投稿者: tohoblog
さあはじめよう♪

みなさんこんにちは。
いつものあの歌で、いっしょに声をだして、一日をはじめてみませんか?
え?何の歌?黒いわくの、ひだりのはじっこをクリックして聞けばわかりますよ!
さあ、すこし声がめざめてきたかしら?
つづきは、自分の好きな歌を2、3曲どうぞ。
いつもみんなで歌っている曲はもちろん、
お家の人におしえてもらった歌や、テレビやラジオでおぼえた歌でもいいですね。
私は『あの青い空のように』をうたってみようかしら。
♪よろこび ひろげよう ちいさな ぼくたちだけど
あの青い そらのように すみきった こころになるように・・・
おうちの人とじゅんばんに歌うのもたのしいですね。
声を出して、からだも、こころも、ちょびっとスッキリしたら、
今日のじぶんのメニューにとりかかろう!!
ステキなであいが待っている!
毎日、たくさんのメールをみんなから受け取っています。新しいクラスになってまだ会えていないみんなとのメール。それでも、私から発信すると、何らかの反応が返ってきてとてもうれしく思います。
(この子はルービックキューブが好きなのかぁ!)(照屋さんなのかなぁ?)(おもしろい発想をするなぁ。)いろいろ感じながら、みんなと過ごす日々を心待ちにしています。
そして、みんなのメールの中には、「うどん作りをしました!」と粉からうどん作りに挑戦した様子を写真で送ってくれたり、「初めてミシンに挑戦してみました」とか「親子でなわとびをやっています!」とがんばりカードを作って毎日やっている様子をお知らせしてくれる子もいます。また、24時間おうちでテント生活(トイレとお風呂以外は出ない)なんていうのにも挑戦した子も!
なかなか外に出られない中で、工夫して過ごしているみんなのメールを読んでいると、こちらもやる気をもらって私も挑戦してみようかな?と、みんなと会えなくて落ち込んでいる気持ちがとても前向きになってくるのです。
であいは、子ども達とのであいだけではありません。メールのやりとりは、保護者の皆さまのご協力なしには成り立ちません。毎回、本当にありがとうございます。
そんな中、クラスの保護者の方からこんなメールをいただき、心がほわっと温かくなりました。ご紹介します。
「先生からのお返事、娘はとても楽しみにしており、親だけでできることの限界、他者との関わりがいかに重要なものか、等を痛感する日々です。
そうはいっても、休校期間もネガティブなことばかりではなく、最近は中々時間の取れなかった長女用の読み聞かせの時間も確保でき(今は、キップリングを読んでいます)、全世界で「お家でゆっくりしていなさい」と言われているのだから、とそれを活かさない手はないと思い、それなりに楽しんでいます。
(在宅勤務に振り替えているので夜な夜な仕事はしているのですが…💦)」
休校中、保護者の方もいろいろと悩まれたりすることもあるかと思います。いろいろ共有しながら、やっていきましょう。
皆さんと会える日を心待ちにしていますね。
それでは、お身体には気をつけてお過ごしください!

読書ゆうびん
「いつもの生活」ができなくなり、なんだかちゅうぶらりん、気持ちも落ち着きません。
けれど、こんな時だからこそ「いつもの生活」を考えてみたい。
今できないことも多いけれど、考えてみれば、いつもできないことも多いなぁ。
こんなふうに考えてみることさえ、「いつもの生活」の中ではなかなかないのかもしれません。
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家の近所を歩いていたら、ナガミヒナゲシがたくさん咲いているところを見つけました。

『あたらしい草花あそび』(相澤悦子/山と渓谷社)という本の中に、ナガミヒナゲシの実ざやにインクをつけて押すと、いろんな模様になると書いてあって、前からやってみたいなぁと思っていたのを思い出し、何本か摘んできました。さっそく実ざやはんこを押してみると…!

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新聞を読んでいて、アマビエのことを知りました。江戸時代に豊作や疫病を予言して、「病気が流行することがあれば、私の姿を絵に描いて人々に見せよ」と告げたと言われる半人半魚の妖怪で、今、多くの人が絵を描いたり、グッズを作ったりしているのだそうです。同じような言い伝えのある妖怪に、アマビコというのもいるのだそうで、おもしろいなぁと思い、消しゴムはんこにしてみました。

手づくりはんこを押して、いつもはなかなか書けない手書きの手紙を書きました。読んだ本の紹介を書いたので、図書室で出す読書ゆうびんみたいだね!

