運動会に向けて

運動会が近づいてきました。各学年、1学期から取り組んでいる民舞の練習や、対抗競技の練習に力が入っています。

対抗競技は低学年、中学年、高学年、というようにブロックごとに分かれて行います。特に中学年と高学年は子どもたちと話し合う中でルールを変えていったり、作戦を立てたり、上級生がリードして行っていきます。

今日は中学年ブロックの様子を紹介します。

中学年ブロックはまず出会いから。同じチームになるメンバーということで、いきなり競技の練習から入るのではなく、一緒にお弁当を食べたり遊んだりして、お互いのことを知ることから始めました。

 

4年生がやりたい遊びを聞き取ったり、遊びの企画を立ててくれたりして、3年生は「もう班の人の名前覚えたよ!」と嬉しそうに話していました。とても楽しい時間を過ごすことができたようです。

朝の会の時間には、ルールの変更について、4年生の係の人が伝えに来てくれる場面もありました。

来週はいよいよ実際の競技をやってみます。やってみると色々と気づくことがあります。気づいたことについてはまた話し合いをして、ルールの工夫や作戦につなげていけるといいです。

そして何より、3年生と4年生が力を合わせて楽しく取り組める競技にしていきたいですね。

 

運動会見学会のお知らせ(年中児家庭限定)

本校にご興味をお持ちくださる皆様

 

桐朋小学校 運動会見学会を以下の通り開催します。

 

〇日時

2025年10月5日(日)

 9:40~ 受付

 10:00~10:50 見学

・正門よりご入場いただき、案内に従って受付場所にお越しください。

・上履きや靴袋等は必要ありません。

 

〇内容  

民舞発表の一部をご覧いただきます。

 

〇受付開始日  9月18日(木) 正午から

・本ホームページ「説明会・体験会予約画面」よりお進みください。

・お子さんのお名前でお申し込みください。1家庭、2名までご入場いただけます。(お子さんも1名としますが、未就園児は人数に含めません)

・男女の枠がございますので、お間違えのないようにお手続きください。

 

※運動会が雨天延期の場合、本イベントは中止となります。

 運動会実施の可否は、当日朝7:00にホームページ上に掲載します。

 ご確認の上、ご来校ください。

 

 


〇お願いとご案内

※本校の説明会にお申込みいただくには「miraicompass(ミライコンパス)」サイトでのユーザー登録が必要です。

事前に準備しておいていただくと、お申込みがスムーズにできます。

※すぐに満席になることも予想されます。その場合ご容赦ください。

※ご都合がつかなくなった場合はホームページよりキャンセルのお手続きをお願いします。(キャンセル待ちはございません。どなたかがキャンセルした場合にのみ空席になり、その場合のみ予約が可能です。ご協力お願いいたします。)

※説明会後にミライコンパスマイページよりアンケートの送信をお願いします。これによりご参加の確認をさせていただきます。

 

皆様のご来校をお待ちしております。

 

桐朋小学校 教務

6年生との授業「トピックス」 [Ⅱ‐436]

 宮原先生、武藤先生がされていた、6年生と授業「トピックス」を引き継いでいます。私自身の学びの時間で、いろいろなことを教えてもらっています。

 9月2日の授業では、「防災の日(9月1日)」関連を取り上げました。1923年関東大震災について当時の写真を見て考えました。南海トラフ沿い巨大地震の歴史を調べて、1605年慶長地震マグニチュード(以下、Мとします)7.9、1707年宝永地震М8.6、1854年安政南海地震М8.4、安政東海地震М8.4、1944年昭和東南地震М7.9、1946年昭和南海地震М8.0とあり、М8クラスの巨大地震が90~150年おきという周期性を捉えました。

 どうしてこんなに日本は地震が多いのでしょうか。科学の成果、「プレートテクトニクス」についても学びました。そして、地震の備えについてみんなで考え、話し合いました。

 2011年、東日本大震災については、私が宮城県の大川小学校に行って見たことを伝えました。それから、2025年9月1日の写真(朝日小学生新聞9月2日掲載「関東大震災から102年 東京などで追悼式典」記事)も見てもらいました。碑に書かれていることばをもとに忘れてはいけないこととは何かを考えました。朝日小学生新聞を読んでいる人もいて、この記事のことを話してくれた人がいました。 

