手紙をありがとう[Ⅱ-226]

 3月末に、初等部通信で「この てがみを よんだ かんそうを、おうちの人に はなせたら、はなして みてください。かんそうなどを はがきに かいて おしえて くれると うれしいです。」と書いたところ、手紙をもらいました。いろいろと教えてくれて嬉しいです。 

「いつもとちがうせいかつですが、こんなことをしてます。本をいつもよりいっぱいよめたり、いもうとといっしょにあそべたり、みんなでしょくじをしたり、たのしいせいかつをすごしています。いえでべんきょうするのもたのしいですが、がっこうが一ばんです。」

「ぼくは、まい日学校がないからつまらないけど、お兄ちゃんとピタゴラそうちやレゴでロボットを作ったりしているから元気です。」

「コロナは肺炎になると水でおぼれたように苦しくなるとききました。私はシンクロで息をしないで25mを泳ぐ『ノーブレ』というものをやっています。『ノーブレ』というのは、『ノーブレス』のやくで、息をしないという意味です。ノーブルはとても苦しくて、あと1m泳いだら、目の前が真っ白になってしまいそうなくらいつらいです。私は目の前が真っ白になった事が何回かあります。/コロナにかかったら、こういうじょうたいがずっと続くみたいです。だから私は、手あらいやうがい、また十分なすいみんを取ったり、いっぱいごはんを食べてコロナにかからないようにしています。先生もコロナに、十分気をつけてください。学校の再開をたのしみにしています。」

ようちえん、しょうがっこうの こどもたちへ(3月30日に書いたものです)
 しんきゅう おめでとう ございます。あたらしい がくねんに なって、どんなことを してみたい ですか。しんがっきは、どんなであいが あるか、たのしみ ですね。

 せんせいたちは、みなさんと あえるのを たのしみに しています。
 ひとりひとりの ねがいを たいせつにして、みんなで かかわりあって、たのしい ようちえん、たのしい しょうがっこうに していきましょう。 

 しんぱいな ことも あります。とうきょうでは、コロナウイルスに かかる人が ふえています。にほんでも せかいでも たくさんの人がかかっています。

 コロナウイルスに かかる人が ますます ふえてしまうと、おいしゃさん、びょういんが たりなくなって、たいせつな いのちを まもることが できなくなります。

 そうならない ために、ひとりひとりが、ウイルスに かからない、ひろげないように こうどうして いきましょう。
 よくたべて、よくねて、できるところで からだを うごかそう。手あらいなどの よぼうを しっかり やろう。

 このウイルスは、かんせんしても おおくの人は きがつきません。ほかの人に、しらないうちに うつしてしまうことが あります。ウイルスは せきなどから でて、手などに ついたものから うつります。だから、マスクをしたり、手などを よくあらって、ひろげないように しましょう。こうしたことは これからも いっしょに まなんで いきましょう。 

 ようちえんと しょうがっこうでは、でんしゃや バスを つかう人が たくさん います。からだのこと あんぜんのことを かんかえて、4月13日(月)から 5月9日(金)まで、はじまる じかんを おそくすることに しました。(※この後、休園、休校を5月6日まで延長しました)

 ようちえん、しょうがっこうは、ひとりひとりが もちあじを はっきして、おたがいに かかわりあって、ひとりひとりが せいちょうしていく ばしょです。
 しばらくの あいだ、ようちえん、がっこうにいる じかんが みじかく なりますが、いま できることを やって せいちょうして いきましょう。

 からだの ちょうしが よくない人は、むりを しないで やすむように してください。けっせきの あつかいに しません。

 この てがみを よんだ かんそうを、おうちの人に はなせたら、はなして みてください。かんそうなどを はがきに かいて おしえて くれると うれしいです。

自然を見ましょう〜春が来ています〜

今年も桐朋の桜が、満開にさきました。

自然広場の池にも、桜の花びらがいっぱい落ちています。

世の中でいろんなことがおこっていても、

桜は去年と変わらずきれいで、ゆったりと、もうほんのり葉も付け始めています。

桜の塩づけを作っていたあの桜の木も、きれいに花をさかせたよ。

花のかんむりを作っていたシロツメクサも自然広場にさいているよ。

 

昔、小さなことで悩んでいたら

先生からこんなことを言われたことがあります。

 

「迷った時は、自然を見なさい。」

木の葉や花がどのように育っているのか。

どんな風に葉を広げているか。

気づくことがたくさんあります。

ハッとさせられることも、あります。

 

