7月WEB説明会を開催します

【第3回 WEB説明会】

7月18日(土)10:00〜16:00 公開

受付期間:7月15日(水)12:00〜7月17日(金)16:00

 

20分程度の動画でのご案内となります。

一部、6月説明会と同じ画像も含まれております。ご了承ください。

また、ご視聴後にアンケートのご回答をお願いしております。

 

先月のWEB説明会では、画像だけではお伝えしきれない部分もある中、

多くの方からあたたかなコメントを頂戴しありがたく存じます。

また、ご希望に添えなかった皆様にはご迷惑をおかけしました。

前回よりもお席を増やすことが可能となりました。ご参加をお待ち申し上げます。

郵送貸出の取り組み[Ⅱ-233]

休校期間中に、図書室の本を郵送で貸し出しました。その取り組みに対して、子どもたち、保護者の皆さんよりたくさんの感想をいただきました。ご紹介します。

〇としょしつの本がかりられてうれしいです。おうちでとしょかんごっこしました。たのしかったよ。(2年)

〇休校中、家の本も全部読んでしまいなかなか外に本を買いに行くことも出来ない中、このような本の郵送貸出を学校でして下さりとても有難く嬉しいです。(3年)

〇我が家は歩いて数分のところにせっかく図書館があるのに休館です。おすすめの本を貸し出していただけることがとても嬉しいです!(4年)

〇休みの日の楽しみな時間になりました。(ゲームで静かな時間よりはるかに心おだやかになれました(私が)母)(5年)

1年生、教室での図書の時間

私たちの願いと取り組みは、

〇休校、外出自粛の折、時間の過ごし方の一つとして、読書や読み聞かせ(その他でデジタルデバイスに触れざるを得ない時間が延びることを考えると、紙ベースの読書)を推奨し、それができる環境、アクセスを保障したい。

〇休校、外出自粛、公共図書館の休館に加え、ネット書店での在庫切れ続出などの事態を鑑み、図書室から郵送での本の貸出をしたい。

ことです。1年生から6年生までたくさんの申し込みがあり、嬉しく思いました。

〇本の大切さ、本に心を救われる事実感している毎日です。『星の王子さま』を読み返しては自分を励ましている母です。(3年)

〇一時期は図書館で借りたりもしていたのですがそれも叶わなくなったので、本当に助かります。本大好きなので狂喜乱舞中…!一人一人への郵送は大変だと思いますが先生の気持ちを受け止めて、さっそくメールさせていただきます!(4年)

〇この度は本をお貸し出し下さるとのこと、このコロナ禍でなかなか好きな本も選べずにいたので大変ありがたいです。(5年)

私は勉強して犬と遊んで読書をしています。H先生のおすすめの本、すごくおもしろかったです。私は「ウィロビー・チュースのオオカミ」が気に入りました。その本を読むと、と中でやめられなくて、物語の中にひきずりこまれました。いっしょに冒険してるみたいで、楽しかったです。(5年)

すべては紹介できず、ごめんなさい。皆さんが感想を送ってくださって私たちも励まされました。ありがとうございました。

左 ゆり(5歳児)とたんぽぽ(3歳児)の子が一緒に。右 1年生の教室での音楽

この取り組みを振り返ると、

〇学校の本が読めてうれしい! 学校から物理的に本をお届けする、その行為自体にも意味があったように思います。

〇世の中では、電子書籍や読み聞かせ動画のサービスがたくさん出てきましたが、こんな時だからこそ、読書や読み聞かせは、デジタルから離れた時間にしてほしいと思いました。親子で、または自分ひとりの世界で、良い時間を過ごすひとつの方法として、こんな時だからこそ、本へのアクセスを保障するのは、図書館の役割だと思いました。

畑では作物が育ち、生き物がたくさんいます

低学年校舎 1年生がゆり(5歳児)の子の活動をみて「すご~い!」と。うれしいことばが幼稚園の子たちに届けられます

メダカの卵が次々と

理科室の前に、なにやら小さな水槽がずらり。

短大の先生からいただいたメダカの卵たちです。

卵を見つけた日ごとに容れ物を分けてくださっていて、中の様子もよくわかります。

4~5月の水槽では少し大きくなったメダカの赤ちゃんが元気に泳いでいて、日が新しい水槽では生まれたばかりのとっても小さな赤ちゃんが、これまた元気に泳いでいます。とってもかわいいです。