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散歩をする・本や新聞を読む・何かを作る・手紙をかく。
じっくりと何かに(そして自分に)向き合う時間の中では、自分が大事にしたいことがいろいろと見えてくる気がします。ちゅうぶらりんの時間も大事だなぁ。
みなさんも、ポジティブなこともネガティブなこともたくさん考える時間の中で、自分にとって大事なこと、やりたいこと、学びたいことが見えてきましたか?
みんなと会って語り合える日を楽しみに、今は考えの種をたくさん集めようと思います。
手作りのススメ
「ステイホーム」を実行すべく、

ゆったり時間
本来の放課後の美術室は、ゆったりした時間が流れています。
子どもたちがそれぞれに、「これを作りたい!」と元気よくやってきたり、「暇だから何かしたい」とぶらぶらやってきたりします。
自分が作りたいものが決まっている子は、「これをどうやったらできるの」とたまに先生にも声をかけたりしますが、多くの場合、黙々と「何か」を作っています。いろんな材料を机の上に並べ、切ったり、貼ったり、折ったり、丸めたり・・・・
「ああでもない・こうでもない」と口を尖らせた表情で試行錯誤しています。それが最終的に、完成という「形」にならないこともほとんどで・・・・でも、なにかしら満足して帰っていくようです。
大人から見ると、「なにやってるのかな~?」と不思議に見えてしまうかもしれないこの行為は、じつはとても大切な・・・というより、子どもにとって必要な行為なのだと思います。それは工作や絵に限らないことかもしれませんね。
自分の頭の中にある思いやイメージを、外の世界に工作という形で働きかけて自分のイメージに近づける。
その中では作りながら次の展開を考えたり、自分のイメージに使づけるためには計画性や根気が必要なことを学んだり、この世界のことを素材、道具を扱い感じながら学んでいるのだっと思います。また自分のイメージを形にしていくことに感動をしているのだと思います。
放課後の美術室には6年から1年生の子までやってくるので、図らずも、子どもたちの異学年交流も自然にあります。つい最近まで(大人の時間的感覚ですが・・・)先生がつききりで工作を行わないと、なかなか自分だけではできなかった子が、1年生に自信満々に先生のように教えていたり、また1年生が高学年の子の作る工作のすごさにあこがれを持ったり、近くで見ていて本当にほほえましい気持ちになります。私は今、またこのゆったりとした時間が過ごせるの心待ちにしています。

「今」、たくさんのことに出会って
みなさん元気にしていますか。
私は美味しいものを作って食べたり、ちょっと遠くまで散歩に行ったり、歩いてすぐの実家の犬に会いに行ったりしています。この前はあんこを作り、おはぎにして食べました。美味しくできてついつい食べ過ぎてしまいました。
6年生の子が休み中に、「映画をたくさんみている」とハガキに書いて送ってくれました。そこには、「今まで苦手だと思っていたり、食わず嫌いのような感じでみていなかった映画も実はみてみると面白くて、なんで今までみなかったんだろう」ということも書かれていました。
私は子どもの頃からジブリ映画が大好きで、1997年に公開され大ヒットとなった『もののけ姫』は家族で映画館に観に行ったし(その時は幼稚園の年長でした)、翌年発売されたVHS(「ビデオ」と呼ばれていたもの)を祖母がプレゼントしてくれると、毎日早起きをして登校前にちょっとずつ観ていたことを思い出しました。小学校1年生で、映画の内容をきちんと理解していたとは思えませんが、登場人物の魅力や美しい風景画の魅力、音楽の魅力を、幼心ながらに感じていたのかもしれません。「私もこんなかっこいい人になりたい!」と夢見ていたのでしょう。
大人になってから、子どもの頃散々観た映画を観る機会があります。金曜ロードショーなどで放送されることを知ると、ついつい観てしまいます。あんなに観て展開も結末も全部わかっているのに、どうしても観たくなるのです。
そして、大人になって観てみると、子どもの頃は何も感じなかった場面や台詞に、ハッとさせられることがあります。そんな時、私は子どもの頃に帰ったようなワクワクした気持ちと、まだまだ世間では若い方ではありながらも、これまでの人生の様々な経験を「大人として」振り返り、「あの時こんな言葉を誰かにかけてもらえたら・・・」なんてしんみりした気持ちと、両方がごちゃまぜになっているのです。
自分のやりたいことにじっくり取り組める時間がある今、映画に限らず、夢中になれる色々なものに出会ってほしいと思います。これまで「好きじゃない」と思っていたものも、実は「今」だったら、また違った見え方や感じ方ができるかもしれないと思うのです。

