投稿者: tohoblog
5月14日(土)開催!初等部説明会のお申し込みについて
5月14日(土)の初等部説明会は、5月2日(月)12時よりご予約を受け付けます。
本HP「説明会・体験会予約画面」よりお進みください。
A 9:10〜
B 11:10〜
C 13:40〜
・会場は「ポロニアホール」です。本学園正門よりお進みください。
・各回の30分前より受付を開始します。早すぎるご来校はご遠慮ください。
・男子、女子の予約枠がございます。ご確認ください。お一家庭、2名までご参加いただけます。
・説明会は1時間程度です。終了後、ご希望の方はしぜんひろばをご見学いただけます。(ハイヒールはご遠慮ください。)
・AとBの回は、桐朋幼稚園にご興味をお持ちの方も参加されます。
・感染対策にご協力ください。
桐朋小学校 教務
消防車写生会
2年生と4年生が毎年恒例の消防車写生会を行いました。
当日は曇り空でしたが、みんなの行いが良かったのか、雨に合わずに
活動することができました。


消防署の方にご挨拶して、それぞれの子が「ここかっこいい」という場所を見つけて、おもいおもいに描き始めました。


消防車の大きな車体にびっくり。2年生たちは、大きな車体を前進を使ってがんばって描きました。


つつじが丘署の隊員の方が消火の重装備でのデモンストレーションもおこなってくださり、子ども達も大満足でした。
4月30日(土)東京私立小学校展で個別相談会を行います
4月30日(土)東京私立小学校展が新宿NSビル地下1階 NSイベントホールにて開催されます。東京都の私立小学校が参加する完全予約制のイベントです。
東京私立小学校展にご予約をされた方は、よろしければ本校のブースにも足をお運びいただけますと幸いです。
ブースでは個別相談会を行います。午前の部、午後の部、それぞれ相談会の整理券を配布いたします。
時間や人員に限りがあるため、こちら先着順になってしまいますこと、予めご了承ください。
整理券を受け取った方は、記載されているお時間にお越しいただけますと幸いです。
尚、時間が合わないなどでキャンセルをされる方は、出来ましたら本校ブースまでお知らせいただけますと助かります。
感染症対策により、制限の多い中でのイベントです。お越しいただく皆さまには大変ご不便とご希望に添えることが叶わないかもしれませんが、よろしくお願いいたします。
お会いできるのを楽しみにしております。
1年生を迎える会
先週、とっても良いお天気の中、「1年生を迎える会」が行われました。
まだ入学して1週間ちょっとしか経っていない1年生。パートナーの5年生や2年生に助けてもらいながら少しずつ小学校生活に慣れてきているところでしょう。
まずは6年生に手を引かれての入場です。入学式で2年生が歌ってくれた、「ともだち賛歌」に合わせて、元気よく入場しました。

4年生からは、「パフ」という歌のプレゼント。とても元気で素敵な歌声でした。
続いて3年生からは、詩のプレゼント。「おとなマーチ」という詩で、大人になったらこんなことをしたい!という、愉快な詩でした。
次は1年生の出番。音楽の授業で習った「ゆびのはくしゅ」という歌です。
1本指から始まって、2本指、3本指…と、少しずつ大きくなっていく拍手がおもしろい、みんなで楽しめる歌でした。大勢の上級生の前で元気よく歌ってくれました。
最後に、5年生のパートナーさんから、お手紙ファイルのプレゼントです。5年生は、1年生にファイルが見えないよう上着の中に隠したりして、ドキドキしながらその時を待っていました。

このお手紙ファイルを作るにあたり、5年生は1年生から好きなものを聞き出しておき、心をこめて、丁寧に丁寧に作ってきました。多くの子どもたちは6年間を通して、このお手紙ファイルを使っています。それくらい、1年生の子どもたちにとって思い出深く、嬉しいプレゼントなのです。

もらったお手紙ファイルにじっと見入る1年生。大事に使ってね。
最後はパートナーさんと手をつないで退場。たくさんの上級生に迎えられ、にこにこ笑顔でいっぱいの1年生でした。
学校の裏に竪穴式住居!?縄文土器!?
現在歴史を学んでいる6年生のもとに、ラッキーなニュースが飛び込んできました。
なんと、学校のすぐ裏で郷土資料館の方々による発掘調査が行われていて、そこで縄文時代の竪穴式住居跡や縄文土器のかけらが見つかったというのです。
早速、クラスごとに見学に行くことに。
畑の門から出て1分も歩かないうちに発掘調査現場へ到着。数名の方がシャベルを使って発掘を行っていました。

現場に着くと、資料館の方が様々なお話をしてくださいました。
写真の真ん中あたりに写っているものは「炉」で、ここで火を焚いて煮炊きをしたりしていたそうです。
その周りにある穴は柱が立っていたと思われる穴で、1つの家には4本~8本の柱が立てられていたと考えられるそうです。この大きさの家だと3人家族くらいだったのではないかというお話もありました。
お話の後には、発掘された縄文土器を実際に触らせていただきました。
縄文土器特有の、きれいな縄目模様がはっきりとわかるもので、子どもたちは
「どんな気持ちで作っていたのかなあ」
などと話しながら、夢中で眺め、触っていました。

