転編入試験を行います。

2021年4月入学の転編入試験は、以下の学年で行います。

新2年生 女子1名

試験日は2月20日(土)です。詳細は、募集要項でご確認ください。

募集要項・入学願書(無料・学園から送付)

請求期間 1月22日(金)~2月6日(土)

請求方法 代表電話03-3300-2111 内線552 学務課へお電話ください。

平日9時~16時 土曜9時~12時

 

尚、すでに次期(2021年9月入学)への転編入学希望カードをご提出いただいている方には、6月上旬~6月中旬に募集の有無などについてご連絡申し上げます。

〔参考〕

次の入学希望カードを学園から送付します。

請求期間 1月20日(水)~5月31日(月)

請求方法 代表電話03-3300-2111 内線552 学務課へお電話下さい

平日9時16時  土曜9時~12時

○2021年9月入学・・・2021年度の第1学年~第4学年

○2022年4月入学・・・2022年度の第2学年~第5学年

「桐朋小だより」を更新しました。

「桐朋小だより」を更新しました。以下、2020年度更新記事一覧です。

タイトルをクリックすると記事が読めます。

休校中に更新したものもあります。ぜひご覧ください。

 

3月 18日(木)更新 「広い世界へ、一歩踏み出す(卒業式)」

3月 11日(木)更新 「3月11日。卒業式の練習」

3月 10日(水)更新 「6年生を『送るウィーク』」

3月  6日(土)更新 「青空にみんなで集う『送る会』」

3月  2日(火)更新 「ペア読書で「事件簿」づくり(国語&図書の授業)」

2月 23日(火)更新 「世界の国へ出かけよう! ~地球市民の時間~」

2月 19日(金)更新 「外は寒いけど・・・」

2月 16日(火)更新 「仙川のお店に学ぶ」

2月 12日(金)更新 「一瞬の光景」

2月  8日(月)更新 「美術展」

2月  5日(金)更新 「世界に一つ・オリジナル衣装を自分の手で」

2月  3日(水)更新 「立春です」

2月  2日(火)更新 「音はどうやって出る?(4年生の音楽)」

1月 28日(木)更新 「プレイルームが魚屋さんに!(5年生漁業の学習)」

1月 25日(月)更新 「中学校の生活は、どんな感じ」

1月 22日(金)更新 「七頭舞、まだまだこれから」

1月 15日(金)更新 「3・4年生の絆〜なわとびを通じて〜」

1月 11日(月)更新 「命の学び〜生まれる・揺るぎない大切なもの〜」

1月 4日(月)更新 「2学期のふりかえり 走る会」

12月28日(月)更新 「2学期のふりかえり おいしい、たのしい、やきいもの会」

12月24日(木)更新 「2学期のふりかえり BOOK工作団―本の中のクリスマス―」

12月21日(月)更新 「次の季節の準備」

12月16日(水)更新 「走る会に向けて」

12月12日(土)更新 「顕微鏡を使って・・・」

12月 8日(火)更新 「体育委員会企画「サッカー教室」」

12月 4日(金)更新 「秋がいっぱい」

12月 1日(火)更新 「中学校の生活について話を聞きました」

11月26日(木)更新 「地球市民の学習その2 『えねこやを見て、さわって、感じて、考える~温暖化を防ぐためには…?』

11月21日(土)更新 「地球市民の学習その1 『SDGsを学んで世界と出会う!②』」

11月18日(水)更新 「地球市民の学習その1 『SDGsを学んで世界と出会う!①』」

11月14日(土)更新 「ビブリオバトルに挑戦!」

11月10日(火)更新 「こんにちは、チャイムバー♬」

10月29日(木)更新 「民舞発表会」

10月26日(月)更新 「バケツの稲刈り」

10月21日(水)更新 「1枚の板から・・・」

10月16日(金)更新 「七頭舞道具作り」

10月12日(月)更新 「スイミーの世界へ!~2年生の国語~」

10月 9日(金)更新 「運動会」

10月 2日(金)更新 「明日は運動会」

10月 1日(木)更新 「全員リレーの練習」

9月 27日(日)更新 「運動会の係活動」

