5月8日(土)第1回説明会は中止といたします

第1回 学校説明会にお申込みくださった皆様

 

緊急事態宣言発出に伴い第一回学校説明会は中止といたします。

皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、どうぞご理解ください。

 

・現在、WEB説明会(録画視聴)の準備を進めております。整い次第お知らせいたします。

・資料は、5月10日以降、順次郵送させていただきます。

・お申込みいただいた方にはミライコンパスよりメールをお送りします。ご確認ください。

 

桐朋小学校 教務

 

 

 

 

 

 

 

学校を自分たちの手で創っていく

それぞれの学年で、形は違えど意識し続けてきた自治。

5・6年生になると自治:児童会活動が本格的に始まります。

8つの中から自分で委員会を選び、委員会で発言し、学校を創っていきます。

 

4年生の時に、「絶対◯◯委員会に入るんだ!」と目をキラキラさせていた子たちが、実際に委員会に入り、

言葉を伝えている姿を見ると、感慨深いものがありました。

それを引っ張る6年生の姿も、さすが。

司会や書記を立派に努めてくれます。

低学年のクラスに行く担当になった子たちが

「ポスターに ふりがな 書いておかないといけないよね」

「パートナーがいるクラス担当なんだ!」

「委員会って、こうやって集まってくれてたんだ〜」

と、嬉しそうに話す様子は、異学年が関わる大切さを改めて実感した時間でした。

ポスターをかいたり、しぜんひろばを綺麗にしたり、放送室に入ってみたり。

憧れの委員会活動デビュー。ひとりひとりの、これからの活躍が楽しみです。

 

新入生を迎える会

先週の金曜日に、真っ青な空の下、「新入生を迎える会」がありました。

司会は代表委員の6年生が務めます。

まずは1年生が6年生と一緒に、上級生たちの前を通って入場しました。

その後は3年生の発表、谷川俊太郎さんの詩『きりなしうた』です。

さすが3年生、ダイナミックな動きも交えながら、とても楽しい発表をしてくれました。

続いては代表委員による〇✕クイズです。学校に関係するクイズを何問か用意してくれて、みんなで盛り上がりました。

 

次は1年生の発表です。『ゆびの拍手』という歌を歌ってくれました。

この歌は指で拍手をする部分があるのですが、拍手をする指を少しずつ増やしていきます。

最初は1本指の拍手なので音は小さめ。指が増えるにつれて、拍手の音もだんだんと大きくなっていきます。

最後は1年生から6年生までのみんなで手のひらの拍手をし、改めて1年生をお祝いする気持ちを送りました。

さて、1年生のパートナーである5年生は何もしないの…?

とんでもない!とっても素敵なプレゼントを用意しています。

この日のために5年生は、手作りのお手紙ファイルを用意していました。

パートナーの好きなものを聞いておいて、厚紙に好きなものの絵を描き色をぬります。お手紙を入れるポケットもつけて、最後は透明のシートをきれいに貼り、お手紙ファイルの完成。

このファイルは卒業まで使う人も大変多く、1年生にとってとても大切なものになっています。

会の最後、いよいよお手紙ファイルを渡す時。

5年生は背中の後ろにファイルを隠したり、服の中に隠したりしながら、緊張の面持ちでその時を待っていました。

司会の合図でパートナーのもとへ。自分の好きなものが描かれたファイルをとってもうれしそうに眺める1年生たち。

5年生も恥ずかしそうにしながらも、1年生がうれしそうにしている様子を見て、どこか誇らしげです。

一生懸命作ったファイル、大事に使ってくれるといいですね。

   

退場は5年生と一緒に。

学校のみんなに歓迎されて、また1つ、桐朋小学校の仲間になった気持ちが大きくなったのではないでしょうか。

1年生のみなさん、これから上級生のお兄さん、お姉さんたちと一緒に、この桐朋小学校を自分たちの声で創っていきましょうね。

 

 

はじめての池ぽちゃ!