しぜん広場が待っています








元気な声で! 運動会の歌♬ひかる

おもいっきり走ったり、動いたりできずに
もやもやしている人もいることでしょう。
晴れた日はおひさまの光をあびて、体をうごかせるといいですね。
さて、きょうの曲は運動会の歌『ひかる』です。
『ひかる』阪田 寛夫 作詞 / 髙橋 次朗 作曲
ひかる ひかるくもは ぼくらの なかま
はしる はしるくもは ぼくらの めあて
見上げれば まぶしくて とうげの上は そらばかり
ひかる ひかる くものみね そのはてまでも
かけてゆこう
~曲を聴く方法~
※黒い枠内、左側の数字の横をクリックすると再生・停止が出来ます。
※黒い枠内、右側のバーは音量です。お好みで調整してください。
おいしいものを食べると幸せ

どんなふうに すごして いますか? [Ⅱ-227]
手がみや「桐朋の未来に!」などの絵、「じぶんで かんがえた えきのろせんず」など、いろいろなお便りを送ってもらい、たいへんうれしいです。元気が出てきます。どうもありがとう!
幼稚園のモルモットは元気でいます。安心してください。先生たちが大切に育てています。
園庭や校庭にソメイヨシノやサトザクラの花がたくさん落ちていて、おい川さんが集めてくれています。おい川さんより、四葉のクローバーのことを聴きました。子どもたちに見せてあげたいという温かい気持ちを受けとりました。
■子どもたちへ
おうちで どんなふうに すごして いますか?
「本を いつもより いっぱい よめたり、いもうとと いっしょに あそべたり、みんなで しょくじを したりして たのしい せいかつを すごしてます。」など、おたよりを いただいています。
どの人に とっても いいじかんを すごせることを ねがっています。
せんせいたちは、4月13日(月)に、みなさんと あえるのを たのしみに してきました。しかし、コロナウイルスに かかる人が ふえ、みなさんが かからないため、ふやさないために、ようちえんと しょうがっこうを 5月6日まで おやすみすることに しました。
一人ひとりの かおを みて、「しんきゅう、おめでとう!」「にゅうえん、おめでとう!」「にゅうがく、おめでとう!」を つたえたいです。あたらしい クラスで、一人ひとりの こえを ききたいと おもいます。
いまは それが できないので、この つうしんや ようちえんからの おたより、しょうがっこうの おたよりで おいわいを します。
それから、5月6日までの おやすみのことに ついてです。たのしい、おもしろい、ここちよい じかんを すごして ほしいです。すきなことを する、のんびり する、なにも しないのも いいと おもいます。
なにも しないじかんも とても たいせつ です。あたらしい おもいつきや おもいがけない はっけんに であうことも あります。
じぶんの やりたいことを じぶんで きめるじかんを もてると いいですね。
せんせい たちから、「こんなことを してみたら どうだろう」「おもしろいよ!」を つたえます。[○あのねノート…おもしろかった、おどろいた、かなしかった、わらっちゃったことなど、先生、友だちに教えてね ○あつまれ春ことば…花や草、虫などのしぜんをさがしにさんぽしよう。そこで見つけたことをカルタにしてみよう ○コマ・けん玉名人にちょうせん…むかしのあそびのコマやけん玉を楽しもう。めざせ!名人! おうちの人とちょうせんしてみよう ○まいにち体をうごかそう!…ねこちゃん体そう、外でたんなわ、こうえんでてつぼう、かぞくとキャッチボールやまとあてなど、まいにちうんどうしよう ○本を読もう…としょしつだよりをよもう。ものがたりやいえにある本などをよんで、本のせかいをあじわおう など]
かぞくと はなし あって、いえのしごとを やって ください。
さんぽや からだを うごかすことも こころと からだに いいです。ゆったりして まわりを みると、とりの こえ、かぜの そよぎ、ひのひかり、そうしたものが みえてきて、きこえてきます。さくらや チューリップ、もも、ひめりんご など、たくさんの はなが さいていて いいかおりが しました。
わくわく いきいきした じかんを すごして ください。