9月 18日(金)更新 「ミッション1:1億を体感しよう!」

9月 16日(水)更新 「運動会の競技を自分たちで」

9月 12日(土)更新 「パートナーさんと一緒に『クイズ!学校たんけん!!』」

9月  3日(木)更新 「大太鼓に挑戦!」

8月 28日(金)更新 「歴史の壁新聞づくり」

8月 25日(火)更新 「2学期が始まりました」

8月 21日(金)更新 「1学期のふりかえり⑤ 平和について考える」

8月 17日(月)更新 「1学期のふりかえり④♪くいしんぼうのカレンダー」

8月 10日(月)更新 「1学期のふりかえり③ 水鉄砲大会」

8月  4日(火)更新 「1学期のふりかえり② 七頭舞」

7月 31日(金)更新 「1学期のふりかえり① パートナー活動」

7月 27日(月)更新 「色々な視点」

7月 21日(火)更新 「粘土で壺作りに挑戦!」

7月 17日(金)更新 「パートナーさんとたなばたかざりをしたよ。」

7月 13日(月)更新 「子ども団の呼びかけを行いました」

7月 10日(金)更新 「新しい『定時放送』」

7月  5日(日)更新 「自治活動が始まりました」

7月  2日(木)更新 「4ヶ月ぶりの響き」

6月 30日(火)更新 「メダカの卵が次々と」

6月 26日(金)更新 「地球市民の時間 その3」

6月 24日(水)更新 「想いと想いをつなぐこと」

6月 22日(月)更新 「地球市民の時間 その2」

6月 21日(日)更新 「遊び場は限られているけれど・・・」

6月19日(金)更新 「地球市民の時間」

6月16日(火)更新 「まちにまった にゅうがくしき」

6月12日(金)更新 「1年生、ようこそ!」

6月6日 (土)更新 「とてもうれしい1週間」

6月1日 (月)更新 「雨雲の下は笑顔」

5月31日(日)更新 「待っています!」

5月26日(火)更新 「おりがみしゅりけんのけんきゅう」

5月18日(月)更新 「私のおうち時間」

5月15日(金)更新 「きっと明日は」

5月11日(月)更新 「おすそ分け」

5月8日 (金)更新 「はじめまして!わたしの名前は…」

5月7日 (木)更新 「♬夢と共に歩む」

5月1日 (金)更新 「さあはじめよう♪」

4月30日(木)更新 「ステキなであいが待っている!」

4月29日(水)更新 「読書ゆうびん」

4月28日(火)更新 「手作りのススメ」

4月27日(月)更新 「ゆったり時間」

4月26日(日)更新 「「今」、たくさんのことに出会って」

4月25日(土)更新 「一人でいながら」

4月24日(金)更新 「しぜん広場が待っています」

4月23日(木)更新 「元気な声で!運動会の歌♬ひかる」

4月22日(水)更新 「おいしいものを食べると幸せ」

4月21日(火)更新 「ゆっくりとした時間」

4月20日(月)更新 「自由な世界」

4月19日(日)更新 「桜の塩漬けを作りました」

4月18日(土)更新 「最近の日課」

4月17日(金)更新 「子どもからのプレゼント」

4月16日(木)更新 「懐かしい気持ち」

4月15日(水)更新 「ヒミツの作戦会議」

4月13日(月)更新 「初等部の歌 よい子 つよい子 桐朋っ子」

4月8日(木)更新 「自然を見ましょう〜春が来ています〜」

3・4年生の絆〜なわとびを通じて〜

2学期の4年生の教室では、ある日に向けての作戦会議が行われています。

議題は、「どうやったら3年生が安心・楽しいなわとび大会になるのか」

例年行われている3・4年生の合同イベントなわとび大会ですが、今年は大きく種目ややり方などを変更。

例年と違うからこそ、何がしたいのか・何ができるのか・何がベストなのかを問い直し、クラス・そして実行委員会で話し合いを積み重ねることができたのだと思います。

去年自分たちが4年生にしてもらった時のことを思い出し、どうやったら安心できるのか、苦手な人も楽しめる時間がいい!逆に好きになっちゃくらいになったらいいな。など考え工夫していきます。

ペアが決まっていた方が安心できる!クラスの人が2人はいた方が3年生にとってはやりやすいんじゃない?