みんなで赤ちゃんたちの成長を見守っていきたいですね。

 

 

【第2回】WEB説明会へのご参加、ありがとうございました。

本日、皆様のおかげを持ちまして第2回WEB説明会を開催することができました。

多くの方に早速アンケートのご協力をいただき、ありがとうございます。

(アンケートは、申し込みサイト:未来コンパスマイページよりご記入いただけます。)

 

WEB説明会の内容をよりご理解いただくために、

学校案内『幸せな子ども時代のために』をお手元に置いていただけると

より子どもたちの声を感じていただけるかと存じます。

ぜひご請求ください。資料請求はこちらより

 

この度の説明会は、本校初めてのWEB開催でしたが、多くの方にご興味をお持ちいただき、ありがとうございました。

視聴環境を安定させるために、お申込みのご希望に添えなかった皆様に心よりお詫び申し上げます。

多くのお声をいただきましたので、7月のWEB説明会開催を、只今準備しております。

詳細につきましては、7月に入りましたらホームページにてお知らせいたします。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

地球市民の時間 その3

前回紹介した、ルワンダで義足を作っているルダシングワ真美さんの講演会を聴いたことについて、6年生の子どもたちで感想を書きました。

 

「特に印象に残っていたことは子どもの義足を作れないでいたら、ルワンダの大人たちからおこられてしまったということです。

たしかに、子どもの義足を作るのは大変だけども、それでも子どもたちがこのルワンダの未来を作っていくから、子どもの義足を作ってくれ。この話を聞いた時に、ルワンダの人は面白いし、やさしいんだなぁ〜と思いました。」

 

「アフリカ人といえば、みんな手足が長く、運動神経がいいイメージだが、その中に義足をはいている人がたくさんいるなんて知らなかった。

それに、僕と同世代の子が内戦で犠牲になり義足を必要としているなんてしょうげき的だった。

僕は『義足と歩む』を読んだけれど、改めて真美さんの行動力とボランティア精神がすごいと思った。自ら貧しい国に行って無償で義足を提供する心に感動した。

僕も行動力と優しい心を持った人になりたい。

そしてルワンダが行きたい国の一つになった。」

 

「お話の全部が印象に残ったのですが、その中でも一番記憶に残っているのが義足を必要としている人が多いということです。

私ははじめそこまでいないのではないかと思っていたのですが、まさかあの写真のような列が出来てしまう程いたとはびっくりしました。

足を失った人や手を失った人がこんなにいて苦しい思いをしてきたんだろう人がこんなにいると知りおどろきました。

そういう人たちを救って笑顔にするなんて真美さんはすごいと思いました。」

 

それぞれ感じたことは違えど、遠く離れた地で生きている人たちのことを身近に感じることができた時間でした。

6年生には講演会後も、ルワンダの国で起きたことについてや、差別の問題について調べ、考え続けている人もいます。こうして一人の「地球市民」として、同じクラスの仲間と一緒に、今起きている様々な問題について考え合っていくことをこれからも大事にしていきたいと思いました。

 

*上の写真は、レース用の車いすです。真美さんの旦那さんガテラさんは、車いす競技でのパラリンピック出場を目指しているそうです。

想いと想いをつなぐこと

5月の下旬、学校が始まるにあたって

オンラインホームルームで「学校始まったら何しよっか!」の作戦会議を行いました。

 

すると、「分散登校で、会えない半分のクラスの人たちにメッセージを書きたい!」という声が。

 

そこで生まれたのが、「つながる木」です。

今は会えない友だちがいるけど、この木にメッセージを残すことで、

クラスがつながっていきます。

友だちへ言葉を綴ってもいいし、その日に感じたことを言葉に表してもいい場所です。

 

初めはひとりぼっちだったリンゴ。

「ぼくの気もち。モヤモヤが多い。なぜかというと、友だちに半分しかあえないからです。」

しかし、今ではもう木からこぼれているものがたくさんあります。

「みんなへ 早く37人みんなで会いたいから、協力してコロナを終わらそう!」

「今日はリレーをした。勝ってうれしすぎて、ハグしたい気持ちをひっしにおさえた!」

「いつか36+1人でリレーをしたり、音読をしたりしたいな〜!」

「メッセージありがとう。zoomで同じグループだから見れるけど、やっぱりクラスで、本当に○○に会いたいな。」

 