 写真は、9月8日、スリランカよりいらした飯塚淳子さん

 9月7日、今後に取り組む「自分史」について、先輩の書いたものを紹介しました。

「…僕がお腹にいる間、お母さんはずっとお腹がすいていて、いつも何かを食べていました。仕事場で、/「そんなに食べるんですか?!」/と驚かれたり、それまではご飯党だったのに、急にパンばかり食べるようにもなり、生まれてきた僕がパンが大好きだったので、(お腹のなかの赤ちゃんがパンを食べたがっていたのかな)と思ったそうです。

 お母さんはお腹の赤ちゃんのことばかり考えていて、よくおっちょこちょいをしました。病院の健診に財布を持たずに出かけたり、銀行でおろしたお金をそのまま置いてきたり。電車にもよく乗り遅れたそうです。…」

「…ぼくは生まれてからすぐ救急車で大病院に行きました。理由は……。生まれて生後十日入院してしまいました。両親は初めてのことで、大病院に行くのをとても心配してくれたそうです。それに救急車で搬送中、古い救急車しかなく、古い救急車は道の段差を越えるたび飛ぶため、救急車の中のケースの中にいる僕がはねるため、二人がかりでケースを押さえていました。父は、生まれたばかりの子がこんなことになってよいのかと思ったそうです。…」

 記憶にない生まれる前のことを聞いてみる、生まれて間もない頃のことを聞いてみる、心にずっと残っていることを聞いてみるなど、取り組んでほしいと思います。

 飯塚さん、サリーを着て、バナナを見せて話してくださりありがとうございました。

 「自分史」とつなげて、命のことも考えました。教材は、小学生が書いた詩や作文です。『子どもたちの日本国憲法3 「人間らしく生きる」』(日本作文の会編、新読書社)を学んで、6年生に紹介しました。そのうちの一つを掲載します。

 

  赤ちゃんが生まれる

     高知県 小学四年 浅野 ゆうき

「ゆう、早よう、手つだって。」

テレビを見ているとお母さんがあわてて、よびました。

「なに。」

とふしぎに思いながら行きました。

 台所の近くで、犬のスーザンが赤ちゃんを産みかけていました。スーザンは、足のとっても短くて、どうの長い、ダックスフンドです。だから、おなかの大きいスーザンは、足がおなかに、めりこんだように見えます。

 スーザンは、血をぽたぽた落としていました。わたしは、赤ちゃんは、頭から出てくると思っていたから、足から出てきたので、びっくりしました。さか子で、おしりから先に出てきました。お母さんが、どうを持ってひっぱるので、(そんなにがいに*ひっぱって、だいじょうぶやろか。)と不安に思いました。何回かひっぱって、やっとすうっと出てきました。(よかったぁ。)とほっとしました。 *そんなにがいに=そんなに強く

 タオルでくるんで、へそのおを、糸でくくって、はさみでのこった先を切りました。タオルでこすって、あたためました。

「クウ、クウ。」

と赤ちゃんが、お母さんをさがしながら、泣いています。目は、閉じたままです。心配に思ったスーザンは、赤ちゃんをなめに行きました。

 次に三十分ほどたって、また、赤ちゃんが生れそうです。

 次の赤ちゃんもさか子でした。スーザンは、少し力を入れるけど、なかなか赤ちゃんは、出ません。とうとうりきむのを、止めてしまいました。ぐっと力を入れて、ひっぱるけど、出てきません。頭がひっかかったままです。体をひっぱるので、(頭がのく*。)と思って、こわかったです。スーザンは、ぐったりして、ふうっと、力をぬいていて、ぜんぜんりきまないのでこまりました。(どうしよう。)と思いました。 *頭がのく=頭がぬける

「お母さん、だいじょうぶでねえ*。」 *だいじょうぶでねえ=だいじょうぶかな

と泣きそうな声で聞きました。

「わからん。ぜんぜんりきもうとせんき。」

と、こまった声で言いました。わたしは、

「スーザン、りきんで、お願い、りきんで。」

と何度も言いました。ときどき、クーとりきむけど、すぐに、止めてしまいます。

 ずっとひっぱりました。

 やっとすうっと出た時は、

「やったあ。」

(スーザンよかったねえ。長い時間、ずっとがまんしたねえ。)とうれしく思って喜びました。お母さんも、

「がんばったねえ。がんばったねえ。」

とうれしそうに言っていました。

 でも様子がおかしいです。ふつう、だかれると、小さな声で、クウクウ泣くけど、ぜんぜん泣きません。それに、ぐたあとしています。それは、長い間おなかの中にいたからです。お母さんが、