自然と他者の立場や気持ちを想像し、考え、向き合う時間が生まれていきました。

その一つとして3年生と仲良くなるために事前打ち合わせをやりたいというものが。

自己紹介を必死に覚えたり、質問考えたり、司会をしたり、ゲームを企画したり、ついてきてもらう時の声がけ・場所、話し方・・・もう3年生のお客さんとしての立場ではなく、自分たちが主催者です。

自然と表情や行動がぐんと頼もしくなってきて、3年生の頃を知っているわたしはもうこの時点でうるうるときてしまいました。

そしてドキドキのなわとび大会。

大成功だったかどうかは、3年生のふりかえりを読めば伝わってくるものがあります。

.

「さい初はとべなかったけど、4年生のアドバイスでとべるようになった。ぼくが転んだ時もたすけてくれて本当にたよれるそんざいだった。イメージががらりと変わった。」

「グループ全員がやさしくて、声がかけやすかったです。ペアの子が自分のことを気にかけてくれました。連続のとびかたを教えてくれたり、とぶために好きな食べ物を聞き”こっちだよ〜”とか言ってくれたりしてたくさん工夫されていてよかった。4年生ではなく、3年生を優先してくれました」

.

「ぼくはすごーくうれしかった。ぼくも4年生になったらあんな風に下級生に教えてあげたい!」

「なわとび大会をやると聞いて不安だった。でもペアの子が一番やさしく教えてくれて助けてくれた。休み時間のドッチボールの時も”3年生には強イボールを投げないで”と言ってくれた。4年生はリズムなわとびもかっこよかった。わたしもそんなやさしくてかっこいい4年生になりたい」

年を超えて関わることで生まれる気持ち、育まれていくものがあります。

4年生も、緊張したり、不安になったり。でもそれって、人を想うからこそ生まれる大切な気持ちなのだろうなと感じた瞬間でした。

 

 

3学期もどうぞよろしくお願いします[Ⅱ-247]

「おもしろそう」に出あおう!  ~自分の足で、未知のものと出あい、心ふるえる経験を豊かに~ 

写真は八ヶ岳高原寮の様子(管理人さんより)

【たんさん年賀状をいただきました。願いを大切にしていきたいです。】

・「○くみになったら せんせいの おてつだいをする えらい おにいさんに なりたいです。」(幼稚園)

・しぜんひろばで あそべてたのしいです。おともだちも たくさんできました。(1年生)

・しぜんひろばに 虫が もっとほしいです。(1年生)

・ことしは てつぼうのさかあがりを がんばりたいです。(1年生)

・ことしもがっ校で やりたいことがたくさんあります。たいいくや こまや 一りん車がやりたいです。本もたくさんよみます。(2年生)

・ことしは、いちりんしゃが、すらすらになるように がんばりたいです!(2年生)

・今年コロナでいっぱいいっぱいでしたね。でも学校に行けてうれしいです!!(3年生)

・今「太平記」と幕末が好きです。(3年生)

・小数が苦手です。美術とても楽しいです。なので、学校に行くのが楽しみです。(3年生)

・今年もみんなで学校に通えることが楽しみです。(3年生)

・今年は、マスクを外して、大声で歌ったり、もっとみっ着したいです!!(4年生)

・今の5年生はやさしいから、ぼくもやさしい5年生になりたいです。(4年生)

・今年はみんなで、八ヶ岳に行き、運動会でエイサーを踊りたいです。(4年生)

・パートナー活動が制限されるようになり、かなしいです。日常に早く戻ってほしいなと思います。(5年生)

・6年になってやりたいこと。広島に行く、八ヶ岳に行く、ロング放課後をやりたい。(5年生)

・コロナがもういをふるう中、先生たちが色々な工夫をし、学校に行かれる事が、いつも私のたのしみです。休み明け、学校に行くと、教室の席の間かくがとても広かったため、はじめはビックリしましたが、先生たちが工夫してくれているんだなあと、感心しました。(5年生)

・昨年は、コロナウイルスでいろんなことができなくなってしまったけれど、新しい発見を見つけられて、良い1年だったなと思います。中略 戦争のことについて学び、「今、こうして生きているのって、とても幸せなんだな。」と感じました。(6年生)

