民舞発表会

久しぶりの青空のもと、高学年の民舞発表会を行いました。

6月の学校再開時からこつこつと練習を重ねてきた5,6年生。

制限の多い生活の中にあって、

民舞の授業はかけがえのない発散と集中の時間でもありました。

 

腰を落として、おもいきり踏みしめる。

息づかいを意識して、おなかから声を出す。

体全部をつかって、大きく動く。

 

6年は5年生のエイサーを見守りながら、要所要所で頼もしいかけ声をくれました。

5年生は6年生の七頭舞に見入って、来年の自分をイメージしていました。

 

◯私は身長が低いため、もっと自分を大きく見せなくてはいけないなと思い、

手の回す大きさ、足を上げた時の高さなどを大きく見えるように工夫しました。

そんな事をかんがえているうちに、かけ声を出す場面になりました。

はらのそこから、「イヤーサーサー」と声を出しました。

いつもよりも他のみんなの声が大きかったことが分かりました。(5年生)

衣装を着て、昨日作り直した先打ちの道具を持ってグラウンドへGo

5年生のエイサーはカッコ良かった。

そして、6年生の番!1人目が出て、2人、3人と出て私の番!楽しかった!

「そーれ!」の声は、練習の倍くらい大きい声で言ったよ!

踊りが終わって、ヒリヒリする手を見たら豆が!

少し嬉しかった!(6年生)

今日は七頭舞を踊った。

最初は、「早く終わってほしい」って思ってたけど、よく考えたらこれで最後だから終わってほしくなくなった。

5年生がエイサーを踊っている時は、かってに足がリズム通りに動いていた。

そして、七頭舞。始まる前にだれが一番声を出せるかきそうことになった。

自信はなかったけど、踊ってるとちゅう男子に「うるさっ」って言われて、なんかうれしかった。

勝敗としては友だちが勝ったけど、いっしょうけんめいできたから良かった。(6年生)

 

 

今年は5年生が自分の衣装を作る機会が持てなかったため、

多くの方に衣装の提供、貸出のご協力をいただきました。

ありがとうございました。

こうして、桐朋小学校の踊りの文化が繋がっていきます。

 

    

 

 

 

 

バケツの稲刈り

休校期間中から育ててきた5年生の稲が実りました。

バケツ2杯分を教室に運んで、いよいよ稲刈りです。

先生が2本のカマを見せてくれました。

一本は、カーブしているもの。もう一つはギザギザの刃がついていて、わりとまっすぐなもの。

カーブしている方は、みんなが思い描くカマです。主に草刈りなどに使います。

ギザギザの方が、稲刈り専用なのだそうです。道理で私たちの日常ではあまり見かけませんね。

みんなで少しずつ刈り取りを体験しました。

ひと束をぐっと握って、根元にザクッとカマを入れます。

見ているよりも案外力が必要で、苦労している人もいました。

すぱっと切れたらみんなから拍手が起こりました。

休み時間に数えてみたら1房に50粒以上ありそうです。

本来は屋外でしっかり乾燥させますが、このあとの天気が不安定なことと、

完全無農薬なのでスズメに食べられてしまわないように、教室内で干すことになりました。

しっかり乾燥できたら、脱穀、精米の工程に進みます。そのやり方は、次回の社会の授業で映像なども観ながら学んでいきます。

家のバケツ稲がうまく育っている人は、これから収穫が楽しみですね。

お家にカマがある人は多くはないでしょうから、キッチンバサミなどで挑戦してみてください。

 

1枚の板から・・・

6年生の美術では、1枚の板から箱を作る活動をしています。

箱の大きさは自由。つまり、1枚の板で作れるだけの箱を自分で設計し、長さを測って板を切り出し、組み立てていくのです。

まず子どもたちが夢中になるのはやすりがけ。磨けば磨くほど木のつるつるとした感触が出てきて、気づけば設計したものより小さくなってしまうなんてことも・・・。それでもきれいになった板を見た子どもたちは満足げです。

 

その後は、先に板に色を塗るもよし、組み立ててもよし、自分のペースで作っていきます。

全部を同じ色に塗る人もいれば、全ての面を違う色にする人、自分のイニシャルを電動のこぎりで切りだし貼り付ける人、小さめに設計して蓋まで作る人・・・

個性豊かな箱たちが生まれそうです。

 