「はじめて」っていう響は、どんなことでもワクワクします。

しかも しぜんひろばの「はじめて」なら尚更です。

今日は思いっきり しぜんひろば を楽しむ日。

教室で、何がしぜんひろばにあると思う?を考えた時からワクワクで溢れていました。

 

「川!」「池!」「山」「ブランコ」「ドカン!」「カマキリの卵!」「恐竜の卵!」・・・

どんなことをしよう、何があるんだろう。行きたい気持ちは最高潮。

いざ しぜんひろば に着くと、

さっそくカナヘビを捕まえてきた子たちが。

池のはじまりを見つけたり、飛び石をやってみたり、ドカンの縁に座ったり、木に寝そべったり、四葉を発見したり。

 

気づくとみんなの靴や服はドロドロびしょびしょ。

洗ってくる?と問いかけると、まだ遊ぶ〜!と駆け出していく子どもたち。

思わず笑ってしまいました。

 

池におちちゃった子も、はじめは痛そうな顔をしていたけど

少ししたらニコニコ。

不思議で素敵なはじめてがたっくさん詰まった

1年生の「しぜんひろばデビュー」でした。

 

 

 

 

学年の集い(6年生学年開き)

6年生は体育館を使って学年開きを行いました。

72名が一堂に会するのは本当に久しぶりです。

椅子をながーく2列に並べて、クラスごとに座ると思いきや。

「今から、学年全体のお誕生日順に座ります!ただし、無言で!よーいスタート!」

さあ、そこからが速かった!ゼスチャーしたり、指で数を示したりしながら、あっという間に4月から3月までの座席が決まりました。

念のために、名前と誕生日を確認していきます。同じ日に生まれた人が3人もいたりして、びっくりしました。(その中でも、生まれた時間順に正確に席を決めていました!)

座席が決まってひと段落したところで、今年度の抱負を代表の人が発表します。

「委員会活動をがんばりたい」

「行事を成功させたい」

「心配性なところがあるから、心配しすぎず過ごしたい」

「小学校最後の1年を、大事にしよう!」

それぞれの言葉で話してくれました。

司会の代表委員の進行も見事でしたね。

 

最後に、行事を中心に1年間の流れを確認しました。

みんながとっても楽しみにしていた5月の合宿は、今の状況では難しいことがわかってとってもガッカリしましたね。当然です。

でも、落ち込んでいる暇はありません。八ヶ岳高原寮には行けないけれど、その代わりに「今できること」をみんなの知恵と工夫と熱意で探ることが決まりました。

早速実行委員に名乗り出てくれた人がたくさんいて、頼もしい限り。

みんなで、最高の1年間にしようね!!

パートナーとの素敵な出会い

待ちに待った入学式当日。

この日は、パートナーさんとのはじめての登校。

待ち合わせ場所を電話で決めたら、ドキドキワクワクは最高潮です。

 

5年生は、1年生と出会った時の会話を作戦会議していました。

1年生だけじゃなくて、実は5年生も緊張していたんだね。

教室に入ったら名札をパートナーさんがつけてくれます。

教室の使い方、トイレの行き方を教えてくれて、何を言わずとも1年生の側で寄り添う姿がありました。

緊張の中にも、頼もしさがあり、どこか誇らしげな5年生。

そんな5年生をしっかりと見つめる1年生。

入学式が終わった後、1年生から出た言葉は、

「今日は5年生と帰れないの〜?パートナーの人今どこにいるの〜?」。

一方5年生の方も、入学式の時間 1年生を見たくてウズウズ。

帰りも1年生と偶然会えないかソワソワ。

 

お互いが思い合っていることを確認できた、大切な出会いの1日になりました。

 

 

 

 

入園、入学おめでとうございます [Ⅱ-258]

式で一人ひとりに渡した園章、校章の話です。

園章、校章は、桐がかかれています。渡した後に、「園章、校章の桐には、『一人ひとりを大切にするよ。』『自分のことを大事にしていこうね。』という願いが込められています。」と話しました。

桐朋の朋の字については、「仲間という意味です。友だちと、周りの人(保護者の方、先生たちも)といっしょに育ち合おうね。」と話しました。ばら組、ゆり組、2~6年生、先生たちは、たんぽぽ組の人たち、1年生の人たち〈仲間〉の入学をとっても楽しみにしてきました。