・最近、整理整頓が得意になってきました。桐朋小の先生たちのご指導のおかげと感謝しています。(中学生)

・卓球でシングルスの都大会に出場することができました。良い経験をすることができました。(中学生)

・今年は高3になります。大学受験の準備も始めなければいけませんが、悔いのない高校生活を過ごしたいと思います。(高校生)

・大学2年生になりました。大学の講義はオンラインで、課題でせわしないですが、精一杯がんばっています。(卒業生)

・『創造的な時間を楽しむ学び(探究的な学び)』「ニュートンとペスト」のお話がすごく響き、昨年は研究をものすごくがんばることができました。学会発表と論文執筆に追われていますが、おかげさまでとても楽しい大学院生活になっています。(卒業生)

・今年度は皆さんとおめにかかることができるよう祈るばかりです。(八ヶ岳高原寮の管理人さん。2枚の写真も)

・子どもたちの未来に どうぞ「生きやすい地球を」と心から願っています。(卒業生のお母さん)

・幼児期、児童期の子どもたちは、感動と好奇心に突き動かされ、自分の課題を発見し、その解決に向かって身体と五感を精一杯使いながら、考え行動し続ける力(子どもの自己選択の重視。身体を使って直接的な体験をひろげる)を育くんでほしい。/人と交わることや自然とのふれあいを心地よいと思える感性、知性を育んでほしい。自然や平和を大切にする世代を育て、引き継いでいきたいと思います。(中村)

コロナ感染拡大と対応

感染者や重症患者の激増、亡くなった方の多さ、陽性率10%を超えるなど、大変な事態です。医療現場の危機、生活の困難さなどに対して、あらゆる手立てを尽くして解決していかなければなりません。一人ひとりが感染を収める行動を考え、していきましょう。

感染拡大の中、「緊急事態宣言発令後も、小中高大学の一斉休校は要請しない」「健やかな学びや心身への影響の観点から、(休校を)避けることが適切」(文部科学大臣)、「小中学校においては、感染症対策を徹底し、通常の学校生活の継続」「(都立校では)公共交通機関が混雑する時間帯をより一層避けられるよう始業・終業時刻の設定を工夫するなど、時差通学を徹底する」(都知事)と言われています。

初等部の対応として、登園、登校時間を遅らせ、混雑の様子を確かめるなど、不特定多数との接触をできる限り減らし、感染しない、ひろげないことをしていきます。保護者の方とともに、子ども一人ひとりの成長に不可欠な遊びや学びの権利、自由な時間などを守っていきたいと思います。

しかし、どんなに気をつけても、罹患することがあります。偏見、非難、差別をせず、支え合う関係を大切にしていきたいです。

コロナの特徴の一つに、無症状の人の多さがあげられます。無症状のため、感染をひろげてしまう場合があります。検査を増やし、無症状者の把握、保護も必要です。

今後、さらに感染が拡大した場合、小学校ではインターネットを使用した教育活動を行うこともあります。(後略)

 高原寮にやってきたニホンカモシカ(1.2枚目)、二ホンリス(3枚目)、セグロセキレイ(4枚目)、ヤマドリ(5枚目)、ヒヨドリ(6枚目)、メジロ(7枚目)

命の学び〜生まれる・揺るぎない大切なもの〜

2学期のある日、4年生の教室には音楽科の先生が遊びに来てくれました。

そのお腹を見ると、、、なんと赤ちゃんがお腹にいるふくらみが。もうすぐ産休に入られる直前!

子どもたちの中に素直に生まれてくる疑問にたくさん答えてもらいました。

「おなかに赤ちゃんがいるってどんな感じ?」

「痛いって聞くけど、産むのこわくないの?」

おなかにいる子への愛と、子どもたちの声を真摯に受け止めてくださる雰囲気がいっぱい伝わってきて、温かさで満たされていました。

 

実際に、妊婦さんエプロンをつけて「こんなに重いの!?」「意外と軽いんだ!」「でもこれ24時間か・・・」

いろいろな感覚を味わいました。

お腹を触って、「わ!動いた。本当にいるんだ!」ってびっくり。

その日、お家の方に自分が生まれた時のことについてインタビューをしました。

”わたしが生まれた時、どんな感じだったの?どんな気持ちだったの?”