七頭舞道具作り

6年生で取り組んでいる七頭舞。

7つの道具を使って踊りますが(1人1種類担当)、これまでは基本の太刀の動きで練習してきました。

一通りの踊りを習得したところで、今度は自分のやりたい道具を選び、その道具を使って練習します。

道具には、リーダー役の先打ち、測量をして荒れ地を改良していく谷地払い、悪霊を追い払う薙刀・太刀、収穫したお米で餅をつく杵、豊作の喜びを表現する小鳥、みんなの労働をなぐさめる道化役ささらすりがあります。

道具が決まると、練習に一段と身が入ります。道具別に分かれてお互いに教え合う姿がありました。

 

それと同時に、道具作りにもとりかかり始めました。

木の板や竹の棒を使って、自分の道具を作っていきます。

テープを巻く作業のところでは、友だちと協力して作業する人や、1人黙々と作業する人、様々でした。

これからは自分の道具を使って、より一層練習に励んでいきたいところです。

 

 

願いを届けて 〔Ⅱ-242〕

テカテカに輝く。触らせてもらうとツルツルのおだんご(喜び、誇り)。土の中にどんなものがあるか興味深々(発見、感動)。

●若葉町交差点での安全を

若葉町の交差点(セブンイレブン、神代書店前)は、通勤されている方たち、都立神代高等学校の生徒、桐朋女子中学校高等学校の生徒、桐朋小学校の児童、桐朋幼稚園の園児ら大勢の人たちが利用しています。利用人数の多さに比べ、待機場所が狭く、交差点歩行時は右左折の車両が多く交わり、特に児童の視線からは、歩行者用信号機が見えづらいこともあり、危険な状況が続いてきました。その状況を改善したく、これまで何度も要望書を調布市長、調布警察署、調布市議会などに提出してきました。

昨年度も「調布市長・市議会議長 懇談資料」(PTA公費助成で話し合い、担当教員のまとめ。以下①~④など)を提出しました。①交通安全・通学路安全の見守りの要望[公立・私立の区別なく、調布市で学ぶ子どもたちの安全確保のための人員配置をお願いしたい。] ②市内の安全情報の速やかな共有 ③小田急バス、仙川駅入口バス停から神代書店までの歩道の整備と歩行者信号に対する標識の整備[島忠前、バス停からの歩行者、神代書店側から見た歩行者用信号機(写真を添付)。子どもたちの目線から見えにくいこともあり、状況の改善を要望] ④その他、市内通学路の危険個所について などです。

提出後に、③を中心に、あらためて都立神代高校校長、桐朋女子中高校長と話し合う機会をもちました。そして、調布市議会、調布市議会議長、副議長、調布市長に、直接、要望書を届けました。

●調布市長からの回答と、10月6日、歩行者用信号機の位置変更の工事

長友市長より回答をいただきました。③に関しては「仙川駅入口バス停から神代書店前の交差点までの歩道については、東京都道であり、現時点では拡幅の計画がないため拡幅は厳しいが、調布都市計画地区計画都市計画仙川駅周辺地区地区計画において、沿道の建物の建て替えの際には敷地境界から2mのセットバック(歩道上空地の設置)が定められていること」、「交差点の信号機の歩車分離と、子どもの目線から信号機が見づらい件については、市からも調布警察署に地元の要望としてお伝えしますが、桐朋学園からも要望することをお願いしました。その後、市は、7月14日に調布警察署交通課交通規制係と、桐朋学園PTAが今年1月に実施した調布警察署と合同で実施した交差点の実査の結果も含めて、協議を行いました。/その中で、調布警察署から、信号機の歩車分離への変更については、通学時間帯の赤信号での待ち人数から、歩車分離にした場合の待ち人数を想定すると、人溜まりが確保できず、かえって危険が予想されるため難しいとの見解が示されました。子ともの目線で信号機が見づらい件については、現地を確認し、改善できる内容であれば改善するとの回答を得ました。」ということでした。

それから、10月6日に歩行者信号機の位置変更の工事を行うという連絡をいただきました。立ち合い人として、調布警察より2名、調布市役所より2名、PTA両副会長、中村が参加しました。