ゆっくり目を閉じると、今までは聞けなかった音が聞こえてくる。

じーっと見ていると、気づかなかったものが見えてくる。

職員室前のチューリップも、満開になりました。

ブロッコリーの木も、

みんながいない学校を、しっかり見守ってくれています。

 

お、まだ花がさいていない桜のつぼみを見つけました。

まだまだ変化はありそうです。

私たちも、まだまだ何かできそうですね。

桐朋の桜が、みんなの心に少しでも届きますように。

 

「桐朋小だより」を更新しました。

「桐朋小だより」を更新しました。 

以下、更新記事一覧です。タイトルをクリックすると記事が読めます。

4月8日(水)更新 「自然を見ましょう。〜春が来ています〜」

4月6日(月)更新 「これなーんだ?!」

4月4日(土)更新 「働く人の学習(後編)

4月2日(木)更新 「働く人の学習(前編)

3月31日(火)更新 「5年生 社会科見学」

3月26日(木)更新 「未来へはばたけ」

3月23日(月)更新 「短い時間だったけど」

3月19日(木)更新 「豆まき」

3月17日(火)更新 「みんなでつくるお話マット」

3月15日(日)更新 「もっといろんな人と話したい」

3月15日(日)更新 「ひごナイフ」

3月13日(金)更新 「なわとびチャレンジお楽しみ会」

3月12日(木)更新 ※桐朋幼稚園HP「とうほうようちえんのこどもたちへ②」

3月12日(木)更新 「ワークショップ   ‛ 戦争のない未来のつくり方’」

3月11日(水)更新 「手作りカルタ」

3月11日(水)更新 「いつもの教室」

3月10日(火)更新 「どんな音がすると思う?」

3月9日(月)更新 「図書室からみんなへ③」

3月9日(月)更新 ※桐朋幼稚園HP「とうほうようちえんのこどもたちへ」

3月8日(日)更新 ※「桐朋小だより」ではありませんが、いくつかのページの写真を入れ替えました。見つけてみて下さい。教科:国語各学年の教育活動2年生・3年生・5年生)教育目標のページ内の一部です。

3月7日(土)更新 「図書室からみんなへ②」

3月6日(金)更新 「威風堂々」の合奏に挑戦しました!」

3月5日(木)更新    「野焼きパン作り」

3月4日(水)更新 「図書室からみんなへ」

3月3日(火)更新 「桐朋小学校のみんなへ」

よろしければご覧ください。

休園、休校の延長について

 子ども、保護者、教職員の感染、感染拡大による医療崩壊を防ぐため、56日(水)まで、休園、休校を延長します(4月7日時点の判断です)。子どもたち、保護者の皆様にご負担をおかけしますが、何卒ご理解をください。

 前回のお便りで、「変更のある場合は、緊急連絡網をまわし、4月9日(木)午前中にお知らせ致します」とお伝えしました。その後の状況から心配の声が届き、休園、休校の延長の決定を早めにお知らせすることにしました。

 これまでの確認通り、9日(木)午前中、緊急連絡網をまわします。詳細については、ホームページの「お知らせ」欄 でご確認ください。

これなーんだ?!

とつぜんですが、この黒い部品は何だかわかりますか?

あれ、どこかで見たことあるような?

そう、これはグランドピアノの足とペダルです。

いつもは重たい楽器を支えているのであまり見ることはないけれど

運搬する時は胴体から外すのです。

なかなか見ることのない向きのピアノ、面白いのでみなさんにも紹介します。

ピアノのお腹のところが見えていますね。

重たい重たい楽器、ぶあついお布団のような布でまいて、がんじょうなひもをかけて、

力持ちのお兄さんたちが「えいやっ」「せーの!」とかけ声をかけながら運んでくれました。

無事に高学年音楽室に到着しましたよ。

どんな音色でしょう。みんなの歌声とあわせてみるのが待ち遠しいです。

長く大事につかっていきましょう。

 

 

ふり返り⑪ 働く人の学習(後編)

 先日投稿した2年生の「働く人の学習」。子ども同士の中間報告会を終え、学習発表会の準備にとりかかりました。学習発表会は保護者も参加する予定だったため、より一層気合いの入る子ども達。すると突然、「もう一回インタビューしたい!」「まだ聞きたいことがある。」と相談しに来ました。元々、働く人へのインタビューは一度だけの予定でした。お互いの時間調整も必要であり、事前に各所へアポをとりに行かなくてはならないからです。「他のグループもインタビューしたい?」と聞くと、「また聞きたいことが増えた。」「聞くことはないけど、写真を撮りたい。発表で使いたいから。」と言われたので、アポをとりに行きました。結果、みなさん快く受け入れてくれて、再度インタビューに行くことになりました。