触った後には、
「手、洗いたくない!!」
という人が続出。
遥か5000年前を生きていた縄文人たちが暮らした姿を想像し、とてもワクワクした時間になりました。

ウクライナに関連する報道と心のケア [Ⅱ‐295]
連日のウクライナに関連する報道に心を痛めます。悲惨な場面や衝撃的な場面も報じられ、子どもも大人も報道を目にすることにより、不安や恐怖などが出てしまうことがあります。新学期、子どもが心配したり、不安になったりしていないか、一人ひとりの様子をよくみていこうと、私たちは話し合ってきました。
1、メディアによる影響
・戦争、戦闘などの報道は、どの年齢の子においても動揺させ、恐怖や不安を増大させる可能性があります。衝撃的な映像の視聴は避けましょう。
・戦争報道をみる時間が長ければ長いほど、子どもは否定的な反応を示す可能性が高くなります。
・子どもの年齢と発達に応じて、大人が戦争報道の視聴を管理し、衝撃的な内容については注意していきましょう。(園児や低学年の子には特に注意を)
2、「戦争報道」に関して、子どもの話を聴くときに
・子どもが知っていること、感じていることを話したり、質問したりする時間をつくるよう心がけましょう。子どもは、大人とまったく異なるイメージを抱いているかもしれません。子どもが何を考え、何を見聞きしたのかに耳を傾ける時間を持とう。
・子どもが動揺していることについて、率直に話す機会を持つことは、安心感や安全感を生み出します。
・子どもの年齢を意識してコミュニケーションをとりましょう。幼い子は、戦争の意味を理解していない場合もあり、年齢に応じた説明が必要です。
3、世界の大人が、この問題を解決するために努力していきましょう
・子どもたちには、これは大人が解決すべき問題なんだよ、と伝えたい。子どもたちは、今まで通りに遊び、学び、やりたい、たのしいと思うことをするといいんだよ、と伝えたい。子どもと話すときは、大人が落ち着くことが大切です。
4、大人同士の会話に注意しましょう
・子どもたちの前で戦争について話すときは、注意が必要です。大人が気づかないうちに子どもがきいていて、その内容を誤解することがあります。
・攻撃的な表現で大人が意見を述べると、子どもたちが怖がることがあります。
参考 セーブ・ザ・チルドレン「専門家がすすめる、子どもと戦争について話すときの5つのポイント」

つつじが丘消防署のみなさん、お世話になり、ありがとうございました。(2、4年生写生会)
参考 桜美林大学のHP→LA学群池田美樹准教授「ウクライナ紛争の報道による子供の心のケア」。複数のメディアで掲載。「災害のときも同じですけど、同じ映像を繰り返し見過ぎないというのが大事。入ってくる刺激そのものを親として管理することが大切だと思います。普段の約束事として、スマホやメディアを見る時間は決めておく。見聞きしたことに対して、子どもがどういうふうに受け止めているのか、感じてるのかというのは実際に話をして聞いてもらいたいなと思います。泣いちゃったというときに、悲しいのか、怖いのか、あるいはただ怖いなのか、『泣く』にともなう気持ち、例えばウクライナのどういう場面を見て何を感じてるのかは聞いてみないと分からないです。まず聞いて、その上で『今あなたは、安全だし、安心していいんだよ』というメッセージを伝えてもらいます」など。

郷土資料館、発掘作業をされていたみなさん、お世話になり、ありがとうごさいました。(6年生遺跡見学)
チョキン、チョキン!
今日は散髪のお話です。
といっても、髪の毛のカットではありません。

一つ目は、大きな大きな木の散髪です。
何年かに一度、学園にたくさんある背の高い木の大掛かりな剪定(せんてい)を行います。
「え〜っ、こんなに切っちゃって大丈夫?」と心配になりますが、実はとても大事な作業なのですって。
気ままに伸びた枝を整えて、密になりすぎた葉っぱをすいてお日様を浴びやすくする。
そして栄養が十分に行き渡るようにすることで、活き活き、元気になれるのです。

小学校のシンボル、通称「ブロッコリーの木」もご覧の通りすっきり!
見る見るうちにカットされてゆく姿をみて、子どもたちは「パセリの木になっちゃった!」とびっくりしていましたね。
さすがは防虫剤(樟脳)にもなるクスノキ、落とされた枝からスッキリする強い香りが立ちのぼっていました。
二つ目は、体育館への通路で聞こえた「チョキン チョキン」。
中学生のお姉さんたちが、白いものをいっぱい広げて作業をしています。
なんだ?なんだ?と取り囲む子どもたち。

その正体は、バドミントンのシャトルでした!
小学生はプラスチック製に馴染みがありますが、部活では水鳥の羽のシャトルを使います。たくさん打ち込みをすると痛んでしまうので、割れたりささくれてしまった部分をカットしてまた練習に使えるように整えていたのです。
お姉さんたちがやさしく教えてくれて、うれしかったね!