園章、校章のことで付け加えます。私たちの学園は、戦後、東京文理科大学、高等師範学校の指導と協力を得て、第2の出発をしました。桐朋の名称は、両校(後に統合して、東京教育大学)の校章「桐」に由来しています。桐朋学園の初代校長、理事長が、東京文理科大学学長の務台理作先生でした。先生は、1947年教育基本法制定に深くかかわり、「一人ひとりの人格を尊重し、自主性を養い、個性を伸長するという、ヒューマニズムに立つ『人間教育』」を桐朋の教育理念の基本に据え、これまで私たちは大切にしてきました。

続いて、式で、みんなに贈った〈かわり絵〉のことです。3月末から4月のはじめ、2年生一人ひとりが大事に育てたチューリップがきれいに咲きました。入園、入学の日は、満開のチューリップを見ることは難しいと思い、絵をかきました。それから、しぜんひろばに行って、たんぽぽの絵をかきました。一人ひとりが自分らしく素敵な花をたくさん咲かせてほしいと願いました。

朝、1年生の教室に2年生がいて、1年生といっしょに過ごしてくれています

保護者の皆様、お子さんのご入学おめでとうございます。その人その人の自分らしさ、持ち味をだいじに育ててほしいと思います。自分の人生の主人公に、社会の担い手になる根っこを育ててほしいと思います。

自分の人生の主人公に育つために、大切にしたい3つ〈好奇心を育てよう〉〈いっぱいの安心感のなかで〉〈心を動かす、感動する心を育もう〉をお伝えしました。

〈好奇心〉もっとやりたい、もっと知りたい、意欲的に取り組むなど、好奇心をいっぱいもってほしい。周りには、おもしろそう、たのしいことがたくさんあります。好奇心をもち、達成感や満足感を味わってください。

〈安心感〉学校も、家庭も、子どもが安心感して自分を伸ばしていける場にしていきたいです。安心感があるなかで、挑戦してみよう、失敗してもまたやりなおせるなどの経験から、自分を豊かにしていきます。

〈心を動かす、感動する心〉楽しい、嬉しい、悲しい、つらい、いろいろと感じることを大切にされると、心が豊かになります。そして、ありのままの自分を愛することができるようになり、周りの人の心を大事にしていけると思います。

一人ひとりが素晴らしい可能性を持っています。いろいろな人やものごとにかかわって、自分を変化、成長させていってください。保護者の皆様とともに、子どもたちを支え、成長をたのしみにしていきたいと思います。

 左 しぜんひろばで四つ葉のクローバーをたくさん見つけている子どもたちからいただきました。右 八重桜の花いっぱいの渡り廊下

先生たちの春の勉強会

みなさんは、春休みどんなふうに過ごしましたか。

先生たちは2020年度のまとめをして、2021年度の準備をするので

ほとんど毎日学校に来て、打ち合わせをしていました。

ずっと座りっぱなしの会議が続く中、一コマだけ「しぜんひろば」での勉強会がありました。

ひとつは、大きな災害がおこった時に「かまどベンチ」などを使えるようにする練習です。

数年前に、卒業生や保護者の皆様、そして同窓会の方が贈ってくださったこのベンチ。

きっとみんな座ったことがあると思いますが、こんな秘密があったなんてびっくりしませんか?

座面をはずして、風除けをつけて、その中で薪をもやします。

焼き芋をする時の鉄製の「ふね」や、幼稚園で管理している「ミニかまど」なども使って、

どのチームが最初に着火できるか、がんばって挑戦しました。

ちょっと肌寒かったこの日。あたたかな炎の色と湯気をたてるお鍋に、気持ちがほっとしました。

災害時は、アルファ米を食べる時などにここで沸かしたお湯がきっと活躍することでしょう。

もうひとつは、しぜんひろばの草花しらべです。

見本のブーケと同じになるよう、目をこらしてしぜんひろば中をあるきまわって草花をさがします。

図書室の前のベンチにならべてあるのが、完成したものです。春の緑、すてきでしょう?