 

 

 二度目のインタビューでもあり、もうインタビューは慣れた様子。「商品に値札シールを貼っている写真を撮りたいのでお願いできますか?」「警備員さんの交代の様子を伝えたいので、協力してもらってもいいですか?」写真は子ども達が自分で撮りました。授業時間外にも写真を撮りたかったようで、お弁当の時間に「今から写真撮りに行きたい。」と言ってくる子どももいました。

 

 印刷室の仕事を発表するグループはポスターセッション形式。写真を使いながらわかりやすく伝える工夫をしていました。

 

 左は、ウォーキングすごろくのスタートとゴール。実際に保護者に協力してもらい、歩くすごろくを楽しみながら購買部の魅力を伝えようとしていました。右はインタビュー風紙芝居。用務員さんにインタビューした様子を紙芝居にしていました。子ども達の発想力には驚きました。アイディアが面白すぎる!

 残念ながらまとめの会で学習発表会を開催することはできませんでした。ですが発表の準備過程で、子ども達は様々なことを学んできました。仕事のやりがいや大変さ。学校の中で働く人がどんな工夫をしているのか。自分達にできることは何なのか。学校の中で働く人と自分達との繋がりも知ることができました。また働く人とたくさん関わることができたのも、大切な学びだと思います。写真のミニ箒は、用務員さんのために子どもが工夫して作ったものです。満面の笑みで「箒を作ってあげたんだよ。」と教えてくれました。発表に向けて準備をしている際には意見の食い違いもたくさんありました。「ポスターセッションの方がわかりやすく伝わるよ。」「でも、ウォーキングすごろくの方が楽しめると思う。」一人一人がより良い発表をしようと努力する姿が見られました。

卒業生からのあたたかい励まし [Ⅱ-225]

 卒業式では、毎年パートナー学年だった同窓生(1年生と5年生で出会い、卒業するまでの2年間)よりお祝いのことばをいただきます。今回は、桐朋高校一年のS Hさんでした。あたたかい励ましをありがとうございました。

 

卒業生からの言葉(ご本人の許可をいただいて掲載)

 桐朋小学校第61期のみなさん、この度はご卒業おめでとうございます。桐朋高校一年のS Hです。みなさんが一年生の時にパートナーとして一緒に学校を周ったりした学年なのですが、覚えているでしょうか。

 本来ならばそちらへ伺ってお祝いの言葉を贈りたかったのですが、今回は新型コロナウイルスで卒業式を縮小されるという事で、このような手紙での形をとらせていただきますことをお許し下さい。今日は一人の先輩としてみなさんが中学校生活を充実したものにできるよう、少しながらアドバイスをさせて頂きたいと思います。

 まだみなさんは中学についてほとんど何も知らない状態であると思いますし、色々な噂が流れてきて心配になっている人もいると思います。ただ、何も不安に思う必要はなく、小学校と同じように楽しい場所であることには変わりありません。一つ変わった言い方をすれば「違う楽しみ方ができるようになる。」と言ったところでしょうか。
 みなさんが小学校での思い出と言ってパッと出てくるものは、八ヶ岳合宿や音楽会、運動会などと言った大きな行事が多いと思います。もちろん中学でもそういった行事はありますが、今度は自分達でそれを企画できるようになります。これをクラスや学年全員がOne teamとなって成し遂げた時には今までにないような達成感を身にしみて感じることができるでしょう。

 
 One teamと言えば昨年はラグビーが話題になりましたね! 僕は中学から4年間ほど部活でラグビーを続けています。みなさんは入りたい部活などを考えたりはしていますか? 中には中学に行っても部活に入りたくないという人もいるかもしれません。しかし、僕は基本的に、部活には入ることをオススメいたします。一緒に部活に入り、中高合わせて6年間程いろいろなことに本気で打ち込んで、切磋琢磨しあった仲間はきっと生涯ずっと大切な存在になると僕は信じています。もちろん部活以外でも良い友達をたくさん作ってください。ラグビーでは一人一人の性格にあったポジションがそれぞれ与えられ、そしてフィールド上ではその個性が最大限活かされます。

 桐朋小の卒業生はみんな個性豊かで伸び伸びとしていていいなと僕は思いますが、中学では二百人程の外部生が入学してきます。みなさんはその一人一人の個性を認められるような人間になって下さい。桐朋中学という場所はみなさんの個性を最大限に活かしてくれると思います。みなさんがOne teamとなった時には、きっと桐朋はとても素晴らしい場所になるでしょう。