初等部説明会のお知らせ
桐朋小学校にご興味をお持ちくださる皆さま
本年度はじめての説明会をご案内いたします。
◯5月14日(土) 本学園 ポロニアホールにて
・午前 2回 / 午後 1回
・今回は初等部(桐朋小学校・桐朋幼稚園)の説明会です。1時間程度を予定しています。
園長•校長 中村博のご挨拶と、図書室からのお話なども予定しております。(大人の方向きの説明会です。)
・5月2日(月)正午よりご予約を受け付けます。本ホームページ「説明会 体験会予約画面」(紫色のバナー)よりお進みください。詳しい時間などもそちらでご確認ください。また、事前に「ミライコンパス」システムにご登録いただくとお申し込みのお手続きがスムーズです。(入園をご検討の方は、本園ホームページからご予約ください。)
・ご入場は1家庭2名までといたします。(お子様も1名といたします。)
・感染状況などにより、やむなく中止になる場合もございます。ご承知おきください。
桐朋小学校
賑やかで、楽しい朝
快晴の入学式から一転、この日、外はあいにくの霧雨でしたが1年生の教室は明るい雰囲気が満ちています!
お家の方と玄関でバイバイしたあとは、2年生がつきっきりで朝の準備を教えてくれるのです。



ロッカーにランドセルをしまい、名札をつけて、健康観察カードを出して・・・
「準備、全部終わった人?!」「はーい!!」


支度を一通り終えた人から、朝の楽しいひと時を過ごします。
各教室にたくさん準備されている本を手に取ったり、
けん玉を振ってみたり、
コマに挑戦してみたり。(上手に紐を巻いている人がいて、びっくりしました!)


どの場面にも、優しく見守る2年生の姿があります。
入園式、入学式をふりかえってみました [Ⅱ‐294]
八重桜が満開のなか、たんぽぽ組の人たちが入園を、新1年の人たちが入学をしました。ご家族のみなさん、お子さんのご入園、ご入学をおめでとうございます。

新5年の人たちが新1年の人たちと「パートナー」としてかかわりをはじめて、新5年生として意識をもち、試行錯誤をする。新2年の人たちが、新1年の人たちに入学式で学校のことを表現することにより、新2年生としての喜び、自覚をする。など、新1年の人たちのおかげでそれぞれの学年の人たちが大切な節目を過ごしています。新1年の人たち、ありがとうございます。
式をふりかえります。(式では用意した原稿を読みあげるのではなく、伝えたいことを考えたうえで、その時、入園、入学した人たちの顔をみて、以下のような話をしたと思います。)
それぞれの式では、一人ひとりの名前を呼び、顔をみて、園章、校章を渡して「おめでとう」の気持ち、嬉しい気持ちを伝えました。
その後、園章、校章にかかわる話をしました。園章、校章には、桐朋の「桐」がえがかれています。桐朋は、1947年に「第2の出発」をしました。東京文理科大学、東京高等師範学校(のちの東京教育大学)との協力の関係をもち、「桐」は東京教育大学の校章「桐」に由来します。東京文理科大学の務台理作学長が国立、調布の校長を兼務し、「一人ひとりの人格を尊重し、自主性を養い、個性を伸長するというヒューマニズムに立つ教育、人間教育」を桐朋の教育理念に据えました。式では、「一人ひとりを大切にするよ、自分を伸ばしていこうね。応援するよ! という意味を込めて」いるとお話しました。
桐朋の「朋」は、仲間という意味です。一人ひとりの持ち味を大切にして、お互いにかかわりあって成長していこうという意味をお話しました。
しぜんひろばの桐。左は、広島修学旅行の際いただいてきて移植した被曝アオギリ二世。
保護者のみなさんには、子ども時代に、発展途上の子どもの権利である「安心」「自信」「自由」などを一緒に大切にしたいということをお話させていただきました。子ども時代に、安心して生きることができる、自分を信じて肯定できる自信、自分の考えで行動できる(自分なりのやり方が大切にされる)自由をだいじにしていきたいと思います。また現在という時代に、平和のうちに生きる権利を大切に守り、ひろげることをすすめていきたいです。私たち大人も成長していきましょう、という気持ちでした。

子どもたち、保護者のみなさんに、職員室前に咲くチューリップの花にかかわる話もしました。2年生が1年生の入学をたのしみに育てました。
2年生の人が「花のつぼみは どんな音をしてさくか/しらべたくて見に行った。」こと。「チューリップの花は/ヒラーッと音がしたと思った。」「つくしは/グニュとめを出したと思った。」「たんぽぽは/ピローッと音がしたと思った。」「あさがおの花の音は/プワーかな。」と発見、感動しています。(笠原紀久恵『先生が好き 学校が好き 子どもの数だけ豊かさがある』国土社より)
「じいっと耳つけて聞いたんだぞ」。知りたいという気持ちで、いろいろな世界を感じているすばらしさ、その尊さ。先生たちも、保護者のみなさんにも、「聞いてもらえるから次々と発見が続き、感覚が磨かれていく。ゆったりと耳を傾けてもらえる体験の中で育つ」という願いとかかわりを共有したいと思いました。「安心の土壌」をいっぱい耕していこうというメッセージを込めました。
1年生の教室。2年生がいっしょに過ごしてくれます。