「こんなに嬉しいことってあるんだなぁと。毎日顔を見ているだけで幸せだった」

「生まれたその年から、本当に新しい人生に生まれ変わった気分だった」

「陣痛から70時間以上あったから、いつ生まれるのかなーと思ったけど、助産師さんが「大丈夫です!必ず生まれるから!」と言って「そうか」と思ってホッとした」

普段は聞けない、聞かないようなこともお家の人が伝えてくれて、子どもたちの心は一人一人動きました。

”なんだか自分が生まれてくるまでにたくさん心配かけたと思う。だから自分が健康に生まれてきてよかった”

”東日本大震災があったのは知っていたけど、直前と聞いてびっくりした。何も考えずに大きくなったけど、うまれた時は大変だったんだな〜”

”生まれた時お母さんは苦労したんだなと思ったら涙がでました”

”生まれた時の様子を聞いて、ぼくはうれしかった。なぜかというと「無事に生まれてきてくれてありがとう」というお母さんの感謝の気持ちがすごくうれしかったから。やっぱりどんなにケンカしても好きなんだなということがわかりました”

 

この日に知ったこと、感じたこと、気づいたこと、確かめ合ったこと。

どんなに社会が、周りが、状況が変化しようと、揺るがない大切なものだなと感じます。

 

2学期のふりかえり 走る会

2学期終業式の前日に、高学年の「走る会」が行われました。

この走る会は、体育の授業で取り組む長距離走の集大成として、毎年高学年で行っています。

授業では、「いかに速く走るか」ではなく、「長い距離をマイペースで気持ちよく走る」ことを目標に、2人1組になってお互いのタイムを記録しその記録を見ながら、それぞれがマイペースをつかんでいけるよう頑張ってきました。

本番では4人1チームを作り、自分が走る距離を自分で選択し、その距離を何分で走ることができるかの予想タイムを立てます。そしてそのタイムに限りなく近づけるようチームで声をかけあいながらリレー方式で走ります。

 

また、2週間前から実行委員を立ち上げ、自分たちでこの会をつくりあげていくために、5、6年生が協力してこの会の運営に取り組んできました。

委員会で決まった、走る会の目標です。

①走るのが得意な人も苦手な人も、走るのがもっと好きになる会にしよう。

②みんながマイペースで走り、走ったという気持ちよさを分かち合う会にしよう。

③声をかけあい、チームワークを高めよう。

④コロナ対策をしっかりしよう。

 

賞も決めました。

個人がもらえる「ピタリ賞(予想タイムとぴったり)」「マイペース賞(±10秒)」と、チームでもらえる「チームワーク賞(チームの中にピタリ賞もしくはマイペース賞の人が2人以上いる)」です。

お昼休みや放課後を使って、実行委員会では何度も話し合いをし、準備を進めてきました。

 

そしていよいよ本番。冬の温かな日差しに雲一つない、絶好の走る会日和でした。

 

第一走者が走り始めます。同じチームのメンバーは、「今〇周だよ!」とか、「ちょっとペースが速いよ!」など、横から一生懸命声をかけています。

第二走者、第三走者、そして第四走者へとバトンタッチされていき、次々とゴール。みんなマイペースで走れたのか、苦しそうにしている人は少なく、走った後は汗をふきつつ余裕を持ってその後の走者の応援をしていました。

 

「〇〇が誤差3秒だったよ!」

「見て!ピタリだった!」

「チームワーク賞、取れなかった~」

あちこちから喜びの声や悔しそうな声。一生懸命取り組んだことが伝わってきます。

 

 

表彰式では、賞を取った人がたくさんいて賞状が足りなくなるアクシデントもありましたが、委員会で立てた目標を達成することができた、とてもいい会となりました。

 

<子どもたちの感想>

「今日は自分にとって二度目の走る会でした。

前回私は2km走ったので今回は4km走ろうと思って4kmを選びました。前回はマイペース賞だったので、今回もマイペース賞かピタリ賞を取りたいと思ったのですが、取ることはできませんでした。

でも気持ちよく走れたし、みんなが応援をしてくれてとっても楽しかったです。」

 

「4kmで大変だったけれど、頑張って走ることが出来てとっても楽しくて、また走りたいと思いました。

実行委員が頑張って動いてくれたおかげでここまでできたのでとても感謝しています。」

 