「ゆう、タオルであたためて。」

と、あわてて、おこったように言いました。かた手で、だいて、かた手で、タオルを持ってあたためます。それでもだめでした。

「いやあ、死なんとってえ。」

と泣きそうな声で言いました。すると、お母さんが、子犬の鼻に口をあてて、つまっている水を、

「ズーズー。」

とすい出しました。

(うわあ。犬の鼻に口をつけて、病気にならないのかなあ。気持ち悪い。)と思いましたが、お母さんが必死なので、(すごい、がんばれ!!)と心の中でさけんでいました。

 一分ほどすい出すと、子犬が、

「クックッ。」

と声を出しました。箱に入れると、さっきのがうそみたいにバタバタしていました。わたしは、子犬をここまで元気にしたお母さんのことを(犬のお医者さんみたいだなあ)と思いました。お母さんは、とってもうれしそうに、にっこりしていました。

 それからまた、赤ちゃんが生まれそうです。もうだいたいなれたのか、あまり思いっきりひっぱらなくても、出てくるようになりました。

 全部で四ひき生まれました。赤ちゃんは、元気で、よくスーザンのおっぱいをちゅばちゅばすっています。

 二、三日たつと、子犬は、一回り大きくなりました。みんなとちがって、体の小さな子犬は、犬用のほにゅうびんで、だいて飲ませました。ほにゅうびんのちくびのところを、自分の力ですわせます。こつのわかってきた子犬は、それをくり返し飲みました。

 ねる時は、みんな重なって、ぎゅうぎゅうづめで、ねていました。そんなところを見ると、本当に、みんな死なないでよかったと思いました。あの、死にかかっていた子犬も、他の子犬と同じぐらいの大きさに、育ちました。歩く時は、ばたばたと、おもいっきり、足をうごかして、今は、どの子犬だったかも、わからないほど大きくなりました。

(『子どもたちの日本国憲法3 「人間らしく生きる」』日本作文の会編、新読書社より)

 子どもたちの感想から

〇スーザンの赤ちゃんがぜんぜん泣かないときに、お母さんが子犬の鼻に口をあてて、つまつている水をすい出したのがすごいなあと思った。ぼくだったら気持ち悪くてできないかもしれないです。

〇犬もいのちがあって、人間とおなじ苦労をして、子どもを産むということに少しびっくりした。犬はかわいいけど、犬も苦労しているのがわかった。

〇私も犬をかってるから、すごいと思った。うちの犬は、赤ちゃんを産めないようにする手術をしたから、産めないけど、出産する時スーザンすごくいたそうだった。

〇人間でも犬でも生まれる時のつらさ、生まれた後のよろこびが同じなんだなあということを感じました。最後にスーザンたちがじゃれあっている場面で、生きるということを改めてすごいことだと思いました。

〇ぼくが一番驚いたのは、お母さんが犬の鼻の中の水を吸いだしたことです。正直気持ち悪かったけど、それによって赤ちゃんが助かってすごいと思いました。さらには、りきむのが大変だったり、生命が誕生するのは本当に難しいんだなと思った。

 まだまだたくさんの人が「赤ちゃんが生まれる」への感想を伝えてくれました。ありがとう!

 夏に学んだ場所

みかぐら練習中!

先週、3年生は久しぶりの専科体育の授業がありました。

運動会に向けてみかぐらを練習中の子どもたち。

1学期にそれぞれ好きな色の扇を選び、錫杖(しゃくじょう)を作り、踊りの練習も着々と進んでいます。

今回は新しく「大ジャンプ」という部分を習い練習しました。みかぐらで一番盛り上がる部分です。

難しいけれど、繰り返し何度も踊って頑張りました。

 

引き取り訓練を行いました

今週の水曜日、災害時等に備えるための引き取り訓練を行いました。

今回は大きな地震が起き、その後おうちの方に引き取りに来ていただくことを想定した訓練です。

毎年行っている訓練ですが、緊張感をもって臨めたでしょうか?

子どもたちはこれを機に、災害が起きたときの行動などを、おうちの人と一緒によく話し合えるといいなと思います。

保護者の方も、暑い中ありがとうございました!