■保護者の皆様へ
子ども、保護者、教職員の感染、感染拡大による医療崩壊を防ぐため、休園、休校を延長します。(4月7日(火)時点の判断です)。子どもたち、保護者の皆様にご負担をおかけしますが、何卒ご理解をください。(中略)
3月31日(月)以降、感染拡大の状況、医療崩壊の危険などをとらえながら、桐朋幼稚園、桐朋小学校の今後について検討を重ねてきました。
長期間にわたり幼稚園、小学校から離れている子どもたちとのつながりや、入園、入学、進級にあたっての期待や不安を受けとめることを大事にしたいと考え、分散、個別の登園、登校日をつくり、新担任と出会う日をつくることはできないかなどを検討しました。
私たちは、子どもたちに会い、入園、入学、進級のお祝いをしたい、新クラス、新担任を伝えよう、子どもたち一人ひとりの声を聴きたいと準備をすすめてきました。
しかし、この状況では難しく、5月6日まで休園、休校を延長することにしました。同封の初等部通信、学年、学級だよりなどで、入園、入学、進級のお祝いをします。それから、新クラス、新担任を発表します。状況が落ち着いたところで、あらためて子どもたちとの出会いを大切にもちます。
前回の初等部通信に、今後について、夏休みなどに教育活動を実施するなどを検討しており、決まり次第、ご連絡を差し上げることを載せました。ですから、休園、休校期間中に、学習面での遅れを心配して、プリントや課題の詰め込みにならないように願います。プリント学習ばかりだと、学びとはプリントをやるもの、与えられたものをやることという意識の強化がされてしまい、決してよいことではありません。
学年、学級、教科のたよりで、休園、休校期間中の過ごし方やこんなことに取り組むとたのしい、などをお伝えしました。私たちは、「子どもたちは大人が決めたり管理したりしない時間や、要求がまったく存在しない時間を持つ権利があり、基本的に、子どもたちが望めば『何もしない』権利を持っている。」(子どもの権利委員会)ことも大切に考えます。ゆったりすることや何もしないことの子どもの権利をも含めて、子どもたちにこの時間を大切に過ごしてほしいと願っています。
歴史を振り返れば、17世紀にペストが流行し、休校が繰り返されたことがあります。その時、アイザック・ニュートンは、大学を離れ、ぼんやりと日を過ごすうちに、微積分法や万有引力の基礎的概念を発見したそうです。主要な業績の多くを発見したこの期間を「創造的休暇」と呼ぶようになったそうです。「ぼんやり」が「創造」につながる例は、他にもたくさんあります。(中略)
無理をせず、それぞれのご家庭に合わせて過ごしてください
休園、休校期間が伸びて、ストレスや不安を感じて過ごされている子、保護者の方もいらっしゃると思います。無理をせず、それぞれのご家庭に合わせ、過ごしてください。休園、休校中に、何かをしなくてはならないと思うとたいへんです。ストレスをためない、発散するなど、何かヒントになることを探してみました。[これだったらやれそう]ということだけを取り入れてやってみませんか。
・寝る ・ごろごろする ・好きなものを食べる ・深呼吸 ・ストレッチ ・さけぶ ・笑う ・歌う ・マッサージ ・泣く ・空を見上げる ・ゲーム ・もよう替えをする ・何もしないをOKにする ・携帯をオフ ・甘いものを食べる ・自然を感じる ・頑張らない ・自分を許す ・苦手から距離をとる ・愚痴る ・走る ・動物とふれ合う ・ぬり絵 ・夜空を見上げる ・相談してみる
(4月14日の手紙より)