工事は、歩行者用信号機を子どもの目線で少し見やすい位置に変更(歩行者用信号機を横棒の左側に移動し、横棒の高さを下げる。現時点では日程と予算からこの対応しかできないそう)するものでした。

これまでに要望してきたことが実を結び、少し変化しました。

工事終了後、警察、市役所の方と話し合い、さらに改善してほしいと伝えたことは、

●秋の交通安全週間(など)で、神代書店前交差点に警察の方に立ってほしい。●歩行者信号を見やすい場所に移動してほしい。

副会長は、朝の見守りをずっとしてくださって、子どもの危険な様子を具体的に、安全への願いを込めて改善点を話されていました。子どもたちの命を大切にしてくださる姿に感動しました。

その後すぐに、神代高校校長と桐朋女子中高校長とともに、改善点を話し合い、歩行者の安全を考えると、歩道(インターロッキング)へ設置することを要望する文書を作成し、調布警察署に渡しに行きました。

2021年度考査志願者のみなさま

提出書類のダウンロードを開始いたしました。

10月13日(火) 12時30分現在、
アクセス集中のため繋がりにくい状況です。
大変お手数ですが、少しお時間をあけてお試しいただくようお願いいたします。

なお、受考票や写真票のダウンロードができない場合は、マイページにログインし直していただくことで情報が更新されますので、お試しください。

桐朋小学校 教務

2021年度入学考査書類提出について

①本日正午より、マイページにて受験番号をご確認いただけます。

写真票と志望動機書1・2、それぞれに受験番号をご記入の上、指定方法にてご郵送ください。

10月20日(火)必着です。

 

②上記資料の到着後3日以内に受領確認のメールをお送りします。

大切なお知らせが記載されていますので必ず全てにお目通しください。

 

③10月19日(月)に、受考の際の注意点などを簡易書留にて発送いたします。

22日(木)までに未着の場合は、ご連絡ください。

 

桐朋小学校 教務

03-3300-2111(代)

スイミーの世界へ!~2年生の国語~

スイミーの世界にみんなで行ってみよう!!

「スイミーは、小さな赤い魚の兄弟たちと楽しく過ごしていた時、急に訪れた大きなマグロにその幸せを奪われてしまいました。その後、おもしろいものに出会って、少しずつ元気を取り戻したスイミーは、小さな赤い魚の兄弟たちに出会います。スイミーはその兄弟たちを説得し、ある名案をひらめきます。」
ほとんどの子どもが、このお話を知っていましたが、一度にすべての話を読むのではなく、少しずつ読み進める方法を取りました。そうすることで、
・子どもたち一人一人にその時のスイミーの気持ちになってほしい。
・お話の世界に入り込んでほしい。
と考えたからです。
子どもたちとは、場面ごとに、スイミーの気持ちを読み取ることを中心に話を読み進めていきました。また、スイミーがひらめいた名案がいかにすばらしいものかを文章や絵からだけで感じ取るのではなく、実際に魚の兄弟たちの気持ちになって作成することで、よりリアルに感じ取って欲しいと思い、スイミーと小さな赤い魚の兄弟たちの壁画を作りました。
小さい赤い魚の兄弟たちを1匹1匹、折り紙で作成しました。折り方で少し難しいところもありましたが、教え合って協力する姿がまさに小さな赤い魚の兄弟たちのようでした。

 

みんなで力を合わせて、無事完成!
作ったあとに子どもたちに感想を聞いてみました。
「スイミーになってる感じでできた。」
「出来上がったら、嬉しかった。」
「スイミーについて行ってる感じがした。」
「スイミーたちがいる海に入った感じがした。」
「スイミーたちになったみたい。」
「スイミーの兄弟を作るのが難しかった。」
「意外と早く終わった。」
「風格がある。」
「みんなで協力してできた。」
全員の感想を載せることができず残念ですが、一人一人が実際に作成したことで感じたことを表現してくれました。様々な学校で学習する「スイミー」ですが、今の世界を表しているのかなと思いました。コロナ禍で、様々な制限がある中での学校生活ですが、スイミーのように、前向きにアイディアを考え、うんと考え、時に落ち込み、みんなで協力する。これからも、こういった時間を子どもたちと一緒に楽しみたいと思っています。