 

命を活き活きと輝かせて[Ⅱ‐435]

2学期、創立70年記念日に向けて、全職員が協力してさまざまな準備をすすめています。記念誌には、卒業生、PTA会長、旧職員、学園関係の皆様より、期待も含めあたたかな文をいただいています。たいへんありがとうございました。

皆様より励ましをいただいて、これからも一人ひとりを大切にした保育、教育をすすめられるよう、初等部をつくっていく努力をしていきたいと思いました。

 写真は1学期の様子から

卒業生の方の文を紹介させていただきます。

言い尽くせないほどの思い出がありますが、私にとって桐朋小学校での 6 年間は、目一杯のびのびと遊んだ記憶で埋め尽くされています。私はとてもおてんばで、とにかく外遊びや走りまわるのが大好きな子どもでした。

 鬼ごっこ、ドロケイ、隠れ鬼、ポコペン、氷鬼、手打ち、キックベース、ドッジボール、一輪車、竹馬、泥団子づくり…。たった20分の中休みであっても、1分でも1秒でも長く友達と遊びたいという気持ちで、授業終わりのチャイムが鳴るなりみんなで一斉にグラウンドに駆けて行き遊んでいました。放課後も、日暮れの最終下校時刻ギリギリまで、クタクタになるまで走りまわっていました。

 その生活は丸6年間、高学年になっても続きました。それくらいの年齢になると鬼ごっこなんて子どもじみていると感じてもおかしくないのですが、私のいた5、6 年の西組は、男女一緒になって本気で鬼ごっこをする、とても仲の良いクラスだったのです。それが私はとても嬉しく、大好きなクラスでした。このような日々がずっと続けば良いのにと当時も思っていましたし、今でも夢に出てくるほど、本当に楽しかったです。

私にとっての夢中になれることは外遊びでしたが、周りを見渡すと絵が上手な子、自然広場で昆虫採集をしている子、泥団子を黒光りするまで磨いている子、本の虫の子、走るのが速い子、何やら段ボールで大作に取り組んでいる子、けん玉を極めている子、ずっと野球やサッカーをしている子、教室でピアノを楽しそうに弾いている子、木登りが好きでずっと木の上にいる子、自作のお笑いを朝の会で披露している子…と、いろいろな子がいました。

 先生方も好きなことや個性を尊重し伸ばしてくださる方ばかりで、子ども同士もお互いの良いところを見つけて認め合える環境でした。だからこそ、今でも桐朋小出身の友人達は特別各々の個性が光っていて、自由で面白いのだと思います。

コロナが蔓延して職場と自宅を往復するだけの閉ざされた生活を経験したり、戦争が世界の様々な場所で始まったり、AI技術が急速に発展して自分で考えなくとも簡単に答えをくれるツールができたり、そんな昨今、“幸せとはなにか”ということをより一層考えずにはいられませんが、自分にとっての幸せとは、“夢中になれる好きなことがあること”と、“友人や家族など大切な存在がいること”だと強く感じます。

 そう断言できるのは、自分にとっての小学校時代がまさに幸せそのものであったからです。思いっきり遊べた経験や好きなことに夢中になれた経験は人生の糧になっていますし、桐朋で出会えた個性豊かな友人達は、ずっと根っこの部分や関係性の変わらない特別な存在です。これからの桐朋っ子たちも、幸せで満たされた子ども時代を過ごせるよう心より願っています。

皆様の文を読ませていただいて、たいへん励まされます。今回紹介させていただいた方が書かれた「思いっきり遊べた経験や好きなことに夢中になれた経験」「個性豊かな友人達」「友人や家族など大切な存在がいる」などを大切にして、「幸せで満たされた子ども時代」となるようにしていきたいと思います。

引き取り訓練を行います

保護者の皆様

すでにお配りしているお便りの通り、本日引き取り訓練を行います。
高学年玄関にて、各クラスの引き取り場所をご確認ください。
暑くなる時刻ですので引き取り時刻を見計らってご参集ください。
引き取り開始までは静かにお待ちください。またIDカード、上履きをお忘れなく。

幼稚園にきょうだいが居る方は、先に幼稚園の引き取りをしてください。

桐朋小学校

心に火をつけることを [Ⅱー434]

2学期が始まり、子どもたちと会えてうれしいです。

第4体育室に全員が集まり、始業式を行いました。はじめに、4年生4名が夏の八ヶ岳合宿について、たくさんの心がふるえたことを伝えてくれました。その話を聞いた後に、4年生八ヶ岳合宿の写真を写しました。

5年生夏の八ヶ岳合宿については、5年生からいただいた暑中お見舞いを紹介しました。

「5年生の八ヶ岳合宿は、ハイキングがとても楽しく、大変で、そしてソフトクリームがすごく美味しかったです。2学期も頑張るよ。」

一人ひとりにとって、八ヶ岳合宿に行って良かったなあと思えたならうれしいです。これから行く1~3年生が、4年生の話を聞いて、八ヶ岳に行ってみたいと思えたらうれしいです。