 
 そして最後にみなさんが最も心配しているであろう勉強のことについてお話ししたいと思います。みなさんは中学での学習についてどのようなイメージをお持ちでしょうか? これは全てにおいて言えることですが、物事を消極的にとらえないで下さい。いろいろネガティブに考えてしまうと全てがマイナスの方向へと向かってしまいます。たまには自分にうぬぼれてもいいでしょう。学習に関しては自分にあった勉強法というのを見つけて下さい。成績の良い人の勉強法を真似してみてもいいかもしれません。それが良いか悪いかは自分で判断して、良かった場合はそれを継続して悪かった場合はまた新しいやり方を試してみるというのが成功への近道なのではないかと僕は思います。

 中学3年間を楽しめるかどうかはみなさん自身がどうするかによって変わります。今日の僕の言葉がみなさんの心の片隅にでも残ってくれていれば幸いです。是非中学校生活を自らの手で素晴らしいものにしていって下さい。

 桐朋小学校第61期のみなさん、ご卒業おめでとう!! 僕たち桐朋中・高にいる先輩達は君たちが入学してくるのを心待ちにしています。今度は中・高でまた新しい仲間とOne teamを作って実りある学校生活を送って行こう!!       三月十八日 S H

     S Hさん、ありがとう。ますます輝いて! 後輩たちをよろしくお願いします。

ふり返り⑩ 働く人の学習(前編)

 2年生の3学期には「働く人の学習」に取り組みます。学校の中で働く「警備員さん」「印刷室の方々」「購買部の方々」「図書の長谷川さん」にグループごとにインタビューをし、仕事する上でのやりがいや大変なこと、また自分達にも手伝えることがあるのかなど、各々が興味関心のあることを聞き取り、調査していました。また「用務員さん」「管財課の方」には教室に来ていただき、仕事の内容などを教えてもらいました。

 子ども達が学んだことは、3月中旬に行われるまとめの会で学習発表会を開く予定だったので、その前に一度クラスで中間報告会を実施。子ども達同士でお互いの発表を見合いました。中間報告会を通して、聞き手に伝わりやすくするための工夫をみんなで考え合う時間となりました。

 

 購買部にインタビューした子ども達。中間報告では購買部クイズや購買部マンガ、すごろく風にアレンジして購買部の仕事の中身を伝えていました。発表後、「クイズ多すぎた。」「文字が小さくてわかりにくかったね。」と振り返っていました。子ども達はあまり満足していないようでしたが、たくさんの情報をクイズ形式で発表していたこと。またすごろく風にアレンジして伝えていたこと。とてもわかりやすく、そして聞き手が楽しめる発表になっていました。

 

 図書の長谷川さんにインタビューした子ども達は、クイズや新聞作りに励んでいました。他のグループからは、「クイズが2択でわかりやすかった。」「発表の方法が工夫されていた。」「仕事の内容がよくわかった。」と高評価。本の並べ方、図書室の魅力、仕事のやりがいやオススメの本などを紹介していました。私の知らないこともあり、子ども達から学ぶことがたくさんありました。

 教室で中間報告会をした後、子ども達はまとめの会での学習発表会に向けて準備にとりかかります。自分達の発表での反省点、他のグループの良かったところを参考にしながら、伝える内容や発表方法を考えていました。その様子は、また後日お伝えいたします。

学校説明会・体験会の予約開始について

2021年度入学考査をご予定の保護者の方へ

本校の教育に関心、興味をお持ちくださりありがとうございます。

本校の学校説明会・体験会へのご参加にはホームページからの予約が必要です。

ホームページ上でもお知らせしておりますように、通常ですと予約開始は開催日の1か月前頃からとなっております。

ただ昨今の状況を踏まえますと通常通りの開催とはいかず、様々な変更や場合によっては中止も視野に入れて、検討しているところです。

このような刻々と状況に動きがある中での対応が引き続き必要であることから、はなはだ勝手ではございますが、学校説明会の予約受付は当面行いません。

新しい情報を日々お待ちいただくことのないよう、4月9日前後で一度、ホームページをご確認いただければと思います。

尚、誠に恐れ入りますが、次回の更新時にも不確定要素が多いものになる可能性がございますことを予めご了承願います。

しばらくお待たせすることになり申し訳ございません。

皆様、どうかお体にはご留意ください。