いろいろな学年が、様々な方法で、子どもたちの声と声・想いと想いを繋いでいます。

 

会えないから気づくこと。

できないから分かること。

たくさんあったね。

だけどやっぱり、全員で笑ったり、泣いたり、くやしがったり、喧嘩したり、感動したり、新しいことに挑戦できる 今の日々は、大切すぎるものだなと実感します。

 

全てがもどったわけではないけど、全員そろった時の子どもたちの表情は、

忘れられないものになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

卒業生のみなさん

卒業生のみなさんへのお願いです。

現在初等部では、登園・登校の再開はしていますが、完全に平常授業には戻っていません。在校生の保護者の来校も遠慮していただく対応を継続している状況です。

卒業生のみなさんにも、今しばらくの間は、来校を見合わせていただくことをお願いします。

近いうちに、卒業生のみなさんに遊びに来ていただくことができるようになると思います。その時には、またHPでお知らせします。事情をご理解の上、ご協力ください。

尚、どうしても来校しなければならない理由がある場合には、事前に電話にてご相談ください。

初等部教務

 

地球市民の時間 その2

前回の続きです。

さて、各自テーマを決め取り組んだものを、グループに分かれて発表しました。

発表されたテーマは、こんなものがありました。

・アフリカの民族  ・アフリカの民族衣装  ・アフリカの各国の国旗

・アフリカの食べ物  ・アフリカの意外なところ(スキー場がある!)

・アフリカの子どもの就学率  ・エジプトの古代文字

・植民地とは  ・奴隷貿易  ・アパルトヘイト  ・義足の作り方  などなど。

 

みんなお互いの学びをよく聴き、そこからよく学んでいる様子がわかりました。様々な視点でアフリカのことや植民地、義足について学ぶことが出来ました。やっぱりみんなで学び合うことはとても大事なことだと改めて感じた時間でした。

 

真美さんがルワンダで義足を作っている方ということで、ルワンダの植民地時代についての学習をそのあと全員で行い、いよいよ講演会当日を迎えました。

 

講演会ではルワンダという国についてや、真美さんのルワンダでの体験、どのように、そしてどんな人に義足を作ってきたのか、ルワンダに作った技師製作所のスタッフがシドニーパラリンピックに出場した話や、豪雨災害が続いたせいでみんなの手で作り上げてきた技師製作所が壊されてしまった話など、たくさんのことを聴きました。

みんなからの質問も多く出ました。おもしろかったので一部紹介します。

 

「ルワンダの一番の魅力はなんですか?」

→ルワンダの人かなあ。自分の気持ちを素直に表現できるルワンダの人たちはとても魅力的だと思います。

 

「義足の型どりから完成まではどのくらいの時間がかかりますか?」

→どれくらいだと思う?

「ん~、3か月!」

→ブブー。正解は1週間です!

 

「使わなくなった義足を使いまわすことはありますか?」

→ありますよ。前に日本から大人用の義足を持って行ったことがあって、それをルワンダの人に見せたら「これは子ども用?」と聞かれたの。ルワンダの人は足がとても長いから、日本人の大人用も、子ども用に見えたようで、ちょっとショックでした!

 

「なんでルワンダの人は頭にものをのせるんですか?」

→ハハハ!私も知りたいんだけど、きっと、ルワンダの人はとっても姿勢がいいから、それが関係しているんじゃないかな。閉じた傘をのせて歩いている人もいるくらい。

 

もちろん、一人一人にあわせた義足を作って提供していくことは本当に日々大変なのだと思いますが、その中でも、ルワンダやルワンダ人の魅力をお話してくださったり、明るく前向きな真美さんの力強さに触れられた、大変貴重な時間となりました。

次回は子どもたちの感想を紹介します。

  

遊び場は限られているけれど・・・

学校が始まって、友だちと会って話せること、一緒に遊べることの嬉しさを、子どもたちの姿を見て感じます。

休み時間、ボールなどを使うことができないので、いつもとは違う遊びをできない中、しぜん広場で生き物を探したり走り回っている子どもたちがたくさんいました。赤ちゃんカエルやアメンボ、カモもいたそうです。

草花も生き物もたくさんいるこの季節、しぜん広場でのんびりと、自然を感じています。

今週からいよいよ、みんな揃っての学校生活が再開します。

元気いっぱいのたくさんの子どもたちに、カモは少しびっくりするかもしれません。