続いて、夏の便りを紹介しました。時間の都合で、始業式では短く話しました。

「虫とりに行って、虫をたくさんかんさつしています。おりがみや切りがみもたくさんしているので、『こてん』をしたらまたみにきてください。」(『こてん』というのは、昨年度のクラスで行ったたのしい、すてきな作品展。絵は、「ナタール ノコギリ クワガタ」だそうで、なかむらのナとはじまりが同じと教えてくれました。)

「エイサーでは、5かしょでえんぶしました。『新宿』ではおきなわにいる園田青年会の5人が来てくれて大はく力でした。中略 2学きはうんどう会でえんぶするみかぐらが楽しみです。」(夏にエイサーをたくさん踊り、5カ所で披露したそうです。毎年運動会前に来ていただいている沖縄園田青年会の皆さんと練習し、ともに「えんぶ」したことは宝物になったのでしょう。)

いただいた手紙を読みながら、やってみたい! 心に火をつけることを、園、学校でたくさんつくりたいと思います。

 

最後は、11月の創立記念日に向けてのことを話しました。

「桐朋幼稚園、桐朋小学校は、11月、70歳の誕生日を迎えます。」

「みんなでお祝いして、心がわくわくするたのしい日にしたいです。」

約50年前の子どものあそび(宮原洋一先生が撮影した<めんこ、蝋石、こま、ベーゴマ、落とし穴など>で遊ぶ子どもたち)の写真、40年前の桐朋小学校の児童(丸山隆先生の学級)が書いた文を紹介しました。

めんこ 1年 一郎さん

せんせい / めんこ とりあげないでね。

ぼくたち / めんこ できないから。

おねがい。 

 

めんこ 2年 昭司さん

一じかんめが おわって / ポケットから めんこを だした。

ふくはらくんが きて / いっしょに やった。

いづつくんも きた。

三人で やった。

ぱちん ぱちん / めんこの 音、いい 音。

ぼくの めんこの とくちょう、音だけ。

ぜんぜん、うらに ならない。

 

おとしあな 2年 泰一さん

おとしあなを つくった。

三十センチくらい ほった。

ビニールを ひいた。/ そして 水を いれた。

かみを ひいた。/ 土を かけた。

あとは だれが おちるか

ぼくは たのしみだ。

 

「めんこ」を知っている人がいました。ベーゴマをやってみたいと言った人がいました。桐朋小の人たちが新たな遊びと出あい、やりたいと思う、やってみる、味わう、さらにおもしろい世界に出あうとうれしいです。

遊びをとおして豊かな力を育み、平和な社会で遊ぶことのできる権利、子どもたちの遊ぶ力と自由な時間、遊び場(環境)を、過去から現在、そして未来に引き継いでいきます。

2学期が始まりました

9月1日、2学期が始まりました。

久しぶりに子どもたちの元気な声が響き、学校に活気があふれました。

始業式では、7月に初めての八ヶ岳合宿に行った4年生から、思い出が語られました。生き物を触れるようになったこと、ごはんがおいしかったこと、焼いたマシュマロが焦げてしまったこと…

夏休み中に合宿についての作文を書いてきているので、クラスでの読み合いも楽しみです。

 

2学期は運動会に音楽会があります。運動会は、5、6年生の子どもたちが係の仕事を担い、運営していきます。2年に一度の音楽会もとても楽しみです。

そして11月20日の創立記念日には桐朋幼稚園・小学校70歳のお誕生日を迎えます。校長先生からは、50年前や40年前の、桐朋小学校の子どもたちが遊んでいる様子を写した写真を見せてもらいました。今も桐朋小学校が大事にしている昔遊び、写真を見た子どもたちは「こまだ!」「めんこだ!」と口々に言いながら写真を見ていました。

 

創立記念日の当日は桐朋小学校のお誕生日をお祝いしながら、思い切り楽しむ1日をみんなでつくっていく予定です。

まだまだ暑い日が続きますが、楽しく元気に過ごしていきましょう!

学校体験会、説明会にお越しの皆様

学校体験会、説明会にお越しの皆様

 

明日は大変な猛暑の予報が出ております。

参加のご判断もどうか安全第一にお考えいただき、ご無理のないようにして下さい。

服装もお子さんは半袖短パン、大人も軽装で、どうか身軽にお越し頂けたらと思います。

暑さ状況によっては、開放エリアを制限しつつとはなりますが、皆様のお越しをお待ちしております。

受付票、室内履き(体験会のみ)などお忘れなくお越しください。

教務