  

2学期のふりかえり おいしい、たのしい、やきいもの会

やきいもの会は、秋の恒例のパートナー活動です。

2学期は忙しく過ごしてきたので、触れ合いは久しぶり。みんなとても楽しみにしていました。

1年生が畑で育てたさつまいもを収穫し、5年生と一緒にやきいもにします。

クラス役員さんの協力も得ながら、

特製の「ふね」(鉄製の火起こしの土台)を設置し、薪を運び、火をつけます。

今年は合宿活動が行えなかったので、5年生にとっても久しぶりの焚き火。

理科の実験でマッチの扱いに慣れてきたこともあり、割とスムーズに着火させることができました。

校庭では、クラスごとにお芋の準備をしました。

ぺーパーにつつんだお芋をジャボンと水に浸し、それをアルミホイルでしっかりとくるみます。

「こげちゃうから、ぜんぶくるんでね!」「もう一枚巻いてもいいよ」

1年生の手元を5年生がやさしく見守り、サポートしていました。

 

いよいよお芋を投入!火の熱を体で感じる瞬間です。

5年生の火の番担当者が交代で焼き加減を調整していきます。

火バサミで薪を移動させたり、鉄串で焼け具合をたしかめたり、

みんな熱心に作業してくれました。

焼き上がりまで、校庭いっぱいにみんな実によく遊んでいました。

(体育の授業を移動してくれたクラスのみなさん、ありがとうございます。)

火の番担当の間は、ペアの5年生が1年生の面倒をみてくれます。

しぜんひろばでは、パートナーのお姉さんにブランコを押してもらったり、

みんなでかくれんぼやおにごっこをしたり。

「鬼はだれがやる?」と5年生がリードしていて頼もしく感じました。

野球をしているグループもありました。

1年生も、5年生もとっても楽んだ秋のひととき。

火を囲む大人たちも「焚き火っていいですねえ〜」「子どもの頃は、落ち葉だけで焼き芋しましたよ」と会話が弾みました。

外は真っ黒でも、中はきれいな黄金色。みるからに美味しそうです。

今回はその場で食べることができませんでしたが、

来年は火を囲んでみんなでお芋を頬張れますように。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2学期のふりかえり BOOK工作団―本の中のクリスマス―

11月から後期団活動が始まりました。オンライン子ども団呼びかけ集会では、さまざまな団のアイデアが出されました。最終的に、野球団、バレーボール団、K-POP団、イラスト団、UVレジン団、アニメマンガ愛好団、BOOK工作団、ペットボトルロケット団が成立しました。

今回は、BOOK工作団の活動をご紹介します。

BOOK工作団は、本にまつわるモノづくりをする団です。しおりやブックカバー、豆本を作ったり、物語に出てくるものを作ったりします。

11月には豆巻物をつくりました!(『おまめの豆本づくり』柴田尚美著/白水社より)

 

12月は、「本の中のクリスマス」をテーマに、クリスマスツリーの飾りを作りました。

『やかまし村の春・夏・秋・冬』(アストリッド・リンドグレーン作/大塚勇三訳/岩波書店)で、スウェーデンの子どもたちがクリスマスツリーに飾るショウガ入りクッキーや、ハート型の紙のかご(ユールヤータ)、『大きな森の小さな家』(ローラ・インガルス・ワイルダー作/恩地三保子訳/福音館書店)で、かあさんがクリスマスにもらう「赤いリンゴにちょうじ(クローヴ)のつぼみをいっぱいつきさしたの」などを作ってみました。校庭の姫リンゴや、クルミも飾り、昔ながらの手作りクリスマスツリーになりました。

 

図書室のツリーに飾りました。

 

こちらはもみの木の枝も本物。いい香り!

 

今年は感染症予防のため、調理や飲食には制限があり残念ながら食べられませんが、図書室にはりんごとスパイスの甘い香りがただよい、クリスマス気分を盛り上げてくれています。(この香りをお伝えできないのが残念!)

BOOK工作団の本にまつわるモノづくり―こんな本の楽しみ方もステキだなあと思います。

『クッキーのおうさま』(竹下文子作/あかね書房)もいますよ。