備や当日の進行、終わりのあいさつまで責任をもって役割を果たし、遠足を支えてくれました。一人一人の力が集まり、思い出に残る充実した一日となりました。

一日を通して、楽しさだけでなく、挑戦することの大切さや達成感、自然の素晴らしさなど、多くのことを学ぶ機会となりました。この経験を生かし、今後の八ヶ岳での宿泊学習にも意欲を高めてくれることを期待しています。